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次の日の夕方、麻酔科の先生から麻酔についての説明がありました。
カテーテル検査は、動いてはいけないので、全身麻酔を行うこと。
麻酔はガスを吸入する方法で行うこと。麻酔がかかっている時間は3時間程度なので、検査から病棟に戻ってくる頃には醒めて、うつらうつらしているかも知れない。
検査の前日の12時までは何を食べても飲んでもよい。朝起きて喉が乾いているようだったら病院で出すオレンジジュースだけは飲んでも良いので、看護婦さんに頼んでおくこと。もちろん朝食は抜き。
朝8時頃、筋肉注射を打つ。これは麻酔ではないが、ときどきこれでもうろうとするお子さんもいるので、お父さんなどが面会に来るならその前に来た方がいいかもしれない。8時半頃に点滴開始。
9時に検査室に入るので、8時50分くらいには病棟をでる。麻酔をかけるのに30分から1時間程度、検査に1時間程度、後処理も少しあるのでだいたい11時30分頃には病棟に戻って来ると思う。
全身麻酔は、麻酔が切れても醒めない危険がある。これは割合で言うと一万人に一人くらい。肢体不自由などで、てんかん等脳に異常を持っているお子さんの場合にこの危険が特に心配されるが、通常はあまり心配しなくてよい。
「ただ」、と先生はここでちょっと間を置きました。
外斜視の人は若干麻酔が醒めない割合が高いんです。ふうちゃんは内斜視なのでちょっと気にはなりますね。どこかで治療は受けていらっしゃるんですか?
ははーん。昨日から主治医のM先生をはじめ何人かの先生が内斜視を気にしていたのは、これだったのか。
ふうちゃんは2歳になった頃から内斜視(片目が目の内側に寄ってしまうこと。普通は寄ってしまう方の目でものを見ていないため、放っておくと視力が落ちて弱視になってしまうことがある。眼鏡で視力を調節したりして矯正すれば治る。小さな子が眼鏡をかけている場合、大抵はこれ)が出始め、療育センターの眼科検診でもひっかかって、眼科に行きました。
詳しくは後日別のページで書こうと思いますが、その時はふうちゃんは寄っている右目でもものをきちんと見ている(寄っていない左目を隠して右目だけの片目状態にしてもすたすた歩けている)ため、特に眼鏡等は必要ない、成長にしたがって治ってくるだろうとの判断でした。というわけで、半年毎に検診に行くことにはなっていますが、まだ2回目の検診には行っていなかったのです。
これを説明すると「心配なのは外斜視なんで、大丈夫とは思いますけど・・・」先日、内斜視の検診に行って先生にこのことを聞いてみたら、外斜視は脳に何らか問題があって起こることが多いので、外斜視が、というよりも外斜視の原因となった脳の問題と麻酔が作用してしまうのだそうです。
説明を受けた後、また同意書に署名・捺印をしました。麻酔の同意書は保護者だけでなく保証人の署名・捺印も必要でした。たまたま面会に来ていたおばあちゃんがいつも印鑑を持ち歩いていたから良かったものの、もしおばあちゃんがこの日面会に来てくれなかったり、印鑑を持っていなかったら、翌日の検査は一体どうなってしまったのでしょう・・・?
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