
フェレンツェの中心部にある四角い建物で,ルネッサンス期には自治会館の様なものだったのでしょう。外壁には各同業者組合の奉納龕があり,守護聖人像等が納められています。鍛冶屋組合の龕でしょうか(歯医者という話もあります),聖人像は失われていましたが「やっとこ」の模様がタイリングされていました。
現在は教会で,オルカーニャの重厚な祭壇が右半分を占めています。数日間泊っていたホテルがすぐ近くにありましたので,朝夕の出入りに寄りました。
街なかの小さなホテルでしたが,食器が全てジノリ製だったこと,ドア閉め確認が取れなかったのかエレベーターに閉じ込められたこと,同宿だった老夫婦の奥さんの指いっぱいにはまった大ぶりな貴石の指輪が印象に残りました。先祖代々大切にされているのでしょう。