店に入るなり、店内を一瞥。初めての店でも座る位置を即座に判断し、もたつかないようにします。 |
メニュー又は壁に貼られた値段表を見て、もたつかずに注文。初めての店では一番安い普通のラーメンを注文します。腹が減ってても、始めての店では大盛は頼みません。大抵の店では大盛にすると不味くなることが多いからです。 |
待ってる間は店の中、厨房の中、使ってる器具・用具やオヤジの手つきをじっくり観察します。店の中を観察するときはあまりキョロキョロしてはいけません。あくまで観察はさり気なく。 |
漫画や雑誌を読みながら待つなんて、せっかくの観察のチャンスを逃すようなもったいないこともしてはいけません。これは実食中にも言える事ですが、オヤジが丹精こめて作ってくれたことに対しても失礼です。(でも、漫画が山積みになってるラーメン店もあるし...行きつけの店では時々やってるいい加減なコヤマンでした。^^;;) |
待ってる間に水をガブガブ飲まないようにします。これやるとラーメンが不味くなります。 |
ラーメンが出てきたら、割り箸を割りながらラーメンをじっくり観察します。スープの色・香り、具の種類・量、麺の形状等をチェック。じっくりと言ってもこの間は長くて5秒程度です。尚、割った割箸2本をこすり合わせるようなことをしてはいけません。 |
さて、いよいよ実食に移ります。最初にスープを一口ぐっとすすり、その味を舌の上で丹念にチェックします。胡椒などの調味料を最初に入れてはいけません。調味料・薬味等はスープを一口味わったあとに入れます。 |
次に麺にとりかかります。いくらチャーシューが美味そうに見えても、麺が先です。途中で噛み切らずに一口で食べられるくらいの麺を箸でつかみ口に運びズルズルと音を立ててすすります。ここで味や湯で加減、腰、スープとの絡み・相性をチェックします。スープ、麺がそれぞれまあまあの出来でも相性が悪くて全体としてはバツのラーメンはここで馬脚を現します。 |
それから、待ちに待ったチャーシューを始めとする具です。具は麺とスープの合間に時々食べるようにします。麺とスープのアクセントとして、味と歯ざわりを十分楽しみながら食べます。 |
あとは、ひたすら食べるのみです。スープ、麺、具が三位一体で初めてラーメンなのですから「バランスよく」食べるようにします。麺だけ、あるいは具だけが最後にたくさん残るような食べ方はいけません。また、食べるのに時間をかけ過ぎてもいけません。せっかくオヤジが食べ終わるまでの時間も計算に入れて作ってくれたラーメンが不味くなります。 |
最後に残ったスープを飲みます。スープが不味かったら別ですが、美味かったらオヤジが丹精こめて作ってくれたスープは全部飲みましょう(血圧が気になる人は要注意)。ただ、私の場合どんぶりの底に1〜2mm残すように飲みます。底にはスープの中の澱や具の残骸、胡椒等が沈んでいるからです。 |
食べ終わったら「ふ〜」と一息ついて店を出ます。あまり長いこと店の中に居座ってはいけません。 |
最初に食券を買う方式の店でなければ最後に勘定を払って店を出ることになります。このとき間違っても粋がって「お愛想!」などと言ってはいけません。「お愛想」とは本来店側が客に対して使う言葉で、客側で使うと大変失礼になります。正しくは「お勘定」または「おいくらですか」など。 |
店を出るとき引き戸を後ろ手に閉めて、さっと出ます。完全に戸を閉め切らないで出て行く「非常識な人」にならないように要注意。自動ドアや開き戸の時はそのまままっすぐ出て行きます。満足したときは「オヤジさん、美味かったよ。」の声を忘れずに。 |