通販生活

武田甲州のペイ・オフ教室

ペイ・オフQ&A 基礎編

応用編はこちらへ

○ペイ・オフに関する簡単なQ&Aです。参考としてください。

Q1.ペイ・オフ解禁はいつですか。

Q2.ペイ・オフで保護される金額はいくらですか。

Q3.ペイ・オフで保護される預金にはどのようなものがありますか。

Q4.ペイ・オフで保護されない預金にはどのようなものがありますか

Q5.ビッグ・ワイドは保護されるのでしょうか。

Q6.預金保険で保護される金融機関にはどのようなものがありますか

Q7.預金保険で保護されない金融機関にはどのようなものがありますか

Q8.法人の預金は保護の対象ですか

Q9.地方自治体の預金は保護対象ですか

Q10.複数の金融機関に預金している場合にはどうなるのでしょうか

Q11.複数の支店に預金している場合にはどうなるのでしょうか

Q12.預金以外に借入れがある場合、相殺がされるのでしょうか

Q13.名寄せにはどのくらいの期間がかかるのでしょうか

Q14.仮払いの制度を教えてください

Q15.預金の買取りについて教えてください

Q16.満期前の定期預金は、どのように取り扱われますか

Q17.家族で口座がある場合には、どのように取り扱われますか

Q1.ペイ・オフ解禁はいつですか。

ペイ・オフ解禁は2つの段階により実施されます。平成14年3月末までは預金の全額保護制度が維持されます。平成14年4月以降は、普通預金や当座預金など決済性預金を除きペイ・オフが解禁されます。平成15年4月以降は決済性預金についてもペイ・オフが解禁されます。

Q2.ペイ・オフで保護される金額はいくらですか。

元金1000万円までとその利息となっています。1000万円超の部分は、預金保険機構によって買取られますが、破綻金融機関の財務状態をみて0〜100%の範囲で払戻しの率(概算払率)が決められます。

Q3.ペイ・オフで保護される預金にはどのようなものがありますか。

  • 定期預金
  • 定期積金
  • 当座預金
  • 普通預金
  • 通知預金
  • 納税準備預金
  • 別段預金
  • 掛金
  • 元本補てん契約のある金銭信託(貸付信託を含む)
  • 金融債(本人を確認することができるものとして政令で定めるもの)
  • これらの預金等を用いた積立・財形商品

Q4.ペイ・オフで保護されない預金にはどのようなものがありますか

  • 外貨預金
  • 譲渡性預金
  • 特別国際金融取引勘定において経理された預金(オフショア預金)
  • 日本銀行又は金融機関等からの預金等
  • 預金保険機構からの預金等
  • 無記名預金等
  • 架空名義預金等
  • 導入預金等

   ・無記名預金、架空名義預金などは、特に保険金支払等の対象とする必要はないとの考え方により、

    保護の対象から除外されます。

Q5.ビッグ・ワイドは保護されるのでしょうか。

 信託銀行のビッグは、元本補てん契約のある金銭信託であり、保険金の支払対象となっています。ただし、ヒットは、元本補てん契約のないものであるため、預金保険の対象外になっています。なお、信託財産は信託銀行から切り離して管理されているため、保護対象外であっても預金よりも安全性は高いと言えます。

長期信用銀行のワイドは金融債という公社債の一種であり、有価証券ですから保険金支払の対象外となっています。金融債は、平成13年4月から、本人を確認できるものとして政令で定めるものに限られます。

Q6.預金保険で保護される金融機関にはどのようなものがありますか

日本国内に本店のある金融機関で、以下の金融機関となっています。

  • 銀行(都市銀行、地方銀行、第2地方銀行、信託銀行、長期信用銀行)
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫
  • 信金中央金庫
  • 全国信用金庫連合会
  • 労働金庫連合会

本店が日本国内にあっても、海外の支店に開設した口座は保護対象外となっています。

Q7.預金保険で保護されない金融機関にはどのようなものがありますか

●外国銀行の在日支店

●商工組合中央金庫(商工中金)

