原子爆弾の歴史 1996-2005               |前へ次へ資料室Topへ

1996. 1. 5
[平成8年]
【ウクライナ】 ペルボマイスクの戦略ミサイルサイロ爆破
(米,露,ウクライナ三国の国防相立会い,SS-19のサイロ)
1996. 1.27 【仏】 最後の核実験実施
(ファンガタウファ環礁,第 6回実験,原子力潜水艦トリオンファン用小型核弾頭,通算 210回)
《衛星写真(Google Earth)
1996. 2.10 【露】 プルトニウムの流出を認める
(1964.6 ミュンヘン空港で押収,高濃度 363g,原子力施設より流出)
1996. 4.20 原子力サミット(G7) ロシアで開催
(チェルノブイリ事故から 10年,冷戦体制の縮小)
1996. 6. 8 【中】 核実験実施
1996. 6 【米】 『核の海』をダイバーに公開
(ビキニ環礁,戦艦長門他 21隻,1946.7 の核実験後海没処分)
1996. 7. 8 【国際司法裁判所】 核核兵器の使用は『一般的には人道に関する法の原則に反する』との勧告的意見を提出
(1992 より IPPNW など 3つのNGOが中心となった世界法廷運動が国連総会に働きかけ,日本の小田滋判事ただひとり勧告をだすことに反対)
1996. 7.29 【中】 最後の核実験実施
(ロプノール核実験場,地下核爆発,通算 45回,イギリスと同じ実験回数)
1996. 9.10 【国連】 包括的核実験禁止条約(CTBT)を採択
(インド/パキスタンの署名拒否,自国核実験準備のため?)
1996.10 【露】 チャリャビンスク70の所長が自殺
(核兵器開発施設,所員の給料 5ヶ月遅配を苦に?)
1996.11.15 【仏】 軍事核工場を閉鎖
(南仏ピエールラット)
1996.12. 1 【米】 旧日本海軍が 1944 から 1945 に上海でウラン 130Kg を購入
(情報将校の報告書が機密解除)
1996.12. 4 【米】 米戦略軍の核戦略担当バトラー元司令官とNATO軍のグットパスター元司令官が,核廃絶アピールを発表
1996.12. 6 【ユネスコ】 広島の原爆ドームを世界遺産に登録
《衛星写真(Google Earth)
1997. 2.25
[平成9年]
【露】 模擬核実験用スパコンを欧州経由で入手
(IBM,700万ドル,米は軍事目的の輸出を禁止)
1997. 2.26 【日】 故岡田寿吉長崎市長の水彩画 5点発見
(原爆投下直後の惨状を描く,長崎市に寄贈)
1997. 3.11 【日】 東海村動燃再処理工場で爆発事故発生
(廃液アスファルト固化工場,工程変更後発火,事故隠し露見)
1997. 4.14 【日】 『ふげん』放射能もれ事故発生
(重水炉,過去 2年間に 11回の事故通報せず,1997.6.5 運転再開)
《衛星写真(Google Earth)
1997. 6. 4 【米】 未臨界核実験施設を公開
(ネバダ核実験場,リバウンド実験,核兵器用プルトニウム 1.5Kg,高性能爆薬 75Kgで 80Gpa・170Gpa・230Gpaの超高圧状態を作り出す)
1997. 6.13 【露】 ミサイル空中爆破処理
(バレンツ海上空 3Km,3月末タイフーン級原潜から SLBM・SS-20 19発)
1997. 7. 2 【米】 未臨界核実験実施
(旧式核兵器の信頼性確認,1997.9.18 第 2回実験実施,1998.3.25 第 3回実験実施,1998.9.27 第 4回実験実施)
1997. 7. 8 【日】 包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准
(ウズベキスタン,フィジー,カタールに続く 4番目)
1997. 8.14 【米】 核兵器 300発に削減可能と表明
(グレアム前大統領特別代表・軍縮担当,米国は今後 20年間の中期目標として明示すべし,バトラー元戦略空軍司令官は潜水艦搭載ミサイル 100発が残れば抑止は保てるとする)
1997. 8.21 【米】 改良核爆弾を配備
(米反核団体関係者が発表,地下直撃型 B61-11・50個,B53に代わる最新核爆弾,全長 3.6m,重さ 500Kg,B-2・F-16 に搭載可能)
1997.10. 4 【露】 小型スーツケース大の核爆弾 100個以上が行方不明?
