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ふうちゃんは毎日保育園に楽しく元気で通っています。
担任の保育士さんにもとてもなついて、お友達とも仲良くなり、今やふうちゃんにとって保育園はなくてはならない大切な場所です。
私としても保育園には大変お世話になっているし、普通のお子さんよりはるかに手のかかるふうちゃんを良く面倒見てくださって、本当にありがたいと思っています。
それでも親側の要望と園側の考えとはなかなか合わないことが多いです。入園してやっと8ヶ月経ったところですが、何度か保育園とやり合ったこともあります。
このページでは我が家がどんな風に保育園と交渉してきたかについて書いてみようと思います。ただ、これはあくまで親の側である私の視点からみたことで、きっと保育園には保育園なりの事情や口に出せない思いがあるでしょう。決して保育園を非難するためにこのページを書いているわけではないことをご理解の上、読んでいただければと思います。
●保育時間の延長について
慣らし保育が徐々に延び、12月の終わりには15時30分まで預かってもらえるようになったのですが、この時間から後にずらすのは本当に大変でした。
最初の加配の先生が来てすぐに辞めてしまったことは前に書きましたが、1月の半ばに次の加配の先生がいらっしゃったので、私の期待は一気に高まりました。加配の先生はふうちゃんを直接見るわけではないけど、17時まで勤務するので、ふうちゃんの保育時間もこれで延ばしてもらえるだろう、と考えたのです。新しい先生が慣れるのに2週間として、2月から17時にしてもらえるのではないか・・・。
ところが2月になっても園からは保育時間の延長の話は一切出ませんでした。
周りのお母さんに聞いてみると、週3回しか仕事に行っていなくて残りの2日は遊んでいる、という人でもお迎えは16時なのです。S保育園では0歳児は全員16時お迎えなのですが、15時30分に迎えに来ている人は誰もいなくてやはりみんな16時ギリギリのお迎えです。
さらに15時30分というのはふうちゃんにとっても区切りの悪い時間でした。保育園では14時45分にお昼寝が終わって、お着替えをしておやつを食べます。おやつを食べ終わるのがちょうど15時30分頃で、遊びたいなー、とふうちゃんが思っているところへ私がお迎えに来てしまい、一人だけ先に帰る形になるのでふうちゃんも嬉しいことは嬉しいけど未練タラタラ・・・。
ただ私としては、保育園側から延長を切り出して欲しいという気持ちがとても強くありました。やはりまだ入園して2ヶ月しか経っていないし、先生との人間関係もきちんと出来ていないから、なるべく要求はしたくなかったのです。
ところが2月半ばになっても延長してくれる気配がありません。そこで、何も言わずにお迎えを15時45分にずらしてみたのですが、15時30分からやっと自由遊びが始まって、たった15分でお迎え、というのはふうちゃんにとって最悪でした。
そこで一回実験をしてみようと思い、たまたま15時30分までかかる打ち合わせが入った時に(いつもなら時間を調整してしまうのですが)、保育園に「○日はどうしても遅くなってしまうので、16時30分お迎えでお願いできないか」と打診してみました。するとお願いした日については何とか延長してくれたのですが、その時の反応から園としては保育時間の延長を全く考えていない、ということが良くわかりました。
とうとう私もこれは自分から要望するしか保育時間を延長する方法はない、と覚悟を決めました。3月になったある朝、私は主任のS先生に切り出しました。
すると、S先生はいきなり厳しい表情になりました。「おかーさん、それはここで立ち話では決められないわ。今日のお迎えの時きちんとお話しましょう。」いつもはとても優しいS先生が初めて見せた“公務員の顔”でした。
そして15時30分。お迎えに行くと、職員室へ通されました。S先生はとても厳しい表情です。
私は会社の往復に2時間かかるので、お迎えが15時30分ではとても厳しいこと、ふうちゃんも保育園の生活リズムに慣れて来たので大丈夫だろうと判断したことを伝えました。
保育園側としてはふうちゃんが以前預かってもらっていた「つぼみの会」ではバスで帰ってくるのが15時30分頃だったので、その時間で十分だろうと考えていたようでした。さらにふうちゃんは食事も水分もあまり摂らないので、園としては不安なのであまり長時間預かれない、とのことでした。
