「川原町まちづくり協定」の趣旨について

■この協定のねらい

 川原町(湊町、玉井町、元浜町、川畔町の各自治会の範囲)の中でも、長良橋西側の川原町筋(玉井町筋)には、明治時代や古くは江戸時代からの町家が軒や瓦屋根をそろえて立ち並んでいます。

 このまちづくり協定の基準の内容は、こうした今も川原町にある家屋群の特徴を考えながらまとめたものですし、これからも守り、さらにより一層良い町並みにしていくために、住民が主体的に作っていくことを目指して提案するものです。

 この協定は住民が自主的に決めていくルールですので、法律などによる拘束力はまだありませんが、紳士協定としてこの精神を守って行ければと思っています。家屋の修築などをされる場合にはこの基準を参考にして頂きたいですし、新築や建て替えの場合にも出来る限り配慮して頂きたい事柄です。

住民の合意によるこのまちづくり協定(案)と併せて、岐阜市の側での景観形成のための手続きを進めることができれば、国の「街なみ環境整備事業」等の指定を受けて、建物や公共施設の整備のための補助を受けることができるようにもなります。

■ここまでの経過

 まちづくり会の役員会として、平成15年度は市のまちづくり事業室や岐阜大学などの協力も得て協定案づくりを進めていくこととしました。これまで、金華まちづくり研究会の建築士の方々の案や、平成14年度「まちづくり総合支援事業」でのコンサルタントが作成した案を土台として比較しながら、さらに住民の手作りによる原案の検討とその現地確認を行なってきました。

 原案は、地域の範囲、建物の高さと形態、街なみの連続性、空調室外機や広告看板、その他のことについて役員会として検討してまとめたものです。

なお、今回の原案では、玉井町筋(鵜飼乗船所から元浜町の西端まで)の両側で道路に接した部分とその奥行き部分についてのまちなみのルールを検討していますが、今後さらに川原町全体についても検討していくことを視野に入れています。

また、湊町・上材木町・御手洗・鏡岩自治会におきましては、平成13年10月に「湊町・上材木町・御手洗・鏡岩憲章」が作成されていますので、詳細が決定するまではこれを参照していただきたいと考えています。

■これからの取組みについて

 役員会としてまとめたこの原案について、さらにこれから住民の皆さんからご意見を頂いて議論を進め、合意ができるようになれば総会などを開いて「まちづくり協定」として決定したいと考えています。