(レベジ元安全保障会議書記が発言,ロシア国防省は否定)
1997.11.13 【露】 未臨界核実験
(原子力省高官が表明,1996/1997 に各2回実施)
1997.12. 9 【日】 プルトニウム保有量が前年比 7t増加
(科学技術庁が発表,全 53.789t)
1998. 2. 2
[平成10年]
【仏】 高速増殖炉即時廃止決定
(スーパーフェニックス,解体は 2005 以降)
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1998. 4. 7 【英仏】 包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准
1998. 5.11 【印】 核実験再開
(ラジャスタン州ポカラン,3発同時,43Kt(水爆)・12Kt・0.2Kt,米CIAは衛星写真の解析が休日の為行われず事前の察知に失敗,1998.5.13 再実験,2発同時,1Kt以下の小規模核,未臨界実験準備,1998.6.15 核爆発装置の写真公開,直径 45cm 長さ 170cm)
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1998. 5.28 【パキスタン】 核実験実施
(バルチスタン州チャガイ,5発同時,地震波観測は1回,U235型,1つは 30〜35Kt,米CIAは実験準備を事前に察知,1998.5.30 再実験,1発,短距離ミサイル塔載用,開発担当者アブデル・カーンは実験失敗を否定)
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1998. 6.17 【米】 核実験記録映像公開
(1945.7 以降の 6500本の核実験フィルムをビデオ化,1962〜63のミサイル搭載兵器を含む核実験映像ビデオ72本公開,含電離層内核爆発実験,1998.8.6 NHKより『ビキニ・核の黙示録』放映)
1998. 7. 2 【パキスタン】 核技術者が米国亡命
(イフティカル・カーン,核実験前の 1998.5.22 ニューヨーク着,パキスタンはインドへの核先制攻撃を 1998.4.25 に決定したと語る)
1998. 7. 8 【英】 戦略的な国防見直し発表
(核弾頭総数 200個以下,潜水艦搭載トライデント・ミサイル数 58基,兵器用プルトニウム 7.6t,高濃縮ウラン 21.9t)
1998. 9. 1 【米露】 核兵器解体プルトニウム(各 50T)を民生利用することで合意
1998.11.24 【日】 国連軍縮長崎会議開催
(核保有 5ヶ国・インド・パキスタン他 22ヶ国,米国政府関係者不参加,長崎を最後の被爆地とする決意表明)
1998.12. 8 【露】 未臨界核実験実施
(ノバヤゼムリャ島核実験場,核兵器用プルトニウムの品質をテスト,1998.9〜12に 5回実施)
1998.12.11 【米】 未臨界核実験実施
(ネバダ州地下核実験場,地下 290mの坑内,第 5回実験,核兵器より取出されたプルトニウムが使用された)
1998.12.28 【米】 復帰前の沖縄に核兵器存在の裏付資料を米国公文書より発見
(1971.10.15 付電報文・復帰を控えた撤去計画,辺野古弾薬庫,ホーク・ミサイル用核弾頭 600発以上,朝日新聞掲載)
1999. 1. 8
[平成11年]
【米】 中国への核弾頭設計技術漏洩発覚
(トライデント・ミサイル用 W88 核弾頭情報,1980年代半ばに漏洩していたことが 95年に発覚,FBI捜査中,ロスアラモス研究所の米国人科学者 ? ,2000.9.13 中国系米国人の元研究員ウェンホー・リーを司法取引により釈放)
1999. 1.24 【米】 エネルギー省 テネシー州の原発で核兵器用トリチウムを生産すると発表
1999. 2. 9 【米】 未臨界核実験実施
(ネバダ州地下核実験場,第 6回実験実施,1999.9.30 第 7回実験実施,1999.11.9 第8回実験実施,第8回からは「オーボエ」を使用,閉じ込め容器内実験のため実験後の実験室閉鎖が不要となる)
1999. 5.18 【日露】 ロシアの核兵器削減に伴う余剰プルトニウムを混合酸化物(MOX)燃料に加工しロシアの高速炉「BN600」で燃焼させる共同研究に合意
(年間 300Kgのプルトニウム処分案)
1999. 6. 8 【日】 ロシアの核解体支援策を G7外相会議で提案すると公表
(1994 に批准された START-T に基き米露各 50tの解体プルトニウムが発生,ロシアの高速増殖炉をプルトニウム消費型に改造し発電に利用する,プルトニウム燃料の製造工場を建設,数十億円規模の支援策,早ければ 2003に処分開始)
1999. 6.16 【日】 第 2次世界大戦当時の日本の原爆開発原理に基本的な誤りを発見
(理研の仁科芳雄は水による減速中性子による連鎖反応を考えていた,旧陸軍内部文書の一部が焼却を免れ米アーカンソー大の黒田和夫が保管,東工大の山崎正勝が資料より確認)
1999. 6.24 【中】 旧秘密核工場跡を公開
(青海省・海晏県の国営 221工場,1958 着工 1964 竣工,初期の核実験 16回分を製造,1987 以降「原子城」として国内観光客に開放,第 1分工場は空,パキスタンに渡ったとされる U235の電磁濃縮設備跡?)
