急に発熱!どうして?

 術後8日目の6月1日、午前中に抜糸し、血液検査もしました。万が一不整脈がでたときのためのペースメーカー用の線はまだ残されていて、先生の話では、大人だと術後10日で抜くことにしているので、退院が予定されている6/3の朝、抜くようにしたい、とのことでした。
 ばあばが交替に来てくれたので、ママは家に戻り、洗濯と、小児育成医療給付の申請に区役所に行くなどの用事をしました。
 この小児育成医療給付、というのは子供が手術など大きな金額のかかる医療を受けた時に、自治体が医療費をかなりの割合で負担してくれる、という制度です。もちろんタダ、というわけではなく、収入に応じて自己負担もありますが、それでも通常の3割よりは相当負担が軽くて済む、良い制度です。本当は入院前にやらなければならなかったのですが、ずるずるして手術後に申請することになってしまいました(でも入院の日から適用してくれます、ありがたや、ありがたや)。
 医師の意見書、というのを申請の際つけるのですが、そこに医療費の予定額、というのも見積もられています。見たら百万単位の金額だったので、本当に育成医療様様です。

 遅ればせながらお誕生日のプレゼントも買って、病院に戻ったのは18時。すると心配そうなじいじとばあばが待っていました。
 「身体が熱いし、とっても機嫌が悪い。看護婦さんを呼ぼうかと思ったけど、ママが帰ってからの方がいいと思って・・・」
 抱っこすると身体もおでこもものすごく熱く、ちょっとやそっとの熱ではないことは明らかでした。
 すぐナースコール。熱を測ったら、なんと8度2分もありました。今日の午前中までは絶好調だったのに、どうして・・・。
 看護婦さんが氷枕と背中に背負うアイスパックを用意してくれたのでクーリングしながら、こりゃ6/3の退院は延びたな・・・と思っていると、ちょっと楽になったのか、ふうちゃんは寝てしまいました。

 20時頃、ふうちゃんは目覚め、呻くように泣きました。熱を測ると下がっているどころか、何と8度5分に上がっていました。
 S医師が来て、解熱剤の座薬を入れ、再度血液検査をすることになりました。

 22時にまたS医師が来ました。
 「血液検査の結果、朝検査したときよりも炎症反応が上がっています。今から緊急にレントゲンを撮ります」とのこと。
 レントゲンの結果はすぐ出て、「少し動いてしまったのではっきりとはわかりませんが、肺に怪しい陰があります。今日抜糸しましたが、傷のつき具合も良くなくて、ペースメーカー用の線を埋めてあるところがジュクジュクしていたので、細菌培養に回しました。今から抗生剤を点滴します」とのことでした。
 もうすぐ退院、という時になって、何ということ・・・。
 先生によれば、このように術後何日も経ってからこのように熱が出るというのは珍しいことなんだそうです。

 熱は解熱剤のおかげでその後7度1分まで下がり、ひとまず安心。
 ふうちゃんは起きているときは呻くように泣いているのですが、寝るとスヤスヤと苦しくなさそうなので、寝ていてくれる方が気が楽でした。

 翌朝3時頃、ふうちゃんが起きて呻いているので、熱を測ったら8度5分に戻っていました。すぐ看護婦さんを呼び、氷枕を変えてもらい、解熱剤はもらえないのかどうか聞いてみましたが、前回入れてから8時間くらい経たないと入れられないので今は無理、とのことでした。結局解熱剤は朝の5時半頃入れました。
 解熱剤のおかげでまた熱が下がり、朝7時頃測った時は7度5分でした。朝食はたった3口しか食べません。レバーだったので、味がイヤだったのかもしれませんが・・・。牛乳は190ccぺろっと飲んだので、とりあえず安心しました。
 朝9時。熱はさらに下がって6度9分。でも、目が腫れてむくんでしまい、おすもうさんのような顔になってしまいました。

6月2日のふうちゃん。
顔がむくんでいるのがおわかりになると思います。手に点滴、背中にアイスバッグ入りのリュックを背負っています。

 6月2日は、熱を出す前から、心臓のエコー(超音波)と心電図の検査が決まっていました。本当は退院に向けた最後の検査、になるはずだったんですけど、これじゃあね・・・。
 無事に検査は終わりましたが、体調はずっと回復しません。熱は解熱剤を入れれば下がりますが、薬が切れてしまえばまた8度台まで上がってしまいます。昼食もほとんど拒否でしたが、おやつのヨーグルトと、家から持ち込んでいたプチダノンだけは何とか食べられました。

 19時頃、今回のふうちゃんの担当チームの、K先生とS先生のさらに上司の先生が診察に来られました。「お母さんさぞご心配でしょう。大丈夫ですよ」と優しい言葉をかけてもらって、ママは不覚にも涙をボロボロ。風邪なんかの軽い状況ではないということは明らかで、多分心臓と関係あるのだということも想像がつき、ずっと緊張していたからです。
 「多分、再手術の必要があると思います。これから緊急でCTを取ります」とのことで、ふうちゃんは再び睡眠薬の座薬を打たれ、検査へ・・・。

 前の日からの異常な事態に、パパも駆けつけてきました。
22時頃、先生から「感染のため、再手術して中を洗浄する必要があると思います。早い方がいいので、午前2時頃から始めるかもしれません。詳細はK先生から説明します」という話がありました。