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インリアル (INREAL:Inter Reactive Learning
and Communication) は、 ことばに遅れのある子どものためのコミュニケーション・アプローチです。
以前からその名前だけは耳にしたことがあったのですが、今回東京で(日本インリアル研究会の本拠地は大阪)初心者のための研修会が行われるということで、参加してきました。
会場でレジュメを貰い参加者名簿に目を通したら、ビックリ!スタッフの方も含めて70名くらいの参加者は養護学校の先生だらけで、保護者なんて私くらいなものでした。
講師の方も養護学校の先生ということで、職業柄、講義中に当てる、当てる!さらに「これはどう思いますか、次の先生」なんて、先生であること前提なんで、冷や汗をかきました(笑・・幸い、当たらなかったけど)。でも、みなさん自腹で6000円の参加費を払って参加していらっしゃるので、大変真剣でしたし、保護者の立場としては頭が下がるものがあり、先生方の熱意に感動しました(民間企業でぬくぬくと育てていただいた私は、セミナーとか研修会とか自腹切ったことなんてなかったですから・・・)。
ビビリながらも、私的には大変得るものの多かった研修会でした。インリアルの内容について詳しいことは下にリンクしてある研究会のHPでご覧になっていただきたいと思いますが、インリアルの最大の特徴は、
| コミュニケーションは、話し手と聞き手の相互の協力があって成立するものなので、子供のコミュニケーションの問題にだけ目をむけるのでなく、相手(母親であったり教師であったり)の関わり方や言葉かけを調整することで、よりよいコミュニケーションの成立を目指す。その結果として子供の自発的なコミュニケーションを促す。 |
というものです。具体的には、子供と相手が関わっている場面をVTRに録画し、子供の問題とともに相手の関わり方についても検討し、改善していくのです。
研修会の中で実際に実例のVTRを見せてもらい、またグループで問題点や今後の課題などについて検討したりしました(結果発表でまたガンガン当てるんだ・・・ヒヤヒヤ)。
ビデオで全く知らない方と子供が関わっている様子を見ていると、実は相手である大人の側にかなり問題点があることに気づきます。子供は一生懸命サインを出しているのに読みとっていなかったり、自分の考えを押しつけて子供を萎えさせてしまったり。一対一で対応しているつもりでも、子供の心や意図を汲み取るということは本当に難しいんだ・・・。
もし私とふうちゃんのやりとりをVTRに撮られたりしたら、それはもう、ケチョンケチョンにやられてしまうことでしょう。でも自分の欠点ってなかなか冷静に検討しないと気づかないもの。やってみたいけど、ダンナと二人でやったらきっとケンカになるだろうなぁ(笑)。
インリアルもポーテージもその他いくつかの良質な療育アプローチも、具体的な指導や目指すものは違いますが、核心はみんな“子供を見守り、子供が発しているサインを汲み取り、それに必ず応えてあげる”ことが大事だ、という考え方のように思います。
要は子供を本当に大切にし、自分が愛されている、ということをきちんとわかるように伝え、子供としっかりした信頼関係を築くことが大事なんだなぁ、と思います。技術はその後からついてくるんです。
もちろんこれは障害児の母親が子供を愛していない、と言っているわけではありません。きっと障害児は健常児よりもはるかに繊細で、辛い経験や失敗した経験も多く、また性格的に自閉傾向や恐怖が強かったりする子もいます。だからこそ、健常児の何倍も自分が大事にされている、ということをわからせてあげることが必要なんだろうな、と思います。
といっても、なかなか実践するのは難しいのよね、これがさ・・・。
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