1999. 7.15 【中】 中性子爆弾の設計技術を保有と発表
(5月末に出された米下院調査特別委員会の核技術スパイ疑惑報告書に反論)
1999. 8. 2 【米】 『ロスアラモス日誌』公開
(気象専門家ジャック・ハバートのトリニティ実験前後 9ヶ月の記録,日誌を付けることが特例的に認められていた,朝日新聞掲載)
1999. 9.30 【日】 核燃料施設で臨界事故発生
(東海村JCO,作業中に「青い光」が発生,作業員 3人が大量被ばく,作業時間短縮の為の違法作業が日常化,濃縮率の高い「常陽」用ウランを取扱い中に許容量の7倍のウランを人為的に投入,作業員は臨界に関する教育を受けていない,青い光=眼球内のチェレンコフ光,1999.12.21 大量被ばくの大内久さん死亡,2000.4.27 篠原理人さん死亡)
《衛星写真(Google Earth)
1999.10.13 【米】 上院本会議は包括的核実験禁止条約(CTBT)批准を否決
1999.10.20 【日】 日本核武装発言の西村真悟防衛次官更迭
1999.12.13 【米】 返還前の硫黄島,父島に核兵器貯蔵を米国公文書より発見
[ロバート・ノリス]他
(米軍内部の覚書・父島:1956〜63 潜水艦発射用核弾頭を貯蔵,硫黄島:1956〜59 空軍核弾頭を貯蔵 極東司令部「核作戦手続き」・板付,三沢:核物質を抜いた核弾頭を貯蔵,佐世保,横須賀:核兵器搭載艦の出入り 『日本の非核政策は現実には存在せず感情に過ぎなかった』,朝日新聞掲載)
《衛星写真(Google Earth)
2000. 1. 5
[平成12年]
【米】 沖縄返還時の「核密約」の存在を情報公開法に基く請求に対して回答
(内容は機密扱いとして公開されず,1969.11 佐藤栄作首相とニクソン大統領が極秘に了解,「密約」に関しては当時の日本側密使 若泉敬が 1994 に暴露)
2000. 2. 3 【米】 未臨界核実験実施
(ネバダ州地下核実験場,第 9回実験実施,2000.3.22 第 10回実験実施,2000.8.18 第 12回実験実施)
《衛星写真(Google Earth)
2000. 2. 4 【露】 未臨界核実験実施
(ノバヤゼムリャ島核実験場,1999.9.2 以降に 7回実施・最後の 2回は 2000.1.8 に実施,,2000.8.28〜9.3 に 3回実施,2000.10.20/27 に 2回実施・2000 は計 7回)
《衛星写真(Google Earth)
2000. 4.15 【露】 下院 START-U批准承認
(調印から 7年ぶり,プーチン大統領代行は戦略核弾頭を1500発まで削減する用意があると表明,但し批准書交換にはABM制限条約の順守確認が条件付けられている,2000.4.19 上院も批准承認)
2000. 4.21 【露】 下院 CTBT批准
2000. 8. 1 【米】 地上での未臨界核実験準備
