ある日のこと、
私が路上でゆずの「サヨナラバス」をハープ付きで弾き語りをしているとゆずファンだという女の子に「いつか」をリクエストされました。
そこでホルダーからCのハープをはずしDのハープをつけようとしたその時、
「なんでそんなにたくさんハーモニカ持ってるんですかぁ?」
「・・・いや、あの、ハーモニカってのは曲のKeyにあわせて使い分けなきゃいけないんですよ。」
「え〜!そうなんですか!?ぜんぜん知らなかったぁ。」
知らない人が多いですが、
ハーモニカは曲にあわせていろいろなKEYのものを使い分ける必要があります。
(ただしクロマチックハーモニカは除きます。クロマチックって何?という方はこちらへ)

私の乏しい音楽知識では、Key(=調)とは何かということを簡単に説明できないので省略します。詳しく知りたい方は楽譜の入門本などをお読みください。

 

KEY(=調)について

 音楽の世界において、KEY(調)は長調短調の2つがそれぞれ12種類ずつあります。
すなわち同じハーモニカでもKEYの違うものが
12(×2)種類あるのです。

ハーモニカで曲を演奏するにはまずその曲のKEYを知らなくてはなりません。


楽譜があるなら、曲のKEYは調号でわかります。
楽譜の左側のト音記号のところを見てみましょう。

KEY

G

A

A

B

B

C

調号

KEY

D

D

E

E

F

F

調号


ハーモニカにはこれだけの種類があるわけです。
ハーモニカ1本1本は安価な楽器ですが、これだけ全部そろえるとなるとかなりお金がかかります。
まずは自分が吹きたい曲のKEYのものから始めて、じょじょに違うKEYのものをそろえていきましょう。
とりあえず何か吹いてみたい人は 
C(ハ長調)のハーモニカを購入するのがよいでしょう。

 

ポジション奏法について

@ファーストポジション

曲と同じKEYのハーモニカを使って演奏することをファーストポジション奏法(またはストレート奏法)といいます。

フォーク・ソングはこの奏法で演奏されることが多いです。
長渕剛、ゆずの曲で使われているハーモニカは、ほとんどがファーストポジションです。

Aセカンドポジション

曲のKEYよりも4度上のKEYのハーモニカを使って演奏することをセカンドポジション奏法といいます。

ブルース、ロックではこの奏法が主に使われます。

ポジション一覧
曲のKEY
ハープの
KEY  
1st
2nd

 

 

■KEYがわからないときは

ほとんどの曲はメロディの最後、もしくは曲の最後の音がその曲のKEYの主音になっています。
ですので「最後の音」が分かれば曲のKEYも判断できます。

まずCのハープを使って曲が終わった感じになるときの音を調べましょう。そしてその曲がフォークっぽいか、ブルースっぽいかによって次のようになります。(あいまいな表現ですがなんとなくわかるかな〜と・・・)

最後の音

曲の感じ

フォークっぽい
(1stポジション)

ブルースっぽい
(2ndポジション)

C

G

D

A

E

B

ファ

F

C

G

D

A

E

B

F


例えば
ゆずの「サヨナラバス」「いつか」「からっぽ」などで最後の音を探ってみましょう。
(最後の音がハープなので分かりやすいと思います)

「サヨナラバス」はド(C)
「いつか」はレ(D)
「からっぽ」はファ(F)

で曲が終わっているのが分かると思います。

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