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嗚呼!情報教師・数学教師
私立高校教員志望の学生・院生へ(2/3)

いろいろ書いてたら長くなったので、3分割にしました。ヾ(^-^;) ゴメンゴメン

私立高校を知る(1/2)

 学生や院生の皆さんは、私立高校の特徴を知っていますか?私立高校を知るために、分類・比較しながら特徴を説明します。最初に簡単な問題を解いてみましょう。

 問題:このエッセイの趣旨に沿って高校を3種類に分類するとき、正しい分類は以下のどれか。

  1. 全日制 ・ 定時制 ・ 通信制
  2. 普通科 ・ 専門学科 ・ 総合学科
  3. 女子校 ・ 男子校 ・ 共学校
  4. 公立高校 ・ 国立高校 ・ 私立高校

 

  1. 全日制・定時制・通信制(×
  2. 普通科・専門学科・総合学科(×
    1.や2.の分類を解答された方は、問題文を正確に読んでいない可能性があります。分類としては正しいですが、私立高校が入っていませんよ。これらの課程や学科を知りたい方はググるなり何なりと(以下略)。

  3. 女子校男子校・共学校(×
     この分類をされた方は、ご自身の妄想にそって高校を分類しているロリコンまたは腐女子の可能性が高いです。女子高校生や男子高校生に萌える方は教員に向いていません。希望する高校の教員になった場合、不幸になる可能性が3つ待ち構えています。

    1. 現実の生徒を相手に仕事
       → 妄想と違う生徒に幻滅
       → 人生の目標を失う → orz
    2. 生徒に手を出す → 訴えられる
       → 裁判で負け → 莫大な借金 → orz
    3. 生徒に手を出す → 結婚
       → 再度、生徒に手を出す → 離婚
       → 莫大な慰謝料や養育費 → orz


    いずれにせよ、教職以外の就職に全力で向かって下さい。あなたが教職をあきらめる事で日本の平和とあなたの幸福が両立します。(本当か?)

  4. 公立高校・国立高校・私立高校(
    そうです。これが正解です。内容が分からなくても、エッセイのタイトルに「私立高校」とありますから正解だと分かります。受験のテクニックの基本ですよね。

 参考までに、公立高校・国立高校・私立高校のキーワードを紹介します。

 公立高校のキーワードは「教育の機会均等」です。各学校が個性を発揮するよりも、機会が均等である事が重要です。ただし、最近は公立高校でも「特色ある○○」なんて言葉が飛び交っています。時代のニーズなんですかねぇ・・・

 国立高校のキーワードは「実験校」です。双生児の研究は有名。データの偏りを少なくするために、高校入試でも抽選が行われています。受験指導はほとんど無く、生徒が実験台になる実験的な授業をしているのに進学率が高いです。

 私立高校のキーワードは「建学の精神に基づく教育」です。個性が強い私立高校が多いのは当たり前ですね。

私立高校を知る(2/2)

 さて、採用試験を受ける前に知っておいた方が良い事があります。

学校そのもの

  • 学校の種類は様々です。以下が参考になるかも。
    • 全日制・定時制・通信制
    • 普通科・専門学科(商業や工業など)・総合学科
    • 女子校・男子校・共学校(共学と別学)
    • ミッション系・仏教系・神道系・宗教無関係
    • 中高一貫・高大一貫・小中高一貫・高校単独・その他
  • 研究日(休日以外に出勤しなくても良い日)の有無も重要。研究日ありの方が当然良い。
  • いわゆる「教員組合」がある方が良い。(日教組ではありません、念のため。)
  • 毎年同じ教科の募集をしている私立高校は職場環境が悪い可能性がある。(毎年のように退職者がいるからかも?)有名な話ですが、例外を以下に列挙しました。
    • 創立40年前後の高校だと、創立当初の教員が定年退職するので募集が連続する場合がある。
    • 付属中学を設立する場合、中学の教員免許を持っている人を採用する関係で募集が多くなる場合がある。
    • 高校入試の募集人数を変えずに付属中学を設立する場合、教員の募集が連続する場合がある。
  • 学校の情報はネットでも調べられます。私立高校は個性が強いですから、相性が悪いと続きませんよ。裏情報の取り扱いは自己責任。

高校の(いわゆる)偏差値と業務の相関関係

  • 就職が多い高校では生活指導などが求められる傾向がある。
  • 受験校では難関私立大学や国公立大学の受験指導が求められる傾向がある。
  • いわゆる偏差値の高い進学校ではレベルの高い(大学教養レベルが教えられる)授業や、教員の学問的資質、自己研鑽が強く求められる傾向がある。

採用試験について

  • 私立高校の採用は、基本的に補充採用。
  • 専任採用は基本的に学校独自で募集(ウェブや新聞、大学の就職課など)して、学校独自の採用試験で採用する。
  • 私立高校だから縁故採用は珍しくない。(大学の先生に聞いてみるのもアリ)
  • 学歴は、基本的に高い方が良い。高校によっては修士以上が応募条件になる場合がある。
  • 学校によっては、部活の指導が目的で採用する場合がある。この場合、特定の部活において、本人の実績や指導実績が重要となる。
  • 非常勤講師採用は、いわゆる「私学適性試験」でも可能。専任採用は期待しない方が良い。
  • 可能なら、院生時代に非常勤講師を経験しておいた方が良い。
  • 情報の教員免許だけでは専任採用は難しい。(教科情報が消滅すると、自動的に解雇かも)

 いろいろありますね。一応、夏期休暇について確認します。

「高校教師は夏期休暇が長い」は誤解

「夏期休暇=授業以外の業務」が正解

夏期休暇中の業務を一部紹介します。

  • サマースクール
  • 夏期講習会
  • 部活の合宿引率
  • 部活の遠征(練習試合など)
  • 海外研修引率
  • 研修会に参加
  • 学校説明会(勤務校主催)
  • 学校説明会(私学協会主催)
  • 学校説明会(塾主催)
  • 各種業者打ち合わせ
  • 2学期の授業の予習
  • 入試問題作成
  • その他

再三の確認ですが、

悠々自適な夏期休暇なんて無いよ!
ウワァァ━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━ン!!!!


【私立高校教員志望の学生・院生へ】 (1/3) (2/3) (3/3)

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