(1999.11よりロスアラモス国立研究所の 2軸 X線流体力学実験施設で開始,未臨界核実験の日常化)
2000. 8. 2 【米】 沖縄返還時の「有事の核持込み密約」を米国公文書より発見
[マイケル・シャーラー]
(1970.9 訪米した中曽根康弘防衛庁長官が有事の核持込みを容認する発言をした事を在日米大使館宛秘密電文に発見,1968 小笠原返還時のジョンソン大統領と側近の会議録でも交渉の中心議題となっていたことを朝日新聞が確認)
2000. 8.12 【露】 巡航ミサイル搭載原子力潜水艦「K-141・クルスク」演習中に沈没
(バレンツ海,水深 108m,オスカー 2級#10艦,18,300 トン,原子炉緊急自動停止,核弾頭搭載なし,2000.8.16 自国救出に失敗し英・ノルウェー民間チームに救助依頼,2000.8.21 ノルウェーのダイバーチームが脱出用ハッチを開けたが全艦浸水,118人全員死亡,艦内の新型長距離魚雷爆発?,2001.10.25 艦体の引揚げ作業完了,3名の遺体収容,2002.6.17 魚雷爆発のあった艦首部分引き上げ,米原潜「メンフィス」「トレド」の攻撃説?)
2000. 8.14 【露】 広島,長崎の原爆投下直後の現地調査団報告書を公開
(広島,長崎市長が連名でロシア外務省公文書館に照会,1945.9 の調査報告書が届く,前文にモロトフの書込み「次の戦争は敗北に終りかねない」あり,朝日新聞掲載)
2000. 8.30 【米】 日米安保密約の全容判明
(機密解除された米国務省文書,民間研究機関ナショナル・セキュリティ・アーカイブが 1999秋に入手,1960.6 上院に安保条約批准を求めた際の説明資料,核兵器搭載艦船の寄港や有事の日本国内基地からの出撃は事前協議を必要としない,1967 佐藤栄作首相の表明した非核三原則「持たず」「つくらず」「持込ませず」の「持込ませず」は当初より骨抜きであった,討議記録や議事録で密約が残される事を日本が望んだ事が別の米外交文書で明かされている,日本外務省は密約の存在を従来通り否定,朝日新聞掲載)
2000. 9.24 【ベラルーシ】 原爆で焼残った浦上天主堂のマリア像を展示
(ミンスク,聖エレーナ・聖シモン教会,広島・長崎・チェルノブイリの核被害者を追悼)
2000.10.27 【米】 戦略核弾頭の大幅削減可能と提案
(ロスアラモス国立研究所幹部,START-Vでは 2000〜2500発が必要とされるが命中精度の高い通常爆弾を使うことで戦略核弾頭数を大幅に削減できる,START-Uが未発効のため米国の現戦略核弾頭数は約7200発)
2000.11. 1 【露】 西シベリアで世界最悪の河川汚染と指摘
(汚染調査の米露の科学者,汚染源はトムスク州の核閉鎖都市「セベルスク」(旧トムスク 7)の「シベリア化学コンビナート」,1993.4 ウラン溶液貯蔵タンクの爆発事故発生)
2000.11. 4 【中】 ICBM 実験に成功
(東風 31,スパイ活動で多弾頭技術を入手?)
