ABC言語 − テキストで「楽譜」を表現するための言語
新しくしたところ (最終更新 2002/2/23)
○ 残念ながらリンク集は事情により閉鎖します。
将来的にやりたいこと
○ ABC言語対応ソフトのレビュー
○ ABC記譜法の実例集とクイックリファレンスの整備
ASCIIキャラクタ(アルファベット、記号、数字)を使い、直感的に理解しやすい
フォーマットで五線譜データを表現しようとするものだ。
もともとmusicTeXという優れた楽譜作成システムのデータ入力用に開発された。しかし、
いまでは多くのABC言語対応ソフトウェア が開発され、musicTeXなしでも有用な楽譜作成環境を構築できる。
一例として、「君が代」をABC言語で表現してみよう。
X: 1
T:Kimigayo
M:4/4
L:1/4
K:C
D C D E | G E D2 | E G A G/A/ | d B A G |
% きみが− よ−は ちよに−− やちよに
E G A2 | d c d2 | E G A G | E3/2 G/ D2 |
% さざれ いしの いわおと な り て
A c d2 | c d A G | A G/E/ D2 ||
% こけの む−す− ま−− で
これを、変換プログラムabc2win にかけると、以下のような出力を得ることができる。
アルファベット+数字で音程と音の長さ、|で縦線を表すことは直感的に理解できるだろう。先頭の「アルファベット・コロン・何とか」という形式の行をインフォーメーションフィールドといい、調号、拍子、曲タイトルその他をここで指定する。
ちなみに音の長さは「標準音符」との比率であり、L:1/4という記述で四分音符が標準と指定されている。E3/2は、四分音符の1.5倍、すなわち符点四分音符を表すわけだ。G/はG1/2の省略表記。
ABC言語の詳細な仕様については、ABCの開発者である Chris Walshaw氏自身によって書かれたドキュメント を読む必要がある。著者の許諾を得て、土井考爾が和訳したものを 公開する。原文はABCの公式ホームページ から辿れる。
この和訳のWWWによる公開を承諾してくださったWalshaw氏に感謝します。
土井考爾
doi@letter.or.jp