♪ついに入園!その2♪

 楽しかった午前中のホール遊びはあっという間に終わって、お食事の時間になりました。
 ふうちゃんはホールが本当に楽しかったらしく、ホールからお部屋に戻ることがわかると泣き出しました。イヤーな予感・・・。
 担任の先生達がお食事の準備をしているのを見て、ふうちゃんは怒りだしました。お友達はみんな席について大人しく待っているのですが、ふうちゃんは椅子に座ろうともしません。しきりにホールの方に行こうとしますが、お部屋にはカギがかかっているので出られないのがわかると怒りはさらに激しくなってしまいました。
 S先生が「ふうちゃんはお家ではどんなふうにしてご飯を食べているのですか」と聞いたので「家ではラックに座らせて、ビデオを見せたり、歌を歌いながら食べさせています」と言うと、「じゃあラックを持ってきましょうね」と0歳児のお部屋からラックを持ってきてくれました。この配慮はありがたかったのですが、ふうちゃんの怒りは静まりませんでした。
 さらにこの日、何と保育課の障害児枠担当の方が、顧問でお願いしているという障害児専門の小児科医を連れて、ふうちゃんの様子を見にいらしたのでした(“たまたま近くの他の障害児を見に来たので、ついでに寄った”とおっしゃっていましたが・・・)。この顧問の先生は面識はなかったものの、ふうちゃんが1年半以上発達と摂食指導を診ていただいている専門病院から来られていて、自治体が障害児をきちんと預かろうとしている姿勢が感じられました。当然園長先生もS先生も側にいて、たくさんの大人がしげしげと周りを囲む中、ママとふうちゃんは昼食を食べることになったのでした・・・。

 保育園の給食と家から持参したお弁当が並べられ、みんなで「いただきます」をしましたが、ふうちゃんは大荒れ。ママは一応ふうちゃんの大好きなメニューばかり用意して行ったのですが、激怒していてお食事モードにすら入りません。
 まぁ予想はしていたけどね・・・。でも顧問の先生や保育課の担当者も来てくれている手前、簡単に諦めるわけにもいかず、ママは大勢の前で歌を歌ったり機嫌を取りまくりましたが、やっぱりダメでした。
 「こういう風になってしまうと、もうどんなことをしてもダメです」とママついに白旗。すると顧問の先生は優しく「まぁ、初日ですからね。無理しなくていいですよ、おかーさん」と言ってくださったのでした。
 食事から解放された途端、さっきまでの嵐はどこへやら。ふうちゃんはゴキゲンになってお部屋の中を探険し出しました。ママと大人の一団は事務室へ移動。この後「やっぱりこんな子は預かれません」と言われるのではないかとママは内心ヒヤヒヤしましたが、顧問の先生は慣れたもの。「まぁ、こういう子は時間かかりますよ。今日は特に初日だったしね。長い時間かけて少しずつ食べられるようにできればいいですね。脱水にならないように水分だけでも摂らせてください」とニコニコしながら言って、去っていったのでした。ありがたや〜(ToT) 。

 お部屋に戻ると、お友達も食べ終わって、お昼寝のための着替えをしているところでした。ふうちゃんは慣らし保育なので、初日はここでお帰りです。
 ぐったりしてるママを後目に、ふうちゃんは元気いっぱい。あーあ・・・。
 ・・・でも、やっぱりふうちゃんもとても緊張していたと見えて、帰ってからお昼を平らげたあと、曝睡。なんと3時間半もお昼寝してしまったのでした。