2000.11.17 【パキスタン】兵器級ウラン 720Kg 保有(原爆 36発分)
[ファルーク・サリーム]
(フライデータイムス,インドは原爆 86発分のプルトニウムを保有)
2000.12.20 【日】 中曽根元防衛庁長官 「有事の核持込容認」発言の可能性を認める
(1970.9 レアード国防長官との会談中,朝日新聞掲載)
2001. 2.10
[平成13年]
【米】 えひめ丸沈没事故発生
(ハワイ沖で宇和島水産高校の実習船えひめ丸が米原潜「グリーンヴィル」の急速浮上で突き上げられ沈没,4人の高校生を含む9名が行方不明,「戦艦ミズーリ保存会」関係者接待の体験航海中)
2001. 5.27 【日】 新潟 刈羽村のプルサーマル計画に対する住民投票 反対が過半数
(初の住民投票)
《衛星写真(Google Earth)
2001. 6.21 『原爆から水爆へ(東西冷戦の知られざる内幕)』日本語版刊行
[リチャード・ローズ]
(1995 「DARK SUN」,機密解除されたスパイ情報,水爆開発歎)
2001. 7.12 【米】 ラムズフェルド国防長官 ABM条約離脱を示唆
(2001.12.11 ミサイル防衛網実験成功を機にブッシュ大統領決定,通告 6ヶ月後に失効)
2001. 9. 5 【米】 「エノラ・ゲイ」復元へ
(スミソニアン博物館の倉庫から搬出,ワシントン郊外のダレス空港近くに開館する別館で展示予定)
2001. 9.11 【米】 同時多発テロ勃発
(モハメド・アタを首謀者とするテロ組織アルカイダメンバーのハイジャックした旅客機 2機が世界貿易センタービルに突入,ビル崩壊,他の 1機もペンタゴンに突入,2002.5.8 に逮捕されたホセ・パディーシャは放射性物質をまき散らすダーティーボムを計画,水素爆弾の製造もアルカイダ幹部に提案)
《衛星写真(Google Earth)
2001. 9.26 【米】 未臨界核実験実施
(14回目,ローレンス・リバモア研究所が計画した「オーボエ」実験,ブッシュ政権初)
2001.10.16 【グルジア】 コーヒー缶 23個のプルトニウムを押収
(グルジアの首都トビリシ,6万500ドル相当,ソ連の核解体による余剰プルトニウム?)
2001.11. 7 【日】 中部電力「浜岡」原発で直径 15cmの配管が瞬時に破断
(老朽原子炉)
《衛星写真(Google Earth)
2001.11.14 【米露】 首脳会談 核管理で一致
2001.12. 5 【露】 START-T 完全履行を発表
2001.12.10 【米露】 戦略核の大幅削減で合意
(2002 半ばのブッシュ大統領訪露時までに文書化する,米:6000発 → 1700 〜 2200発,露:1500発レベルを提唱するが具体的個数は示さず)
2002. 1. 8
[平成14年]
【米】 地下核実験再開準備
(ラムズフェルド国防長官,2年以内に再開できる様にしておくことが必要)
2002. 1. 9 【米】 核抑止依存を転換
(戦略見直し計画を発表,削減核弾頭は解体せずに貯蔵)
2002. 1. 9 【米】 中国のICBMの多弾頭化を警告
(米国家情報会議が予測)
2002. 1.16 【露】 削減核弾頭は廃棄されるべき
(削減核弾頭の廃棄までは定めていないとする米を批判)
2002. 1.25 【印】 ミサイル発射実験
(中距離弾道ミサイル「アグニ2」,核弾頭搭載可能)
2002. 2.15 【米英】 未臨界核実験実施
(共同実験,ブッシュ政権はCTBT の死文化方針を表明)
2002. 3. 9 【米】 軍部に核使用計画策定指示
(中・露・ イラク・北朝鮮等 7ヶ国を対象,標的は生物兵器施設,副大統領は否定)
2002. 3.16 【米】 核実験再開に言及
(新型戦術核開発,B61改良型核爆弾の貫通力には限界がある)
2002. 3.28 【露】 千島に核最終処分場計画
(シムシル島・ウルップ島北東の無人島)
2002. 3.31 【日】 原発の後処理費用 30兆円と試算
(電力業界,再処理計画凍結?)
