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2001年4月、一学年上がって、ふうちゃんは2歳児クラスの「ばなな組」から、3歳児クラスの「りんご組」になりました。
一学年上がるだけですが、いくつか変化がありました。
まず、ばなな組の時はたくさんいたクラスの先生が減ってしまったこと。
法律上の区分では2歳児までは「乳児」で、3歳児からは「幼児」なのです。乳児はやはり手がかかるということで、保育士一人当たりの園児の数が少ないのです。ふうちゃんの保育園では、ばなな組の園児15名に対し担任(=公務員)の保育士さんが3名配置されていた上に、アルバイトの保育士さんが1名常勤で入っていました。つまり保育士一人当たり園児4人以下だったわけです。
ふうちゃんの園では、幼児(3〜5歳児)クラスの定員はそれぞれ16名なのですが、担任の先生はいきなり各クラス1名に減ってしまいます。定かではないのですが幼児になると担任一人あたり園児20名までという決まりのようです。アルバイトの保育士さんが補助で入ることはありますが、概ね先生一人で全員をみています。まぁ、幼児さんになるともうお友達同士で遊べるから、先生はそんなには必要ないのかもしれませんね・・・。
というわけで、3名いた担任の先生の中から持ち上がったのはH先生だけでした。お友達のお母さんに話を聞いたところ、だいたい前のクラスから一人持ち上がることが多いそうです。4歳児・5歳児クラスになると、もともと担任が一人なのでそうはいかないこともあるのでしょうが・・・。H先生は多分私と同じ年齢くらいの(怒るかな・・・汗)、すごくしっかりした保育士さんです。ばなな組の時はほとんどS先生に見て貰っていたので、実はこの時点でそんなに印象はありませんでした。S先生が外れてしまったのはすごく残念でしたが、今年は主任業務に専念してどこのクラスも受け持たないとのことで、仕方ありません・・・。
そして、ふうちゃんのために園長先生が特別に配慮してくださって、本来担任1名のはずのところ、もう一人、T先生が担任として入ってくれていました。T先生は前年度は1歳児クラスの担任をしていたので、挨拶以外お話をしたことはありませんでしたが、若くてビッジーン!な先生です。
園内の人事権は全て園長先生にあり、担任やアルバイトの先生をどう配置するかも園長先生が決めるのですが、当然のことながら保護者に説明は一切ありません。3歳児クラスの担任がそもそも1名であることも知らなかったし、障害児枠の加配と思われるアルバイトの先生も来ているのかどうかすらよくわからなくて、どういう体制になっているのか少し戸惑いました。送迎時の立ち話で先生方や他のお母さんからチョコチョコ情報収集したところ、障害児枠の先生は来ているが他のクラスに入っていることなどがわかったのでした。
園長先生は、ばなな組の時と同じように、保育士さんを“ふうちゃん専属”にしない代わりに、本来担任が1名のところ2名配置して手厚くする、という選択をしたのです。ハッキリ言って公務員さんとアルバイトの保育士さんでは全然質が違います。もちろんアルバイトの中にもしっかりした方はたくさんいらっしゃいますが、半年で契約が切れて変わってしまうのではずっと良い先生が来てくれるかわからないし・・・。その意味では(S先生が外れてしまったのは残念だったけれど)大変嬉しい配慮でした。
定員が1名増えたのでお友達が一人新しく入ってきた他は、クラスメートに変化はありませんでした。年少さんで幼稚園に抜ける子がいるかなぁ、と思っていたのですが、誰も変わらなかったのです。たくさん入れ替わってしまうとふうちゃんが混乱するかもしれないので(いなくなって淋しい、とはまだ思わないでしょうが・・・)、嬉しいことでした。
ただ、生活する部屋が変わったことにはふうちゃんはちょっと動揺したようでした。広さや構造的にはそれほど変わらないのですが・・・。りんご組になって最初の2日くらいは、朝ばなな組の部屋の前で立ち止まり、私が奥にあるりんご組の部屋まで連れて行こうと引っ張ると怒ったりしました。お昼寝は全クラス一斉にホールでするのですが、ホールから出て部屋に帰るときにばなな組の方に帰ろうとして怒ったこともあったようです。りんご組のおもちゃや本はやはり少し高いレベルのものになっていて、他のお友達はそれが楽しみだったようですが、ふうちゃんにとっては“全部変わってしまったこと”はちょっとショックだったみたいです。
ふうちゃんにあまり関係ない部分では、今まで一人に一個与えられていたロッカーが、二人に一個の共用になりました。要するに、ちょっと狭くなったわけです。それほど支障はないですが、かさばる冬物衣類を入れている時は少し狭いなー、と思うこともあります。
それから、トイレにドアがつきました。ばなな組のトイレは1歳児クラスと共用で、トイレトレーニングのためのトイレという感じの構造でした。そのためトイレが個室になっていなくて広々としたスペースの中に子供用の便器が点々と置かれているという雰囲気なのです。
今度のりんご組のトイレは4歳児クラスと共用なので、全部個室になっていて、男の子には小便器もあります。環境的には個室になっていない方がふうちゃんにとってトイレトレーニングを始めやすいんだろうな・・・と思いましたが、みんなとっくに終わっちゃっているのですから、仕方ないですね・・・。
また、ばなな組の時は毎日やりとりしていた連絡帳が、りんご組になってなくなってしまいました。これは我が家にとっては大変ショックでした。区の決まりでは連絡帳は乳児までは必須になっていて、幼児は任意で園長先生の判断によってあったりなかったりしているのだそうです。
ばなな組の時は担任一人あたりの園児の数が少なかったけれど、幼児クラスで担任一人で16冊の連絡帳を毎日書くのは、実際無理ということなのでしょう。連絡帳の代わりに窓のところにホワイトボードが張ってあり、どんなことをして遊んだかなどが書いてあります。
ただ、やっぱりふうちゃんの場合、ホワイトボードに書いてあることだけではわからないことが多いのです。例えば「今日はお砂場でおままごとをして遊びました」と書いてある日。クラスのみんなはきっと1時間くらいままごとをして遊んでいたのでしょうが、砂の触感が苦手なふうちゃんはお砂場で5分も遊べないでしょう。例えお砂場にいたとしても、おままごとはまだ出来ません。じゃあその時間、どんなことをして遊んでたの?何に興味を持ってたの?ってやっぱり知りたい。送迎時の立ち話ではなかなか聞けないで終わってしまうことも多いので・・・。
連絡帳に関しては保育園に改めてお願いしにいくことにしました。
4月は泣きの大合唱、と言われる保育園ですが、見る限りあまりそんなこともなく、みんな比較的スムーズに上の学年に移ったようでした。ふうちゃんの保育園は0歳児クラスからあり、新しく入ってくるお友達が少ないからかもしれません。
ふうちゃんもりんご組になって1週間もすると、それが当たり前のようにりんご組にきちんと馴染んでいたのでした。
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