自動車保険の保険料の算出のいろいろ
自動車保険の保険料は、商品により様々な条件で決定されます。

●自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
自賠責保険の保険料は、自賠責法に基づき、政令により決定されます。

●任意保険
任意保険は、基本となる条件の他、各種の割引・割増などの制度で決められます。

基本条件
まず、それぞれの保険の「保険金額」を決めます。その後は、車種などによって決まっていきます。

賠償保険、人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険
契約する車両の「車種」と、「排気量」により決定されます(表参照)

1 軽乗用自動車
2 軽貨物自動車
3 普通・小型乗用車
●排気量1500CC以下
●排気量1500CC超2500CC以下
●排気量2500CC超のディーゼルエンジン車で、5,7ナンバーのもの
●ロータリーエンジン搭載車両については、総排気量を1.5倍した数値を用いる。
4 小型貨物自動車
5 2t以下の普通貨物自動車
6 キャンピングカー(8ナンバー)

二輪車は下表のようになります

1 原動機付自転車(排気量125cc以下のバイク)
2 自動二輪車(排気量125cc超のバイク)

 

車両保険

契約する車両の型式により、「初度登録年」「車両価額」による他、型式毎に定められた、1から9までの「車両クラス」によって決定されています。
車両クラスは、数字が上がるほど、保険料が高くなります。
価格や事故率の低い車両が保険料が安くなり、
価格や事故率が高いと保険料が高くなるようになっています。
(このクラスは、毎年(1月)に、実績に応じて改定されます)

免責金額
対物賠償保険と車両保険に設定されることがある金額で、「自己負担額」のことをいいます。
この金額の設定方法は、保険や保険商品、ノンフリート等級などによって違いがありますが、具体的には保険会社の提示する自動車保険契約の明細をご覧ください。

ノンフリート等級
これは、契約毎の事故歴によって、保険料を割引あるいは割増する制度です。
※保険でいう事故=保険金を支払うことをいい、保険契約毎に数えます。免責金額の範囲内の軽微の事故で保険会社から支払いを受けない場合には保険の事故にはカウントしません。

運転者の年齢条件
これは運転者の年齢を制限することによって、保険料を割引くもの。
現在、最も多く採用されている区分

●全年齢担保(運転者の年齢を問わないもので割引なし)
●21歳未満不担保(21歳未満の人が運転者の場合、補償しない)
●26歳未満不担保
●30歳未満不担保

※いわゆるリスク細分化保険などでは年齢の区分をより小さくしたものも保険会社によってはあります。

車両の安全装備などによる割引
車両の安全装備によって、保険料を割引くものです。

装備 割引の対象
エアバッグ(デュアルエアバッグ) 人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険の保険料
ABS(アンチ・スキッド・ブレーキ) 対人、対物賠償保険、人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険の保険料
横滑り防止装置 対人、対物賠償保険、人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険の保険料
衝突安全ボディー 人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険の保険料
低公害車両(エコカー) 保険料全体が割引

 

その他保険料算出に関係のある事項

車の使用目的 車の使用目的を「レジャー」「通勤通学」「業務」の3種類に区分
年間走行距離 走行距離によって、保険料を決めるもの
ゴールド免許 記名被保険者の免許証の帯色によって、保険料を割引くもの
居住地域 記名被保険者の居住地域によって、保険料を割増引きするもの。
関東甲信越地域などが割引になり、北海道、関西、九州などは割増になっている模様。