2002. 4. 1 【中】 無人宇宙船帰還
(神船 3号,3.25 酒泉衛星発射センターから長征2Fロケットで打上げ,7日間で地球を108周して内モンゴルの着陸予定地に帰還,12.30 神船 4号打上げ)
2002. 4. 8 【米】 使用済み核燃料地中処理場をネバダ州知事が拒否
(ヤッカマウンテン・ラスベガス北西130Km,民生用原発(103基)等の使用済み核燃料を再処理は行わずに1万年にわたって集中保管する計画)
2002. 4.14 【台湾】 60年代に小型核兵器で中国攻撃を検討
(機密解除された国防部文書,金門島の曲射砲から対岸のアモイを攻撃,米軍の反対で実現せず)
2002. 5.13 【米露】 戦略核削減条約合意
(2/3削減,今後10年にそれぞれ 1700〜2200発削減,核弾頭廃棄義務なし,5.24 調印)
2002. 5.14 【米】 実戦配備から外し貯蔵する核弾頭は 2400発
(6000発の内 4000発を実戦配備から外すが廃棄は 1600発)
2002. 5.24 【パキスタン】 ミサイル実験成功
(中距離弾道ミサイル「ガウリ」,核弾頭搭載可能)
2002. 5.31 【日】 政府首脳が非核三原則見直しの可能性発言
(安部官房副長官の早大講演に福田官房長官がフォロー,長崎・広島が批判,6.3 福田官房長官弁明,6.7 安部官房副長官弁明)
2002. 6. 7 【米】 未臨界核実験実施
(17回目実験,オーボエシリーズ9回目,ブッシュ政権下では4回目,9.26 19回目実験)
2002. 6.13 【米】 ABM制限条約消滅
2002. 7.11 【ポルトガル】 高濃縮ウラン密売の牧師を逮捕
(旧東欧諸国から持ち出して密売する組織のメンバー)
2002. 7.19 【米】 広島原爆投下直後の空撮115枚を公文書館が保管
(メリーランド州公文書館)
2002. 7.25 【日】 北朝鮮核兵器開発記事
(週刊新潮,亡命女性研究者談)
2002. 7.29 【米】 原爆被害を暗号解読で把握
(広島原爆投下直後の陸軍飛行師団の被害状況報告が公開資料に)
2002. 8. 4 【日】 原爆開発機密文書が戻る
(故黒田和夫・アーカンソ大教授が保存,57年ぶり)
2002. 8.29 【米】 未臨界核実験
(18回目,今年 3回目,新シリーズ「マリオ」)
2002. 9. 9 【英】 イラクは数ヶ月で核爆弾製造可能と報告
(英国際戦略研究所,亡命者情報,10.7 ホワイトハウスはイラク核施設の衛星写真公表)
2002. 9.16 【イラク】 国連の大量破壊兵器査察を無条件受入表明
2002. 9.16 【米】 北朝鮮は核保有と表明
(90年代半ばに2個保有,CIA情報,2002.10 亡命の黄元書記は核保有は北朝鮮高官の常識と言及)
2002. 9.25 【米】 水爆用トリチュウムを民生用原発で生産
(89年以降軍用生産設備閉鎖)
2002.10.14 【米】 ICMB迎撃実験に成功
(カリフォルニア州空軍基地から発射された ICBM(ミニットマン)をマーシャル諸島ミサイル基地から発射の迎撃ミサイルで 22分後に破壊,12.11 第8回実験失敗,8回中 5回成功)
2002.10.16 【北朝鮮】 核開発を認める
(パキスタンからウラン濃縮用遠心分離装置を購入,未稼働,ミサイルと交換?,「ガウリ」は「ノドン」の後継機,米朝合意の無効,米国は 12月からの重油供給を停止)
2002.12. 7 【イラク】 大量破壊兵器開発計画申告書を国連に提出
(大量破壊兵器なし,違反なら米国は武力行使に,12.11 CIAは旧資料の焼き直しと報告,12.19 米パウエル国務長官は「重大な違反あり」と表明)
2002.12. 9 【北朝鮮】 「スカッド」ミサイルを輸出
(米国より依頼をうけたスペイン軍フリゲート艦が北朝鮮貨物船をイエメン沖で臨検,15発のミサイル本体と弾頭・燃料を発見,出航より米国偵察衛星が追跡,12.11 イエメン政府はミサイル発注を認める,ミサイルはイエメンへ)