●郵便貯金

●農林中央金庫(農林中金)

●農業協同組合・漁業協同組合

●証券会社

●生命保険会社

損害保険会社

商工中金や郵便貯金は政府系金融機関として最終的には政府が保証します。農林中金や農協・漁協の預貯金等は預金保険とほぼ同じ機能を持つ農水産業協同組合貯金保険機構」が運営する、農水産業協同組合貯金保険制度によって保護されます。外資系の銀行でも日本国内に本店のある銀行の場合(在日現法)には、預金保険保護の対象となっています。

また、証券会社、生命・損害保険会社は、それぞれ投資者保護基金、保険契約者保護機構への加入が義務付けられており、それぞれ投資家、保険契約者の保護のための枠組みが設けられています。

Q8.法人の預金は保護の対象ですか

個人の預金と同様、元金1000万円とその利息が保護されます。法人という理由で大きい金額が保護の対象とされるわけではありません。

Q9.地方自治体の預金は保護対象ですか

平成12年の法律改正により、地方自治体等の公金預金も保護の対象となりました。元金1000万円とその利息が保護の対象となります。 

自治体の公金預金の損失軽減については、預金保険のほかに基金や借入金との相殺契約などが考えられています。

Q10.複数の金融機関に預金している場合にはどうなるのでしょうか

それぞれの金融機関ごとに、1000万円までの元金とその利息が保護されます。

Q11.複数の支店に預金している場合にはどうなるのでしょうか

同一金融機関の複数の支店に口座を開設している場合、名寄せにより預金を合算したうえで、1000万円までの元金とその利息が保護されます。

 名寄せは実質的な預金者を確定するものであり、○○商事など法人が支店等の名義で複数の店舗で口座を開設している場合には、一つに合算されることになります。また、取締役名義や部長名義の預金等も、その法人の預金等としてみなして名寄せされ、同一預金者として1,000万円までの元金とその利息が保護されます。

Q12.預金以外に借入れがある場合、相殺がされるのでしょうか

 預金は、1000万円までの元金とその利息が保護の対象となっていますが、この場合、借入金の有無とは関係なく保護されます。 したがって、借入金があるからといって預金との相殺はなく、借入金はそのままの残高が維持されることになります。

ただし、当該預金等が担保預金となっている場合には、預金保険機構は、借入金相当額の預金については保険金支払を保留することができることになっています。つまり借入金は担保預金と相殺されますので、その残額のうち1000万円までの元金とその利息が保護されることになります。

Q13.名寄せにはどのくらいの期間がかかるのでしょうか

 ペイ・オフに伴う名寄せにどの程度の期間がかかるかはわかりません。金融機関の規模やシステム化の程度にもよりますが、最終的には手作業に頼ることもあり得るため、どの程度の時間がかかるのかは予想できません。

Q14.仮払いの制度を教えてください

名寄せに時間がかかると判断された場合には、預金者の生活資金として仮払いの制度が用意されています。1口座につき20万円を限度に保険金の前払いを受けることができる制度です。ただし、普通預金(総合口座を含みます)に限定されています。

Q15.金の買取りについて教えてください

預金の買取りとは、元金1000万円以上の預金等を預金保険機構が買い取る制度のことを言います。預金保険機構が決定した概算払率にもとづき預金者から預金を買い取ります。概算払率は破産手続により弁済可能と見込まれる額「清算見込額」を考慮して0〜100%の範囲で決められます。なお、預金等債権の買取り後、破産手続等により預金保険機構が回収した額が、買取りに要した費用を差し引いても、預金者に支払った概算払額を上回る場合は、その金額を追加的に支払います。

Q16.満期前の定期預金は、どのように取り扱われますか

定期預金は満期の期日に関係なく、1000万円までの元金とその利息が保護され、払い戻しを受けることができます。

Q17.家族で口座がある場合には、どのように取り扱われますか

預金保険での保護は預金者ごとに元金1000万円とその利息とされています。したがって、家族の分が合算されることはなく、ひとり一人別々に保護されます。