受電電圧高過ぎの影響
設置後半年位から、晴天の日曜日になるとパワーコンデショナーに「電圧」表示が出て、発電力の抑制が頻発に起こるようになった。抑制が掛かると3kw程度の出力が1.5〜2kwに低下する。この時テスターでコンセントの電圧を測ると107〜108.5Vである。メーカーの説明によると、パワーコンデショナーは107V以上に受電電圧が上がると安全上出力をカットあるい低下させるようにしてあるとのこと。
写真が不鮮明ですみません。モニタ中央のうっすらした文字が「電圧」表示です。
この時のコンセントでのテスターによる測定電圧は108.0Vでした。別のアナログテスターでも108V位の表示でした。
いろいろ調べて見ると、電力会社の供給電圧は定格の95%〜107%の範囲内が義務つけられていると言う。ここでパワーコンデショナーに「電圧」表示が出たり、テスターでの測定で108Vは明らかに供給電圧高過ぎと考え、そのむね電力会社地区担当支社に詳細な説明をしたところ、直ちに現地調査をしてくれることになった。
2,3日後電力会社が仮配線で2台のペンレコーダを設置していった。
雨ざらしも平気な全天候型だ。
測定は木曜日から月曜日の連続5日間で行われた。調査は単相3線式の各相の電圧をペンレコーダで記録するやり方である。
レコーダの表示を覗くと、一方の相電圧がウィークデイの夜間や日曜日の昼間に110Vを記録し、もう一方の相電圧は106〜107Vであった。一相は明らかに高過ぎである。
測定終了後、電力会社の担当者は記録を解析した上で対処すると約束して引き上げていった。
この写真は2006年2月19日の測定例です。
午前6時15分に110Vに達し、7時15分〜9時に108Vに下がるも、その後10時〜12時にかけ110Vを記録しているのが読みとれます。
一週間後電力会社担当者より、柱上トランスのタップ切り替えで電圧を下げたとの連絡が入った。早速テスターでコンセントの電圧を測ったところ、平日で100〜101V、日曜日昼間が101〜103Vでどうやら正常になった。これまで半田ゴテが焼け過ぎたり、パン焼きのトースターの過熱防止用サーモスタットが作動したり、電球の寿命が短い(気がする)などなど、後から考えると電圧高過ぎの兆候があったわけである。太陽光発電を導入しなければ見過ごしていたことになる。
今回、電力会社の担当支社は、こちらの依頼に対し迅速に対処してくれたし、対応は終始親切であった。
その後今日に至るまで、受電電圧は101〜103Vで安定しておりパワーコンデショナーの「電圧」表示は一度も出ていない。