2002.12.12 【北朝鮮】 核施設の稼動と建設再開を発表
(重油供給停止に伴い電力損失を補償するためと表明,IAEA宛て書簡で監視カメラ撤去を求める,核査察の拒否,12.21 実験炉の封印を撤去,監視カメラに覆い,12.24 寧辺(ヨンビョン)の黒鉛炉に核燃料の再装填を通告,12.27 IAEA核監査官追放を通告,12.29 NPT脱退の可能性を示唆・・・拉致,麻薬,覚醒剤,偽煙草,偽札,ミサイル,核開発・・・オウム以上の悪の枢軸
《衛星写真(Google Earth)
2002.12.15 【米】 クリントン前大統領 北朝鮮への軍事攻撃通告があったことを表明
(1993〜94 核開発計画を凍結しないなら核施設への軍事攻撃を行うと通告)
2002.12.17 【米】 ミサイル防衛網の配備決定
(2004 までにアラスカ州に初期配備,迎撃ミサイル10基,テポドンを警戒)
2002.12.30 【パキスタン】 ムシャラフ大統領 今年始めに核使用の用意をインドへ示唆と表明
(国境紛争,パキスタンを訪れた外国首脳を介してバジパイ首相に伝える)
2003. 1.10
[平成15年]
【北朝鮮】 NPT脱退を宣言
(IAEA協定からも離脱,関係国は脱退を無視)
2003. 1.31 【北朝鮮】 燃料棒移送を開始
(米国偵察衛星が寧辺(ヨンビョン)核施設付近でのトラックの動きを探知,ニューヨークタイムズ紙,2003.2.26 黒鉛炉再稼動が判明)
2003. 2.16 【米】 日本の核武装を議論
(北朝鮮問題に絡み,米補佐官と上院議員)
2003. 3.20 イラク戦争
(2003.3.20 トマホークミサイル発射,2003.4.9 バクダット陥落で一応終結,空爆兵器 3万発,精密誘導弾は 68%)
2003. 4. 8 【香港】 核兵器開発用直流安定化電源装置を押収
(日本製,タイ経由で北朝鮮の商社へ輸送中,汎用品転用)
2003. 4.12 【エジプト】 アルミ管 22tを押収
(ドイツから中国へ輸送中,取引相手は元北朝鮮外交官・国際原子力機関担当・尹浩鎮)
2003. 5. 6 【イラク】 近隣住民がイエローケーキを略奪
(サファラニヤの原子力関連施設の貯蔵庫が近隣住民の略奪を受けドラム缶を貯水用に使用,住民被曝の可能性)
2003. 5. 9 【米】 小型核兵器研究予算案可決
(10年ぶり,貫通型核兵器用 1500万ドル,開発する場合は議会の承認を必要とする)
2003. 5.21 【米】 北朝鮮に関する公聴会開催
(亡命元技師・元高官,弾道ミサイルの部品の 90%は日本から万景峰号で 3ヶ月毎に来た,麻薬の生産と密輸を国家事業にしている)
2003. 6.12 【米】 イラクのウラン購入疑惑が事実無根であることを隠蔽
(CIA,イラク戦争の口実に使われた,ワシントンポスト誌,2003.7.15 FBIが捜査開始,イタリアも調査開始)
2003. 6.20 【北朝鮮】 核弾頭保有
(米政府が日本政府に非公式に伝達)
2003. 6.27 【米】 北朝鮮の軽水炉建設事業中止
(11.4 KEDO は事業中断で合意)
2003. 7. 1 【米】 北朝鮮の核実験施設を確認
(衛星情報,北朝鮮南西部ヨンドクトン,爆縮実験施設)
2003. 7. 8 【北朝鮮】 燃料棒の再処理完了を米に通告
(核弾頭 6個分,核兵器製造に着手,対話進まぬなら核実験の用意と脅す)
2003. 7.20 【北朝鮮】 第2の再処理施設
(国境付近に設置した探知装置が放射性ガス・クリプトン85 を検出)
2003. 8.18 【独】 北朝鮮へアルミ管の輸出を図った 3人を起訴
(ドイツ週刊誌シュピーゲル,ウラン濃縮用,22トン,4月に発覚,9.22 北朝鮮の元外交官が発注の疑いと続報)
2003. 8.18 【米】 エノラ・ゲイの機体全体修復公開
