イントロダクション「有珠山噴火でスタート!地学」

 こんにちは。今年1年間地学の授業を担当する渡辺公一です。皆さんはどんな思いでこの地学を選択しましたか? 星や天気のことを知りたい、化石を学びたい、地球のことについて詳しく知りたい・・・もしかして、一番簡単かなと思ってとった人はいますか?  すみません、実は地学は理科の中で最も難しい(という先輩方の評判)です。覚えることはたくさんあるし、計算はめちゃくちゃ大変なんですねぇ・・・。でもなんだかんだ言いながら、私自身は1年間楽しくやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 さて、最近のニュースで話題になったことといえば、やはり「有珠山噴火」でしょう。有珠山は3/31に噴火し、現在も活発な活動を続けています。ちょっと新聞記事のコピーを持ってきたので、ご覧ください。
 有珠山は3/31の午後1時過ぎに、西山ふもとから噴火いたしました。噴火形式は「マグマ水蒸気爆発」といって、地下水にマグマが触れ、爆発したものです。また、翌4/1には、洞爺湖温泉街そばの金比羅山麓から再噴火をしました。

 しかしながら今回は住民の人的被害はまだありません。史上初めて噴火前に避難勧告がでて、危険地域の住民が全員避難したからです。つまり「噴火予知」が成功したのです。予知を成功に導いたのは、今までの研究の積み重ねです。さらに、今後噴火がどのように推移するのか、これも過去の例をよく調べることで推定することができるのです。

なお、最近はやや落ち着いているようですが、決して油断はできません。今後ともTVや新聞などのニュースで有珠山の状況をつかんでいくことが必要とされます。

 有珠山の状況は他人事ではありません。この辺は安達太良山や吾妻山など、活発な火山がそばにあります。そもそも日本列島、特に東北地方脊梁山脈の大部分は、このような活発な火山活動によって形成されています。火山についての知識は日本人にとって必要不可欠なものといえます。

 このようなことを直接学べる科目が「地学」です。地球が対象なので、なかなか実験などをやりづらい部分はありますが、それでもがんばって多くの実験・実習・観察を通して総合的に地球を考えていければと思います。それではともに1年間がんばっていきましょう。


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