杉山剛英著 『どきどき化学なるほど実験』

化学実験19

溶解=水分子との結合

〜「溶ける」は「混ざる」ではない〜

2000.11.14.

 水への溶解とは溶質の分子と水分子が結合する化学反応であって、「混ざる」こととはちがう現象です。今回はCu2+イオンを用いて溶解と混合のちがいを色の変化で考えてみましょう。

準備:無水硫酸銅、50mlビーカー、ガラス棒、食塩、水、ショ糖、塩化カリウム

やり方:

  1. 無水硫酸銅の水和

  1. 50mlビーカーに無水硫酸銅(白色)を小さじ山盛り3杯入れる。
  2. 底を手で持ち、無水硫酸銅に水を3滴ほど入れる。
  3. ※このときの水は、蒸留水あるいは脱イオン水を用いること。

       結果:

     

     

  4. 水を加え、25mlにして良く攪拌する。
  5.    結果:

     

     

  6. ここに食塩を大さじ1杯加え攪拌する。
  7.    結果:

     

     

  8. さらに水を加えていくが、やる前に予想を立てよう。

   予想:

 

   結果:

 

 

 

 

  1. 飽和食塩水にショ糖やKClを溶かす。

  1. あらかじめ用意した飽和食塩水を50mlビーカーに30mlほど入れる。
  2. 大さじ山盛り1杯ほどのショ糖を加え、かき混ぜてみる。
  3.    予想:

       結果:

  4. 別のビーカーに同様に飽和食塩水をとり、同様にKClを加えてみる。

  予想:

  結果:

 

解説)

 

物質が水に溶けるのは、物質を構成する分子やイオンに水分子がゆるく結びつくからです。このような現象を(    )と言います。Cu2+イオンの場合は、何が結びつくかで色が変わります。食塩水の溶解は、教科書p38の図5のように、NaClの間に水分子が割り込んで引き離します。そしてそれぞれのイオンに水和するのです。ショ糖がそこにさらにとけ込むのは水和のしくみがちがうことを予想させますね。

(感想)

 

 

 

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