伝統的な音楽によく出てくるものに、付点音符を伴ったリズム(ブロークン・リ ズム)がある。たとえ ばホーンパイプやストラススペー(スコットランドのダンス)など、ある種の舞 曲では、付点八分音符に十六分音符がつづく形が必 ず出てくる。このような音形に対応するため、「前の音符は付点つき、 後の音符は半分の長さ」の意味で「>」を、「前の音符は半分の長さで、後の音 符は付点つき」の意味で「<」を使う。したがって、下に示すABCコードはすべ て同じことを意味する(三番目のものがお勧めである)。
L:1/16 a3b cd3 a2b2c2d2 L:1/8 a3/2b/2 c/2d3/2 abcd L:1/8 a>b c<d abcd
この理屈を拡張して、「前の音符は複付点つき、 後の音符は1/4の長さ」の意味で「>>」を、「前の音符は1/4の長さで、後の音 符は複付点つき」の意味で「<<」を、「前の音符は複複付点つき、 後の音符は1/8の長さ」の意味で「>>>」を、「前の音符は1/8の長さで、後の音 符は複付点つき」の意味で「<<<」を使う。