原子爆弾の歴史・いきさつ


 あのならず者が遂に原爆実験を行いました。 しかし,残念ながら半端爆発の失敗でした。 それでも成功なのだと見栄を切ってしばらく閉鎖状態だった六者協議に臨みますが, スーパーノートがバレバレなのにあつかましい限りです。
 イランもウラン濃縮を止めようとしません。 今の施設のみでは原爆 1発分の濃縮に 10年かかるとか。 増設設備の建屋は出来た様ですが,中身の遠心分離器の増設はどうなのでしょうか?

 帆船を求めて Google Earth で世界中の港を巡りましたが,港の一番よい位置を占める軍艦とその港湾施設の膨大なことがよくわかります。 軍人と軍需産業には益があるかも知れませんが,所詮は税金が使われるだけのものではないでしょうか,全く無駄な経済活動です。 真っ赤に錆びた旧ソ連の廃棄原潜の数の多さにも驚きます。 解体原子炉部には強烈な残留放射能があるために,筏に連ねて湾奥に保管されています。 放射能の恐ろしさを気にせずに,行け行けドンドンで原潜を増産したのは何だったのでしょうか? 冷戦をあおった米国にも責任はあるでしょう。 負けじとそれを受けたソ連の全体主義にも問題があったでしょう。 原潜に積まれていた核弾頭はどうなっているのでしょうか? 「寄らば切るぞ」とは言ってみたものの実際には使えない兵器なのです。 そんな物の保管菅理を続けるのも下らない話ですね。 核兵器製造に要したコストはあきらめて,原発燃料として使うしかないですね。

 インターネット上に ICBM 基地の地下サイロ配置図を見つけました。 200本の地下サイロを Google Earth 上に同定してみましたが,モンタナ州以外にも同様の基地があるのではと思われます。 全部で何発あるのでしょうか? しかし,無くてはならない物ではないですね。 何にしても,米国は反省すべきです。 核兵器をちらつかせて,自分一人がお山の大将であるのは,倫理観からしていかがなものでしょうか? 早々に CTBT を批准し,核兵器を解体すべきです。

平成18年12月20日
「命」清水寺


 自陣営に都合良かれと暗黙したり,外貨稼ぎのために核技術を秘密裏に横流ししたり,核管理のまずさから『核拡散』がエスカレートしています。 当初の開発時から筒抜けだった事実から何を学んだのでしょうか?
 ウラン濃縮用遠心分離器をめぐる闇市場の存在にも驚かされます。 個人的犯罪としながら赦免しているのは何でしょう? 遺骨詐欺のならず者もミサイルとバーターでそれを利用していた様です。

 核技術のハードルは決して高くありません。 核保有大国は既得権にあぐらをかかずに,自ら廃棄を行うべきではないでしょうか?
 我が国でも,未だ核燃料サイクルに固執する役人根性にあきれます。 残された核廃棄物を如何するの?

平成16年12月18日
「災」清水寺


 露西亜の原子力潜水艦沈没事故発生時に『隠された核事故』の本を教えられました。 軍事機密の名のもとに危険な核事故が隠されています。

 リチャード・ローズ氏の続編『原爆から水爆へ』が刊行されました。 時を経て機密解除された諸情報を基に,ソ連のスパイ活動が顕にされており,疑心暗鬼の滑稽さを覚えます。 今までよく解らなかった水爆の内部構造も語られています。

 新世紀を迎え『金喰虫』である核兵器の保有数縮小の動きも見えますが,軍隊を必要とする限りその廃絶は難しいかも知れません。 しかし,持っていても『使えない兵器』であることは明白です。 それならば,止めてしまえばよいのですが・・・。

平成14年 1月18日
不況曇天


 原爆との出会いは小学校の暗い講堂で見た16ミリの映画だったと思います。 家の近くにあった「アメリカ文化センター」でキノコ曇の写真を見た記憶もあります。 そしてやはり広島の資料館を訪れた時には言葉もありませんでした。 どうすればあのパワーが出るのか,きれいな水爆とは何をもって言うのか,そんな疑問も付いてまわりました。

 これほど馬鹿げたものはありません。 それを4万発以上も造ったのですから恐ろしい事です。 昨年のリチャード・ローズ氏の『原子爆弾の誕生』がきっかけとなり年表を思い付きました。 数冊の本を読み返しつつワープロに入力致しました。

平成 8年 9月27日
小嵐大悟郎


参考文献

『原爆はこうしてつくられた』 レスリー・グローヴス 1964.9.5 恒文社
『原爆は誰でも作れる』 ジョン・マックフィー 1975.8.15 文化放送
『ホームメイド原爆』 ジョン・フィリップス/デービッド・マイケリス 1980.12.10 アンヴィエル社
『中性子爆弾と核放射能』 安斎育郎 1982.9.25 連合出版
『シラードの証言』 レオ・シラード 1982.10.25 みすず書房
『隠された核事故』 梅林宏道 1989.8.6 創史社
『原爆はこうして開発された』 山崎正勝/日野川静枝 1990.7.25 青木書店
『核を操った科学者』 1991.10.17 〜 1991.12.7 朝日新聞連載
『ソ連核開発秘話』 1992.3.10 〜 1992.3.28 朝日新聞連載
『米軍資料・原爆投下資料』 奥住喜重/工藤洋三/桂哲男 1993.9.20
『兵器と戦略』 江畑謙介 1994.6.25 朝日新聞社 「朝日選書 505」
『核解体』 吉田文彦 1995.6.20 岩波書店 「岩波新書 396」
『原子爆弾の誕生』 リチャード・ローズ 1995.6.30 紀伊國屋書店
『プルトニウム』 友清裕昭 1995.7.20 講談社 「ブルーバックス B-1077」
『オッペンハイマー』 中沢志保 1995.8.25 中央公論社 「中公新書 1257」
『原爆神話の50年』 斉藤道雄 1995.10.15 中央公論社 「中公新書 1271」
『ケンブリッジの天才科学者たち』 小山慶太 1995.11.10 新潮社 「新潮選書」
『原子爆弾』 山田克哉 1996.7.20 講談社 「ブルーバックス B-1128」
『アメリカの軍事戦略』 江畑謙介 1996.8.20 講談社 「講談社現代新書 1319」
『米軍資料・原爆投下の経緯』 奥住喜重/工藤洋三/桂哲男 1996.9.20
『敵対水域』 ピーター・ハクソーゼン/イーゴリ・クルジン/アラン・ホワイト 1998.1.25 文藝春秋
『アインシュタインは語る』 アリス・カラプリス 1997.2.20 大月書店
『スプートニク』 ジョアン・フォンクベルタ/スプートニク協会 1999.5.25 筑間書房
『原爆から水爆へ』 リチャード・ローズ 2001.6.21 紀伊國屋書店
『核兵器のしくみ』 山田克哉 2004.1.20 講談社 「講談社現代新書 1700」
『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』 鳥居民 2005.6.7 草思社
『幻の終戦工作』 竹内修司 2005.7.20 文藝春秋 「文春新書 454」
『核を追う』 吉田文彦[編]+朝日新聞特別取材班[著] 2005.12.30 朝日新聞社
『オッペンハイマー』 カイ・バード/マータィン・シャーウィン 2007.8.3 PHP研究所

新聞切り抜き資料 主として『朝日新聞』


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