ほぼ一年が経過して

 これを書いているのは平成12年の11月。なんと、前のページを書いてから10ヶ月くらい経過してしまいました。

 その間に劇的な変化があったか、と言われると、結局ありませんでした。ふうちゃんの食事は未だに離乳中期のままです。
 でも、全く進歩しなかったわけではありません。この一年の進歩を箇条書きにしてみようと思います。

●赤ちゃんせんべいを食べられるようになった(H12.3頃)
●おかゆをそれまで全く拒否していたのだが、食べられるようになった(H12.6)
●クッキー、マドレーヌを食べられるようになった(H12.6)
●揚げせん(天野屋の歌舞伎揚)を上手に噛んで食べられるようになった(H12.6)
●退院後、吐かなくなった(H12.7〜)
●ミキサーでも、ドロドロではなく、かなり固めの状況(ベビーフードの固さで言うと10ヶ月くらい。ビンを逆さにしても中身が落ちないくらいの固さ)で食べられるようになった(H12.7)
●みじん切りを1/3くらい入れても大丈夫になった。ただし割と丸飲みに近い(H12.8)
●卵焼きをミキサーにかけて食べられるようになった。卵焼きなどのフワフワ状のものは今まで全くダメだったので(H12.8)
●蒸しパンを食べられるようになった(H12.9)
●食べられるものがとにかく増えた。形態さえミキサー食にすれば、酢の物とマヨネーズ系を除けばあまり嫌いなものはないことが判明。

 この中でママにとって一番大きかったのは、ふうちゃんが蒸しパンを食べるようになったことでした。外出するとき、蒸しパンさえ持っていけば食事の心配をそれほどしなくて良くなったからです。これまでは5〜6時間外出するときは常にふうちゃんの食事の心配を抱えていました。ミキサー食をお弁当にして持っていくのはいいのですが、甘やかしてしまったせいもあり、ふうちゃんは冷たいままでは食べないのです。電子レンジがあれば良いのですが、今までは熱湯を魔法瓶に詰めて持っていき、それで暖めて食べさせたりしていました。それが蒸しパンを持っていけば(もしくは外出先で買えば)とりあえずお腹は持たせられるのですから、やはりすごく安心できます。
 それからふうちゃんがお粥を食べてくれるようになったことも、とても助かっています。これまではパン粥をいちいち作らなければならなかったのですが、今では市販されているレトルトの白粥を買ってきて暖めるだけで良くなりました。手抜き・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、食事をミキサーにかける、というだけでも結構大変な作業なんです。加えてパン粥を作るのはとてもストレスが溜まります。それなのにふうちゃんがパン粥を嫌って3匙くらいしか食べなかった日には、“一生懸命作ったんだから食べなさいよ〜”と怒鳴りたくもなってしまいます。ふうちゃんもやはり日本人。お粥を食べてくれることは、ふうちゃんとママの平和のためにとても必要なのでした。

 現在のふうちゃんは、というと、相変わらず食事に全く関心がありません。一生食べないで生きて行けたらそれが一番いいと思っているはずです(ママも一生食べさせないで生きて行けたらそれが一番いいよ〜)。
 お昼食べるのを嫌がって全く食べなかったとしても、夕食お腹が空いて“ご飯食べたいよ〜”というそぶりを見せることも全くありません。普段より少し多めに食べるかな、という程度です。一般に好き嫌いをなくすのに、昼間嫌がったらそのまま引っ込めて、お腹を空かせて夕食時に食べさせると良いと言われますが、ふうちゃんに限ってそれは絶対に効きません。嫌いなものはどんなにお腹が空いていても絶対に食べない。多分一日絶食したって平気でしょう(手術の当日以外そんなことしたことはありませんが・・・)。
 まあ、形態は離乳食ですが、量的には意外と食べるので、まぁ、それで良しとするか。夕食はかなり多め(大人と同じくらいの量)に出すのですが、それを全部食べた後、一緒にお風呂に入ると、お腹がポッコン!。そんなときはささやかな幸せを感じるのです・・・。