ピサ大寺 (ピサ)

ヴェネツィアからフィレンツェへの移動日が日曜日でしたので,ウフィツィ美術館は午後からは閉館です。それならばとホテルのチェックインを済ませて,ピサまで1時間の電車の旅。電車はサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の左奥の少しわかり難いホームから出ます。

駅前からバスに乗ろうと思いましたが名物のストライキとか,タクシーでドゥオーモ広場まで行きましたが,歩いて行けない距離でもありません。帰りはカヴァリエーリ広場を通って駅まで歩きました。

列柱の並ぶピサ式ファッサード(正面飾壁)を持つ大きなお堂です。
お堂の前方には洗礼堂があります。この洗礼堂のクーポラは縦に長い空間を持つため,特異な残響効果があります。案内人が数人ずつ順番に実演してくれました,まるで日光の鳴龍です。
洗礼堂には2階に回廊があり堂内を見下ろせます。2階の片隅でしばらく考えました,こんな感じの場所は初めてではない,何処だったろうか ???,何の事はない30数年前にもここへ来たことがあるのですが,斜塔に登った事しか覚えていなかったのです。( 忘却とは忘れ去ることなり )

お堂の周囲は開けた芝生で,他のお寺とは少し趣が異なりホッとします。
北側にはカンポサント(墓地)があり,かつてすばらしいフレスコ画があったそうですが,第2次大戦時の砲撃による火災で消失したとか。損傷した壁面をはがし下絵を保存展示しているシノピエ美術館がありました,イタリアの法隆寺壁画です。


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