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合唱コンクールを成功させるための学級経営9のポイント
学級を統率するための3つのステップを合唱コンクールでも生かそう。
1.目標をつくる
クラスで目標を立てる。
「優勝する」なのか「入賞」なのか「賞にはこだわらない」のか。普通は「優勝をめざす」ことになる。
スローガンを作る。
「めざせ金賞、こころをひとつに」
「輝け、心のハーモニー。優勝目指して一直線」」
「harmony & heart この手につかめ 金賞」 など。
もちろん、生徒に考えさせる。係に考えさせてもよいし、公募でもよい。
具体的な目標を決める
「本番までに100回の練習」
「カセットは1日1回、必ず聴く」
「○日までに、覚える」 など
決まったら、大きく紙に書いて、教室に掲示する。
2. 生徒(係)を動かす ・・・・・実行委員を中心に活動を進める
必ず必要な係は a. 指揮者
b. 伴奏者
c. パートリーダー
(音楽の先生から人数の指示があればそのとおり、私は、ソプラノ、アルト各3人男声5人にする。)
本校では、その他 学級委員長、文化委員(男女各1名)が協力する。
3.練習方法(目標を達成するしくみをつくる)・・・・・教室での練習を想定
1回のメニュー。
1. 係は前に出る。
2. 合図で机を動かし、整列する。 (30秒をめざす)
3. はじめ。リラックス体操、発声練習 (約1分30秒)
4. 今日の練習目標(指揮者より)
5. 練習 (15分・・・例えばパート練習10分、合唱5分)
6. 今日の評価(指揮者より) (20〜30秒)
7. 担任より。誉めて誉めて誉めまくる。個人名を出して誉める。(1分)
8. 終わり。(机の整頓)
以上で約20分。テンポとリズムが大事。
朝練習
朝練習は、クラブと違い、長時間毎日すると、ついて来れない生徒が続出する。朝練習で上手になることをめざすより、クラスの意識を高め、団結するための手段と考える。「朝早くから、全員来たな」「遅刻者がいなくて、すばらしい」そういう気持ちで1日のスタートがきれることをめざす。短時間、ここぞという日を選んで。(リハーサルの日、本番の朝、本番3日前から、など。)
練習試合(交流練習、合同練習)
ある程度合唱ができるようになた時の、更なるステップアップを目指す手段。担任間で事前に相談しておき、クラスにやってみようかともちかけ、数日前に、係を相手の担任にお願いに行かせる。お願いされたクラスの担任は、クラスで受けることを確認し、返事をする。時間と場所は担任間で相談する。
a. 同じ学年の他のクラス(うまいと評判のクラスがよい)
b. 他学年で、同じ曲を歌っているクラス。(後輩には負けられない) など。
練習場所
普通は教室。割り当てられたら、音楽室、体育館。
階段、廊下などの、閉ざされた場所、壁や、黒板に近寄って、そこに向かって歌うのは、声が響き、よく聞こえる。(小さい声でも、うまく歌えているような気がするので注意。)
逆に、外に出て歌うと、声が全部ぬけてしまうので、一人一人に自信がなくては歌えなくなる。体育館の状態に似ている。(大きな声を出そうと、どなった声になりやすいので注意。)
4.. 歌わない生徒の指導。
こういう様々な困難を乗り越えることでドラマが生まれ、クラスが団結していく、ととらえる。 「歌わない生徒」のほとんどは「歌えない」生徒だから、励まし、繰り返し練習することで歌うようになる。「先生と一緒に練習しよう」と誘ってみよう。声の小さいパートを責めるのではなく、援助し、励ます。
「歌わない」ことへの指導は別途必要になる。
5. 誉める。
全体の前では、誉めて、誉めて、誉めまくる。頑張っている生徒を誉めることに徹する。すると、ごく一部の生徒を除いて、やる気のある子がふえてくる。
6. 音楽の時間を見に行く。
自分の授業との兼ね合いで難しいかもしれないが、もしあいていたら、見に行こう。あつかましくTTで入れてもらうのもよい。音楽の時間にどんなことを習って、どんな風に歌っているのかわかって、勉強になる。
前もって、音楽の先生には見に行かせてもらうことを頼んでおこう。
7. 学級通信でもりあげる。
お得意の先生もおられよう。曲が決まり、係が決まったところから、練習の様子、音楽の時間の様子、音楽の先生に聞いたこと、作詞、作曲者のこと、ネタは尽きない。生徒の写真を入れるのもいいねえ。
また、係に、「合唱コンクール新聞」などを作らせてもよい。
8. 指揮者、伴奏者への指導、声かけ。
技術的な指導は、音楽の先生がやってくれるはず。担任の先生でも、できる範囲で、どんどん実技の指導もしよう。
本番を迎える上での、指揮者、伴奏者の負担は大きい。特に、伴奏者は。意識して、励まし、相談相手になってやり、言葉をかけよう。