回復へ向かって

●6/14再手術後11日目
 
朝の消毒の時S先生から、炎症反応が1.2まで下がったことを知らされました。それでもまだ普通の人の倍の数値ですが、最高18だったことを考えれば良くここまで下がったものです。
 病院側としてはまだまだ油断は禁物、と考えているらしく、ドレーンを抜いた後につけたパイプから一日おきに洗浄をしているとのことでした。CTの結果でも、MRSAの固まりと見られるものが小さいながら見つかっているそうで、まだ手放しで喜べる状態ではないのでした。

 ふうちゃんは午後からは半日ベッドの上で座って過ごしました。起きあがれて嬉しいようで、とても良く笑いました。
 何度か立ち上がろうとしてはバランスを崩して失敗していました。
 うーん、歩くのはもうちょっと後にしようね。

じいじにおやつのヨーグルトをもらってごきげん。

●6/15再手術後12日目
 この日は梅雨の晴れ間で、久しぶりに晴れていました。ママは午後からばあばに交替してもらって家に戻り、洗濯。
 お風呂にもゆっくり浸かってリラックスしました。
 夜はパパが来てくれました。
 ドレーンが取れて抑制がなくなたので、ママはふうちゃんを置いて少し部屋の外へ出られるようになりました。

 そこで、ふうちゃんが寝るのを待って、外食。出発が遅かったのでやはりファミレスになってしまいましたが、それでも嬉しいのでした。

●6/16再手術後13日目
 
朝の消毒の時、ドレーンの後についていたパイプも抜けました。その穴にはガーゼを詰めてあるのだそうです。
 K先生曰く、「前縦隔にあった細菌の固まりが肉で埋まってきました。ただ、皮膚のすぐ下にある細菌の固まりからは膿がしばらく出ると思います。それは悪性のおできと同じで、良くなったと思うとまた悪くなる・・・を繰り返すことになると思いますが、こじらせたり命にかかわるようなものではないので、心配は要りません。今度お母さんに処置の時立ち会ってもらって、消毒の仕方を覚えてもらわなくてはいけないですね」。
 ひゃー、やっぱり長期戦なんだ・・・。

 パパの親友のお医者さんがパパに連絡をくれたそうです。
 「聞く限りもう大丈夫。ハベカシンはバンコマイシンに比べると難聴等になる副作用はとても少ないので、その心配もないと思う。ただ、炎症反応が下がってきても抗生剤はしばらくは使い続けないといけないので、もう少し頑張って」とのことでした。
 K先生もS先生もとても良く説明してくださいましたが、今回サイドから客観的な情報が聞けたことはとても力強かったです。
 やはり持つべきものは医者の友人???

 この日ふうちゃんが水遊びをやりたい、というそぶりを見せたので、ママはふうちゃんをベッドから降ろして洗面台まで手を引いて歩かせました。といっても5歩くらいですけど。
 ふうちゃんはママの手に完全に頼りきって、フラフラしながら、それでも一歩一歩ゆっくりと歩きました。

●6/17再手術後14日目
 
朝の消毒時に、S先生から現状についての説明がありました。

●炎症反応は0.9まで下がってきました(健康な人の数値は0.6程度)
●ただ、まだ白血球の数が多い(12000)です。子供は10000くらいあっても不思議ではないですが、やはり8000くらいまで下がって欲しいと思っています。
●貧血の数値は横這いです。
●ただし、血中のタンパク質の値は増えているので、状況は改善していると思われます。これでどんどん体力がついてくれば退院も考えられると思います。
●肝臓・腎臓の機能も正常で、ハベカシンの副作用もないようです。

 この日は土曜日で、ママはパパと交替して24時間のリフレッシュ休暇をもらうことになっていました。パパのお母さんが来てくれたので、パパとファミレスに昼食を食べに行き、そのままママは休暇に突入。家はめちゃくちゃに散らかっていましたが、片づけもせずお風呂に入り、CDを聴きまくり、パソコンでゲームをやりまくり。夜は久々のウォーターベッドでのーんびり身体を伸ばして寝ました。

●6/18再手術後15日目
 
ママは引き続きリフレッシュ休暇中だったので寝坊しても良かったのに、長い病院生活がたたって6時半に目が覚めてしまいました。
 仕方がないので家の大掃除と大洗濯大会。
 昼過ぎにまたムショ暮らしに戻りました。何したわけでもなかったけど、精神的にとてもリフレッシュできた24時間でした。

●6/19再手術後16日目
 
朝の消毒時にとうとう抜糸。足についていた血中の酸素飽和度を測るためのセンサーも取れました。点滴はまだ続いていましたが、生理食塩水の量が一時間に20ccから10ccへと減りました。
 そして、知らなかったのですが、点滴に時間毎に入れるカルベニンという抗生剤は何日か前から中止になっていたとのことでした。

 これだけめざましく状況が変化すると、すぐ退院できるのではないか、と期待してしまいます。さりげなく先生に聞いてみると、「そんなに遠い話ではないですよ。でも6月中は無理だね。7月の初めかな」。
 もうちょっと早いかな、と思っていたのでちょっと残念・・・。