|
ポーテージプログラム(以下、ポーテージ)とは、「発達遅滞乳幼児のための早期教育プログラム」です。詳しい内容は日本ポーテージ協会のHPで見ていただきたいと思いますが、アメリカで開発され、日本で適用できるように改善されたものです。
2001年の6月、日本ポーテージ協会が「親のためのポーテージプログラム学習会」を開催したので、参加してきました。我が家はその時まで名前しか知りませんでしたが、参加者のほとんどはポーテージプログラムを実際に始めている親御さんだったと思います。
ポーテージでは子供の具体的な発達を6つの発達領域、562項目の行動目標に分類しています。例えば「身辺自立」という発達領域の中で「靴を脱ぐ」とか「ボタンやファスナーを外してあげれば上着を脱ぐ」など、また「認知」という発達領域の中では「まねをして円を描く」とか「物が重いか軽いかを言う」など、ものすごく詳細に目標が設定されているのです。
これを発達段階順にチェックリストにしてくれているので、親は子供が一つできるようになると次の目標を設定することができます。親は素人なので、こういうチェックリストがないとその子がまだ出来なくて、でももうすぐ出来そうな目標を作ることは難しいような気がします(というか、私には難しい)。例えば「靴を脱ぐ」という目標がクリアできても、すぐ「靴を履く」という目標がクリアできるとは思えないですよね。でもその間に何を目標に立てればいいのか、私には想像がつかなかったりします。子供に無理を強いるとやる気をなくさせてしまうけど、やっぱり日々の中で発達を促す努力はしていきたいし。そういう気もちの私にはかなりぴったりくるプログラムであると思います。
そして、私がポーテージを素晴らしいと思うのは、まず親が子供の指導の中心的役割を担う、ということです。そして、指導技法に応用行動分析という心理学の原理を用いていることも、私的にはとても好きなところです。
というのは、私はちょっと理屈っぽいところがあって、ふうちゃんが何か上手に出来たときなどに(もちろん誉めはするのですが)“ベタ誉めする”というのが気恥ずかしかったりしたのです。ところが、応用行動分析という心理学からは、子供が望ましい行動を取ったとき誉めるのは「強化する」ということになるのですね。はっきり言ってしまうと「アシカが芸が出来たときに魚をもらう」というのと一緒なのですが、心理学の裏付けを踏まえると、本当にささいなことでも親が「大げさに喜んでベタ誉めする」という“演技をする”ことにも全く抵抗がなくなりますし、またふうちゃんも誉められると嬉しくて、その行動をどんどん行うようになります。我が家ではこれはとてもプラスになっています。
後日公開予定の本のコーナーでもご紹介するつもりなのですが、日本ポーテージ協会が出している「親のためのポーテージプログラム指導技法」という本は、私にとってはすごく参考になりましたし、面白かったです。
ただ、我が家は現在のところ、ポーテージの指導を受けていません。そういう意味では“邪道”です。
講習会に参加して、チェックリストと「指導技法」の本、そしてプログラムの内容を詳細に書いたカード(2万円もした・・・でもこれが“ノウハウ”なんです)を購入してきたので、指導者をつけずに、家で自己流に進めています。
理由は、指導者をつけて具体的に期限を切ってしまうと、多分親子関係にマイナスの部分が大きくなる、と感じたからです。「あ、次の指導日まであと一週間しかないのに、これもこれも出来てない。もう、どうして出来ないの!」とかカリカリしそうで・・・(^_^;。
もちろん、指導者についてきちんとやった方が進捗は絶対に早いと思います。ただ、私はノルマを背負うと達成しないと気が済まない性格なので、とりあえず家でやってみよう、と考えているのです。半年か一年やってみて、やっぱり指導が必要だと思ったら、その時はきちんと指導を受けようと考えています。
下のボタンから、日本ポーテージ協会のHPに飛べますので、関心のある方は飛んでみてくださいね。
|