成長してるんだな(笑)

 前回この項目を更新してからまたもや10ヶ月近く経ってしまいました。ふうちゃんの食事の形態に進歩がないわけではないのですが、取り立てて書くにはあたらないほど遅々としているので・・・。でも目に見えない小さな積み重ねが、10ヶ月という長い期間を通してみると実はとても大きな進歩になっているのだなぁ、と感じさせられます。

 とりあえず、この10ヶ月の間にできるようになったことを書いてみたいと思います。

●おかゆを卒業し、普通の白飯を食べられるようになった(H13.1頃)
 ただふうちゃんの場合、白飯だけでは食べられない、というのがミソです。白飯はあまり噛まずに「丸飲み」する傾向があるので、水分等で柔らかくすることと噛んだ後のようなドロドロの状態になっていないと喉が拒否してしまうようです。
 そこで我が家では、おかずをミキサーにかけてドロドロ状にし、白飯の上にかけ、混ぜて食べさせています。カレーライスのようなイメージですね(笑)。肉じゃがであろうが、ハンバーグであろうが、鳥の唐揚げであろうが、肉団子であろうが、全部このようにして“ぶっかけご飯”にしてしまうのです。
 ミキサーにかけるときに水を加えるので水分調節と堅さ調節ができるのがポイントです。

●パンが大好きになった(H13.4月頃)
 それまでも蒸しパンなどを食べさせることは良くありましたが、食パンなどはミミもあるし、どうかなー、と思っていたら、実はミミの部分の方が好きなことが判明。クッキーが好きだったので、トーストして堅くしたものをまずあげてみました。
 その頃同時に気づいたのが、ふうちゃんは甘いものがそんなに好きではない、ということでした。卵焼きも甘いのは好きでなく塩味が好きだったりします。トーストも(食感もあるかもしれませんが)ジャムを塗ったのは嫌で、そのままのが良いのです。
 パンはさすがに丸飲みできないと思うらしく(笑)、しっかりと噛んで食べています。噛むことは脳に良い影響を与えるし、言葉の発音などにも影響するとても大切な訓練なので、6月頃から朝食のオートミールやコーンフレークを止めて、食パンにしてしまいました。最初は少し抵抗していましたが、今は当然のようになっています。

●量的には実はすごく食べる子だ、ということが判明。
 朝は6枚切の食パン1枚とバナナ1本、プチダノンを一個と牛乳を飲んで保育園に行きます。自分がこんな量食べろ、って言われたらクラクラしちゃうわ・・・。
 夕食もご飯は子供用ご飯茶碗に一杯必ずといっていいほど食べます。ご飯の上にかけるおかずもそれに合わせて結構な量食べていますし、副菜もデザートもついています。
 療育センターで相談したとき、量にはみなさんビックリされていて、初めて「ふうちゃってたくさん食べてるんだー」と実感しました。形態が形態なので、よそのお子さんと比べたことなんてなかったですから・・・。

 普通の白飯が食べられるようになると、おかゆを別に作らなくていいので私の負担がすごく減りました。パンは出先で簡単に買えるので、外出時の心配がなくなりました。また、客観的にたくさん食べる方だと保障してもらえたことは、一食くらい食事を嫌がって食べなくても、または吐いたとしても、普段食べてるから全然平気よっ!というママの心の平和につながっています。
 この間「ママのひとりごと」のページに書いたようなトラブルもありましたし、私とふうちゃんのトラブルは9割方食事に起因しているので、いつもいつも穏やかに過ごしているわけではないのですが・・・。

 食事面での成長をとても大きく感じさせてくれたのが、この夏休み(2001年)の5泊6日の旅行でした。2泊3日くらいの小旅行にはしょっちゅう行っているのですが、その時は冷凍のおかずや副菜を持参しているので、家で過ごすのとそれほど変わりません。前回の長期旅行はハワイで、コンドミニアムにミキサーを持ちこんで作りました。自炊設備のない旅館&ホテルにこんなに長期に過ごすのは初めてで、内心ビクビク。冷凍したおかずはホテルの冷蔵庫では状態が心配なので2日分が限度でしたから・・・。
 3日目以降はレトルトの幼児用カレー、シチュー、缶詰のミートソースで間に合わせました。栄養はあまりないかもしれないけど、ま、いいや。4日間はお部屋で食べさせてくれる宿だったので、白飯は宿で出されたものを使いました。
 夏バテが回復したのか?旅行で体力を使ったのか?7月から食欲の落ちていたふうちゃんは旅先でほんとにパクパク食べてくれました(それともレトルトのカレーやシチューのがママの作るのより美味しかったということか???)。

 最後の日だけちょっと贅沢して、箱根の豪華ホテルに泊まりました。パパとママの夕食は、おフランス料理。ふうちゃんはレストランのものものしい雰囲気に最初ビビッていましたが、すぐに慣れ、レストランの美味しいパンをパクツキながら大人しく過ごしてくれました。レストランに入ってから食べ終えるまで2時間以上かかったのですが、途中で騒ぐことも子供用の椅子から出せ、ということも一度もなく、持ち込んだオモチャや本で静かに遊んでくれました。おかげでパパとママは久しぶりのフランス料理とワインを十分に堪能できたのでした。

 翌朝はそのレストランで洋風朝食をいただきました。卵料理が選べるので、ふうちゃんにはちょっと無理かなー、と思いながらオムレツを頼みました。すると、中が半熟状態だったので、これはイケルかもしれない、と食べさせたところ、大丈夫でした!卵を3個使った大きなオムレツでしたが、1/3くらい喜んで食べました。いつもどおりパンも食べましたし、大成功!
 普段の生活では「出来ないかもしれない」と思うとつい先回りしてしまったりするのですが、旅行では揃わないものもたくさんあり(箱根にはスーパーがなかった・・・コンビニはかろうじてあったけど)、ちょっと冒険してみようか、という気分になります。オムレツは“危険”ゾーンに入るので普段なら絶対食べさせてみないものですが、やっぱり“冒険”は必要ですね・・・。