サンタンジェロ城 (ローマ)

小雨の中,南門で開館時間を待っていました。既に人が並んでいましたので,ここでよかろうと思っていましたが,時間になっても開きません。イタリア人のおじさんが門をドンドンとたたきました,どーれ!と言わんばかりに木のごつい扉が開き,何か言われていました。入口はここではないらしく,彼等についていきましたが,東側の一段下がった所が入口で,大きな垂幕が下がっていました。
イタリアの美術館には何処へ行っても入口に派手な垂幕が下がっています。ヴェネツィアのカ・ドーロでは入口のある路地の幅が1mぐらいなのにちゃんと垂幕がありました。

サンタンジェロ城はローマ時代にハドリアヌス帝の墓所として築かれましたが,中世に要塞化されました。
5mを越す大きな石弓が置かれ,その弾丸は一抱えもある大きな丸い石ですが,うずたかく整然と積んでありました。最上階は法王の居室でしょうか,メディチ家の大きな紋所が天井にあります。地下に食料倉庫の様な場所もあり,台所らしい場所もありました。どちらかというと無骨な建物です。

トスカが身を投げるのもここなのですが,足元には家内の立っている道路があり,テヴェレ川までは届かないでしょう。


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