再手術へ

 面談室で、主担当であるK先生とS先生とお話しました。
 先生からの説明の要点を下記します。

●今回の熱は細菌感染によるものです。感染時や感染経路については、不明です。心臓の手術をした中で100人に1人くらいしかこういうことにはならないんですけどね・・・。
●原因となった細菌については、現在培養中なのでまだわかりません。
●細菌感染によって、前縦隔(胸骨と心臓の間にあるスペースのことらしい?)と、胸骨に炎症を起こしていると思われます。心臓が炎症を起こしているのではなく、心臓の周囲に炎症が起こっています。病名は前縦隔炎と胸骨骨髄炎です。
現段階では、細菌が血中に多くいる状態、菌血症だと思われます。この状況ではまだ生命の危険は直接にはありませんが、一段階進んで、細菌が筋肉まで到達した状態である敗血症は致命的で、2割くらいは助かりません。
●手術としては、再開胸して、排膿、洗浄、ドレナージを行います。開胸してみなければわかりませんが、軽ければそのまま閉じて、その後は抗生剤による治療を行います。
●CTの結果、胃に結構食物が残っていました。この状態で全身麻酔するのは、誤嚥の可能性があり危険なので、お腹を空っぽにして、明日朝からの手術とします。その間に敗血症に進むリスクがないわけではありませんが低いと思われるので、慌てて手術して誤嚥による肺炎を引き起こしてしまうよりもいいでしょう。

 前回の手術時と同じように、麻酔科の医師からも麻酔についての説明があり、手術・麻酔承諾書、輸血説明文、輸血同意書に署名・捺印をしました。

 この時点で6/3の午前1時を過ぎていましたが、パパは一度戻って、朝もう一度来ることになりました。幸いなのか6/3は土曜日だったので、会社は休まなくてすんだわけです。
 でも、パパがこの日来てくれて本当に助かりました。形式的にではありますが、手術の同意はやはり親権を共同で持つパパとママ両方がしなければならないので、パパがこの日来られなければ状況説明が土曜日の朝になり、手術の開始が遅くなっていたでしょう。先生が前に言われたように、もし胃に食物が残っていなければ午前2時頃から始めていたとすれば、一刻を争うわけです。
 また、「胃に残っていた食物」とは、食事をほとんど食べられなかったふうちゃんに何とか元気をつけてほしいと、ママが18時頃せっせと食べさせたプチダノンやミックスフルーツだと思われましたが、この時ほど食べさせなければ良かった!と悔やんだことはありませんでした。

 ふうちゃんは解熱剤で熱が下がってスヤスヤと寝息を立てていましたが、ママは横になっても悪い方にばかり考えてメソメソしてしまいました。ようやく寝付けたのは3時を回ってからのことでした・・・。