5 年周運動

 日周運動について、本宮での春分の日を例に学習したわけですが、このままではこの日しか使えません。そこで、この携帯プラネを1年じゅう使えるようにしますということで、年周運動の説明(正確には、任意の日の日周運動ですが)を行いました。

 年周運動は、地球の公転による1年間の星の見え方の変化です。とは言っても、日周運動との“ちがい”は、黄道上における太陽の場所だけです。したがって、任意の日の星の見え方については、該当する黄道上の日付に太陽シールを貼ればよいわけです。
 ただし、この場合太陽の場所と時刻が合わなくなる(例、6時の太陽は真東ではない)ので、これを補うために太陽赤経の赤道上に赤道シール(赤)を貼り、この赤道シールによって日周運動と同様にやるのがこの指導の工夫点です。つまり赤道シールの位置が時刻を表すことになります。
例として、(本宮で)7/1の18時に、天頂に見える星座を考えてみましょう。まず左図のように、
1)黄道上で7/1の場所に太陽シールを貼ります。
2)同じ赤経で黄道上に赤道シールを貼ります。
3)18時=西なので、その位置になるようにプラネを回転させます。
4)天頂の赤経と赤緯を確認し、答えます。
 このように、いろいろな条件に合わせて延々と指導しました。さらに、本宮以外にお嫁さん、お婿さんに言っても使えるように(^_^;)と、本宮以外での日周運動の確認をしました。(さすがに南極では無理ですが・・・)

 Point:周極星と出没星に区別される赤緯を求める=90°−緯度
     天頂の赤緯を求める=その地点の緯度

とりあえず、携帯プラネを用いての星の見え方の指導について、基本的には今回で指導終了です。


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