P波は縦波(疎密波)で、どの物質でも通過し、S波は横波(ねじれ波)のた
め、固体しか伝わらないことを理解させます。粗密波とねじれ波の違いは、実験用スプリングを用いて視覚化しました。

ここで、「萩谷方式」による生徒への体験説明を行います。
生徒を数人、かなり近い間隔で並ばせます。つぎに、前の人の肩を後の人はしっかりとつかみます。そして一番後ろの生徒は前の人を十分に支えるように指示します(一応事故防止のため)。これで準備OK。
◎P波のシミュレーション・・・先頭の生徒をどつく→どんどん後ろに倒れる。 波の、 ↑振動方向 と ↑進行方向 が同じ。次に、肩から手を離しても、同様の結果となります。ここで、肩を持つ意味を 説明します。
・肩をつかむ=しっかり結合した、固体。 ・肩をつかまない=ゆるい結合の、液体&気体。 と考えること。なんでそんなこと?ということですが、また肩をつかませて、
◎S波のシミュレーション・・・先頭の生徒を横に揺らす→後ろも揺れる。 波の、 ↑振動方向 と ↑進行方向 が直角。次に、肩から手を離してしまうと、揺れるのは先頭の生徒だけ。後ろの生徒はぼーっと関係なし、すなわちS波は伝わりません。つまり、分子が強固に結合していない液体・気体でS波の伝わらないことが、体感的に理解できるわけです。
#実はこの指導法、萩谷さんのHPでの授業実践報告を見て、面白いと思いやっ てみました。萩谷さんに感謝m(__)m。