検査入院してきました・1

 2000年3月6日から9日までの4日間、ふうちゃんは心臓の手術に向けての検査入院をしてきました。

 今回の目的は心臓カテーテル検査、というのを行うことにありました。右足のつけ根から大静脈にカテーテルという検査器具を入れ、静脈の流れに乗せてそれを心臓まで運び、心臓の穴の様子を調べるのです。
 これまで超音波やレントゲンなどでは定期的に検査してきましたが、やはり外からの検査では心臓の正確な状態は掴みきれないので、今回の検査となったわけです。カテーテル検査は現在の医療技術では大変安全になりましたが、やはり鉛筆ほどの太さの血管である大静脈を切って行うことや、全身麻酔をすることなどで若干の危険を伴います。担当のA先生からは「検査の日はご両親揃って控え室で待っていてください」と言われた時は、なかなか来るものがありました。

 ふうちゃんの行っている病院ではカテーテル検査の場合、2日前から入院となります。カテーテル検査が3/8に決まったので、3/6から入院しました。
 ふうちゃんの病院は完全看護なので、大部屋だと面会時間が限られてしまうため、ふうちゃんの精神状態を考えて、個室を取ることにしました。検査入院後ママと片時も離れられなくなってしまったお友達を知っていたからです。ふうちゃんの病院の小児用の個室が思ったより安かった(1泊5000円でした。これはあとからきいたら、小児病棟だけの特別料金で、大人なら1泊20000円の部屋だったそうです。病院側の嬉しい配慮ですね)のも決め手とはなりましたが、やはりいきなり見知らぬ場所に連れて行かれて、食事を始め生活環境が全く変わってしまう上に、むりやり押さえつけられて血を取られたりレントゲンを取られたりするのですから、ママがいるのといないのとでは全然違うだろうと思ったのです。
 ただ、カテーテルの当日は、大静脈を切っているため看護の目が行き届くことが必要なため、大部屋(ナースステーションの前の要注意ルーム)に移されるとのことで、一番ふうちゃんが心細い思いをしているときには一緒にいられなかったのですが・・・。

 入院の日は朝9時から10時の間に来て下さい、と言われ、ちょっと遅刻しながらも行ってみると、「入院の前に軽い診察があります。それで入院できないと判断された場合はお帰りいただきますのでご了承ください。」
 ドキッ。ふうちゃんは入院の2週前の日曜日温水プールに行き、鼻風邪を引いて治っていなかったのです。
 ところが運良くその日は主治医のM先生の外来があり、「うーん、気になるなあ・・・」と言いながら「ま、いっか」と目をつぶってなんとかOK。「治りかけなんですぅー」と必死で主張していたママもとりあえずホッ。

 個室に案内されて入ると、ふうちゃんはママがいたせいか、意外にも場所見知りせず、すんなり環境を受け入れました。個室に案内してくれた看護婦さんは2年前にもお世話になった方で、ふうちゃんのことも覚えていてくれました(その他にも何人もの看護婦さんに「ふうちゃん大きくなりましたね」と声をかけていただきました)。懸案は食事でしたが、これも意外に良く食べました。
 なんで2日も前から入院するのかな、と思ったら、やはり色々検査がありました。超音波、心電図、血液採取、レントゲン、果ては絆創膏のパッチテストまで。
 ふうちゃんは元気いっぱい。個室から外に出たくて、ドアの前でストライキするくらいでした。ふうちゃんは病棟内なら自由に出歩いていいのですが、大部屋のお子さんのことを考えて、面会時間以外はママはふうちゃんと一緒には病棟内を歩けないというきまりになっていたため、なかなか外に出してあげられませんでした。