検査の結果は・・・

 以下A先生の説明をまとめたものです。ただ、ママの理解に間違いがあるかもしれません。もし何かお気づきの方がいらっしゃいましたら、ご指摘いただけると幸いです。

 戻りが遅くなってご心配をおかけしましたが、検査自体は大変順調にいきました。

 前に説明したとおり、今回は主に二つのことを調べました。右心房の酸素飽和度と、右心房と左心房の血圧です。

 右心房の酸素飽和度は67パーセント。つまり、肺から酸素をもらって元気になって左心房に帰ってきた血液のうち2/3が右心房に流れ込んでしまって、残りの1/3の血液を全身に回しているということになります。少ない血液を全身に回そうと心臓が頑張っている状態です。

 これだけ多くの血液が右心房に流れ込んでいるので、左心房と右心房の血圧は同じでした(普通は左心房の方が高い)。

 心臓の穴の大きさは測定していませんが、前からわかっているようにかなり大きいです。心房中隔(右心房と左心房の間の壁)はふつう2〜3センチですが、1.5センチ以上でしょう。カテーテルの先もスルリと左心房へ入っていきましたし、穴の方が、残っている壁より大きいです。

 また、今回右心室から肺へ行く血管に若干狭い部分があることが新たにわかりました。ただ、これは成長に従って開いてくることも多いので、今回の手術では特になにもせず、自然に任せればいいでしょう。これについては手術後も外来で定期的に観察することになります(あーあ・・・)。

 手術は外科の先生と相談して決めます。日にちは4月になってご連絡します。

 穴が大きいことは知っていましたが、まさか2/3も右心房に戻っている(はっきり言ってしまえば、無駄になっている)とは・・・。私たちもこの結果にはびっくりしました。
 こんなすごいことになっていても、症状(チアノーゼが出たり、ちょっと運動すると苦しくなったり)が出ないのは不思議ですよね。ま、いいことなんですけど。

 これを聞いた“じいじ”と“ばあば”(ママの両親)は大変。
 普段からふうちゃんの魔力に目が眩んでいるのに、ますます“けなげな子”の印象を強めてしまい、「明日にでも手術してもらえ」「おまえはふうちゃんを散歩に連れていって何時間も歩かせているが、実はふうちゃんはとっても苦しいんだ、これからはふうちゃんが抱っこといったら必ず抱っこしてやれ」、「(私たちは4月にハワイに行くことにしているのですが)ハワイなんてとんでもない。飛行機で気圧が急激に変わったら心臓がおかしくなるぞ」「ハワイに行っている暇があったら手術してもらえ」とうるさいこと、うるさいこと。
 果ては5月に自分たちが予定している海外旅行を中止するとも言い出しました。理由は、その間に手術が入ると困るから。ま、そりゃ、手術で入院している間、いてもらうと助かるけどさー、別に中止しなくたっていいと思うんだけど。

 大泉逸郎さんの「孫」って曲のヒットする理由がとっても良くわかったママなのでした。