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いよいよ5月24日、運命の日がやってきました。
前の晩、夜勤の看護婦さんから、「お母さん、眠れないかもしれないけど、頑張って寝てくださいね」と優しい言葉をかけてもらったのですが、ママはふうちゃんの横でぐっすりと良く寝たのでした
(^_^)。
朝は当然のことながらふうちゃんは食事ヌキです。これは、全身麻酔のために管を喉の奥まで入れるので、お腹の中に水分や食べ物が入っていると、戻した場合に肺などに行ってしまう危険があるからなんだそうです。

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手術室に降りるのはカテーテル検査と同様、9時と決まっていました。手術室に降りる前に、筋肉注射と点滴をするので、点滴のヒモのついていないふうちゃんをしっかり抱っこしてもらおうと、パパには8時に来てもらいました。 |
そして、8時50分。子供用の小さいストレッチャーに乗せられて、ふうちゃんは手術室へ出発しました。ママとパパは小児外科病棟の入り口までお見送り。手術室直行のエレベーターのドアが閉まったときにはちょっとくるものがありました。
正直な話、今回の手術については、パパもママもあまり心配はしていませんでした。確かに大変な手術ではありますが、成功率はとても高いし、いつかは通らなければならない道なのだし・・・。手術後しばらくは辛いだろうけど、まだ記憶に残らない時期だろうし、大好きなプールに行っても翌日熱を出す心配もなくなる。冬場、たかが“風邪”のために毎週のように大学病院の待合室で何時間も過ごす必要もなくなる。可哀想だけど、頑張ってもらうしかない。そんな気分でした。
手術所要時間はおよそ5時間、と聞いていたけど、カテーテル検査の時、2時間の予定が4時間もかかったので、どうせ遅くなるのだろうな、と思っていました。なので、14時を回ってもパパとママは心配はしませんでした。
カテーテル検査の時も思いましたが、個室でパパとママ二人で静かに過ごせたのは幸いでした。
あとで手術室ってどの辺かなあ、とウロウロしたときに「ご家族待合室」というスペースを見つけて入ってみたのですが、なんと「部屋」ではなかったのです。確かに人目にはつきにくい場所ですが、廊下からつながっていて、ドアもありません。椅子が20脚くらい置いてあり、テレビが一台。・・・外来の待合室とほとんど変わらないんです。長い手術だと10時間以上かかるのに、そこで待ち続けるとしたら・・・。気が遠くなってしまいますよね。
結局ふうちゃんが帰ってきたのは16時半でした。7時間半かかったことになります。パパとママは小児外科の病棟の入り口でお出迎え。ふうちゃんはうっすら目を開いており、パパとママがわかったようにみえました。ただ、その時はほんの数分しか会えませんでしたから、よくわかりませんでしたが・・・。

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これが戻ってきた日のふうちゃんです。あまりすごいので思わず点滴の数を数えたら、なんと8本ついていました。
その他に心のうと前縦隔からの不要な体液を排出するための2本のドレーン、万が一不整脈が収まらないときのためにペースメーカー用の線、また血中の酸素飽和度を測るセンサーをつけ、口の側に呼吸しやすいように酸素を出す管もつけられていました。動けないでしょうが、もちろん抑制(手足が動けないようにベッドの柵にヒモで縛ること)されています。 |
ふうちゃんが戻って来たのは集中治療室。これから数日間、ほんとうはいちばん辛い時なんですが、ママと離れ離れで過ごさなければなりません。でも集中治療室は、24時間看護婦さんが常駐して、こまめにケアしてくれるので、離れていてもママも安心できます。
集中治療室で面会した時は、ふうちゃんは目をしっかり開けていて、悲しそうにウッウッと泣いていました。ふうちゃんにしてみれば、今までとても元気に楽しく過ごしていたのに、いきなり何故こんなことになったのか見当もつかず、頭の中はパニックだったかもしれません。

| 唇が乾いていたので、「喉が乾いているんでしょうか」と看護婦さんに聞いたところ、「もうすぐお水を飲ませてもいい時間になるので、手始めにガーゼを吸わせてみましょう」と、しめらせたガーゼを持ってきてくれました。それをふうちゃんの口元に持って行くと、いきなり飛び付き、嬉しそうにチュウチュウ吸いました。 |
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そこへS先生が「術後の説明をさせていただきます」と来られたので、パパとママはふうちゃんの側を離れ、面談室へ行きました。
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