せめて16時まで、とお願いしたところ、S先生は「16時に延ばしておかーさんが楽になるというのなら、16時お迎えでもいいわ。でもおかーさん、最近お迎えがズルズル遅くなっていたわね。16時にしたらまたそこからズルズルお迎えが遅くなってしまうというのは困ります。守れますか?」とやはりかなり厳しい口調で言われました。
そこで「でも先生、私は最終的には17時までお願いしたいと思っているのですが、難しいのでしょうか?区のパンフレットには17時までは預かります、と書いてあったのですが」と言うと、S先生は言葉を失ってしまったのでした。
職員室には園長先生がいて、仕事をしながら私たちのやりとりをずっと聞いていらっしゃいました。以前にも書いたように、ふうちゃんのことは全て“園長預かり”で、担任かつ主任のS先生ですら決められないはずなのです。
・・・多分、園長先生とS先生との間で「16時まで延ばす。でもズルズル遅くなるのは許さない」という決定が既にされているんだな。
それなら、ここで粘っても結論は変わらないだろうし、日頃大変ふうちゃんに良くしてくれているS先生を困らせるだけです。私ももし保育園が17時まで延長を認めてくれたとしてもなるべく16時には迎えにくるようにしよう、と思っていたので「16時でいいです。たまに仕事の都合で例外があることを認めていただきたいですが、きちんとお迎えに来るようにします」と言ったところ、S先生は「これから卒園までずっと16時ということでいいかしら?」とたたみかけてきたのでした。
あー、これが保育園の真の目的かぁ・・・。
今度は私が言葉を失う番でした。
だって卒園までといったら、あと3年もあるのです。落ち着いたらもうちょっと仕事を増やしたかったし、「つぼみの会」でなく保育園だからそれが出来るのだと思っていました。以前、区の保育課に電話で相談した時には、「おかーさん、保育園には遠慮せずにどんどん困っていることを伝えてください。17時以降は規則で預かれないことになっているけど、17時まではおかーさんが困っているなら預からなければいけないはずですからね」と言われたんですけど・・・。
やっぱり現場はキビシイ・・・。
「そんなにうちの子はやっかいものですか?」と口まで出かかった言葉を何とか飲み込みました。
ふうちゃんの障害は決して軽いとは言えないけど、大人しいタイプだし、指示にはきちんと従えるし、要求もきちんと伝えられるし、お昼寝もきちんとできる。もちろんもっと扱いやすい障害児もたくさんいるには違いないけど、そんなに扱いづらいタイプではないだろうと思うのです。加配の先生が17時まで入っているのに、どうしてこんなに頑なに延長を拒むんだろう・・・。
でもここでケンカしても、私とふうちゃんの立場が悪くなるだけ。S先生は保育士としてはほんとに素晴らしく、ふうちゃんの面倒を良く見てくださっています。
まぁ、一年先のことなんて誰にもわからないし、どうしても延長したいなら保育園を替えたっていいんだし。
とりあえず16時にしてもらうとずいぶん楽だ。ふうちゃんにとっても、自由遊びの時間が30分取れればある程度満足して家に帰れるだろう。16時なら他のお母さんもたくさんお迎えに来ているから、“自分だけ”早く帰る、という印象にもならないし・・・。
そこで私は腹を決め、「卒園まで16時でいいです」と言ったのでした。
このことがあって結局会社の往復の時間のムダを省くため、現在はほとんど在宅で仕事をしています。おかげで16時お迎えは楽勝ですが、仕事の内容的には限られてしまいます。17時ならもう少し幅の広い仕事が出来るのになぁ、と思ったりもするのですが・・・。
ふうちゃんをお迎えに行ってからの時間はアッという間に過ぎていきます。16時過ぎに保育園を出て、少しお散歩して帰るともう17時。それから30分自由遊びをして、30分くらい私と課題遊びの時間を取ると、もうお風呂やご飯の時間です。
いまだに17時お迎えに未練は残っているものの、ふうちゃん的には16時お迎えくらいがちょうどいいのかなぁ、と感じている今日この頃です。
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