原油高騰対策、全工場を貫流ボイラーへ

価格が世界的に高騰する原油。そんな原油を材料とする重油を多く使うクリーニングの工場としては、その削減は重要課題です。今回、最も重油を使う工場であるリネン工場が従来の炉筒式ボイラーから貫流式のボイラーに変わりました。変更理由はその効率の良さ、そしてその削減効果は年間で 1,200 万円以上が見込まれます。

従来のリネン炉筒8tボイラー メデックの貫流ボイラー
▲従来のリネン炉筒8tボイラー ▲メデックの貫流ボイラー

1.貫流ボイラーの特長
貫流ボイラーは鍋に水を入れて沸かすように水を溜めるのではなく、長い管群で構成されています。起動時間が短く、必要になればすぐ蒸気が供給され、不必要になればすぐ停止することができます。

2.高い操作性
ボイラーを運転するには、そのボイラーによって資格が必要になります。従来の炉筒 8 トンボイラーは高度な資格である一級ボイラー技術の資格が必要でした。今回リネン工場で導入したボイラーは2トンの貫流ボイラーなので、運転は高度な資格がなくても出来るようになりました。

3.ボイラーのメンテナンス
ボイラーは水を蒸気に変える機械です。ボイラーを長持ちさせるためには、日々のメンテナンスをしっかりおこなう必要があります。特に、「水」の管理は重要で、操作が簡単だからといって手入れを怠らないようにしなければなりません。

4.ボイラー + IT 技術

近年、貫流ボイラーの制御技術は著しく発達しました。今回のリネン工場のように小型のボイラーを数多く設置することによって、必要な蒸気量を供給するだけの台数のみボイラーが稼働するようになったのです。それらはコンピュータで管理され、データーは札幌に送られ遠隔にあっても管理可能となりました。

 

貫流ボイラーの断面図
貫流ボイラーの断面図

北海道光生舎ニュースレター(舎内報ビックイーグル平成19年12月1日号)より
バックナンバーはこちら
Copyright © 2007 社会福祉法人 北海道光生舎 All Rights Reserved.