地震の由来
昔の伝説によれば、天河と言う河に人を食べる大きなワニが住んでいて、河に来る人を食べたと言う。この頃、高い法術を持って人々を苦しみから救うに道教の祖、洪鈞元祖がいた。洪鈞元祖は人々がワニの禍を受けているのを見て一羽のカモメをだし、この大ワニを見張らせた。ワニは非常に強いのにどうしてカモメを恐れるのだろうか。それはこのカモメの嘴が鋼の鈎のようでワニの目玉を鋭く刺すからである。
ある時、カモメが餌をとりに出かけた、その留守にワニはまた家畜や人を襲ったので、洪鈞元祖は法術を使い、凍土をだしてこのワニを閉じ込めた、これがいまの大地である。このワニが大地の底で騒ぐと大地が揺れ、人々はまた災害を受けるので洪鈞元祖は法術を使いカモメを大地の底に行かせてワニを見張らせた。それはワニが大地の下でまばたきをするとその上の地面がゆれるからである。
今はカモメが見張ってワニにまばたきをさせないから地震がないのである。今でも地震があると農民は何時もこの話をする。
中国民間文学集成遼寧巻撫順市巻上 1995・4・10