杉山剛英著 『どきどき化学なるほど実験』

化学実験20

濃硫酸にマグネシウムは溶けるか?

〜酸の性質と水の力を知ろう〜

2000.11.20.

 濃硫酸=強力な酸というイメージが強いですが、実は濃硫酸のままでは酸とは言えないのです。教科書p42には「酸とは水溶液中でHを生じる物質である」と書いてあります。水の役割を実感し、酸が酸となるための条件を考えてみましょう。

準備:濃硫酸、希硫酸、マグネシウムリボン、試験管、水、ピペット

やり方:

  1. 試験管に希硫酸を親指の1関節の長さほど入れます。
  2.   注:薬品を注ぐときには、必ずラベルを上にします。

  3. そこにマグネシウムリボンを入れます。
  4.     結果:

     

  5. 濃硫酸にMgリボンを入れたらどうなるか予想してみよう。
  6.     予想:

     

  7. 濃硫酸の入った試験管にMgリボンを入れる。
  8.     結果:

     

  9. そこにピペットで水を2滴加えてみる。
  10.     結果:

     

  11. さらに水を加えて、反応を確かめてみよう。

    結果:

 

 

 

 

 

 

質問1 希硫酸にMgを入れたときに発生する気体は何ですか。またこの反応の化学反応式を書きなさい。

 

 

 

質問2 なぜ水が少ないと途中で反応が止まるのですか。

 

 

解説)

 酸としての働きは、電離したH+イオンと水H2Oが結合したH3O+イオンが行います。

 濃硫酸にはH2Oがほとんどないため電離していない状態なので酸としての働きを示せないのです。

 そこに水を加えていけばH+イオンはH3O+イオンとなって酸の働きを示すのです。

 

 

 

 

 

 

 

(感想)

 

 

2年  組  番 氏名               。