2 火山噴出物

 最近の有珠山の状況について、簡単な報告をしたあと、「火山噴火ででる物質−火 山噴出物」と題して、実物を目の前にしながら話をしました。
※今回の授業設定は、次回に火山灰をとりに行くための布石です。

 最初に火山の形について少し確認したあと、噴火ででるものを2種類に分けて説明 しました。すなわち降下物(fall)と流下物(flow)です。
 fallでは、図を書きながら噴煙からぱらぱらと落ちてくるものを生徒に質問し、 「火山灰」という答えを引き出します。また、火口近くの大きなものは「火山弾」で す。火山弾は伊豆大島から持ち帰ったものを、生徒に見せました。そして生徒の机を 班単位で並べさせ、伊豆大島で持ち帰ったスコリアと、新島の軽石(購入)を配布し ました。
 次にflowということで、溶岩流を紹介します。溶岩を構成する岩石と言うことで、 玄武岩・安山岩・デイサイト・流紋岩を生徒に配布し、色の違いや特徴などを感じて もらいました。

右下から左上にかけて、「スコリア」「玄武岩」「安山岩」「デイサイト」「軽石」「流紋岩」です。

 最後に火山ガス。これはさすがに実物はもって来れないので(^_^;)口頭ですが、こ れによる被害が最近吾妻山であったこと、また噴火の大きな原動力であり、決して無 視できない存在であることを強調しました。
 最後に「もう一つのflow」ということで、火砕流を説明しました。今回の有珠山で もっとも心配される状態です。

 次回は、この辺にも実は安達太良山などを起源とした火山灰が分布していることを 説明、それを取りに行くために、服装や靴などに気をつけるよう言いました。


前の授業次の授業

目次へ戻る