(米国立スミソニアン航空宇宙博物館新館)
2003. 8.26 【イラン】 ウラン濃縮実験疑惑
(ナタンズのウラン濃縮施設,北朝鮮科学者の存在,9.26 電気会社からも高濃縮ウランを検出)
2003. 8.27 北朝鮮を廻る 6者協議開催
(北京・釣魚台国賓館,北朝鮮は核実験の意図を表明,8.29 に閉会)
2003. 8.30 【露】 原子力潜水艦「K-159」沈没
(バレンツ海,解体工場への曳航中,9人死亡)
2003. 9. 9 【韓】 北朝鮮の新型ミサイルは旧ソ連の SLBM SSN 6 改良型と報道
(全長 9m,直径 1.5m,射程 1800〜3600Km,北朝鮮建国 55周年式典では公開されず)
2003. 9.19 【米】 臨界前核実験
(ネバダ州の核実験施設,昨年 9.26 以来約 1年ぶりの実験,通算 20回目,ブッシュ 政権としては 7回目,「ピアノ」と命名)
2003.10.14 【イラン】 秘密のウラン濃縮施設の存在を公表
(遠心分離器施設,イスファハンの東 15Km,反体制派が発表,10.21 ウラン濃縮一時停止を表明)
2003.10.15 【中】 有人宇宙船「神舟 5号」打上げ
(酒泉衛星発射センター,長征 2号ロケット,楊利偉(ヤン・リーウェイ)飛行士,10.16 内モンゴルの四子王旗着陸場に帰還)
《衛星写真(Google Earth)
2003.10 【リビア】 ウラン濃縮装置部品輸入発覚
(アラブ首長国連邦からリビアに向うドイツ船舶をドイツ政府を通じてイタリアに向わせて積荷を臨検,遠心分離器用アルミ管,マレーシア製部品)
2003.11.10 【イラン】 IAEA 報告書
(18年前よりウラン濃縮実験,12年前よりレーザー濃縮研究,1988〜92 プルトニウム少量抽出)
2003.11.17 【北朝鮮】 1994 に地下核実験準備
(黄元書記が米国で証言,実験は行われなかった)
2003.11.19 【米】 第五福竜丸の航海日誌の全文コピーを発見
(国立公文書館,事件後海上保安庁に提出後所在不明であった,切石博子が発見)
2003.12.19 【リビア】 核兵器開発を認める
(米英調査団が10月と12月に 10ヶ所以上の核開発関連施設に立ち入る,大量の化学兵器も発見,リビア外相は自由意志による廃棄を確約,次の標的の回避か?,2002.8 英国はガダフィ大佐に助言,2003.3 英国情報機関に廃棄を申し出)
2004. 1.15
[平成16年]
【米】 北朝鮮の使用済み核燃料棒搬出を確認
(米訪朝団プリチャード氏講演,貯蔵プールが空であった)
2004. 1.28 【イラク】 大量破壊兵器の証拠なし
(元米調査団団長デビッド・ケイが米公聴会で証言)
2004. 2. 2 【パキスタン】 アブデル・カーンがイラン・リビア・北朝鮮への核技術流出を自供
(遠心分離装置・真空技術・核爆発装置の設計図等,2.4 テレビ出演で謝罪,個人的利益目的,2.5 ムシャラフ大統領はアブデル・カーンを赦免,2.,6 ムシャラフ大統領はドバイの「核の闇市場」が利用されたことを認める,2.8 イラクへの売り込みもあったとパキスタン紙報道,アブデル・カーンの個人的犯行?)
(「核の闇市場」:ソ連の核兵器開発に使われた遠心分離器技術を開発者のゲルノート・ツィッペ(独人)がソ連から開放された後 1959に米国へ売り込んだが,核技術拡散を恐れてか採用されず,英独オランダの合弁会社「ウレンコ」に平和目的として伝わり,そこへ出入りしていたアブデル・カーンが持ち出し,パキスタンの原爆開発に使用された,さらにイラン・リビア・北朝鮮へ流出,核爆発装置・ミサイル技術も加わり,第三国経由の迂回輸出が行われ「核の闇市場」が形成された,手塚治虫のフーラー博士か?)
2004. 2. 6 【北朝鮮】 核施設凍結を表明
(2,25 開催の第2回 6者協議で発表する方針)
2004. 2.11 【米】 新たな「核不拡散」案を提案
(核の平和利用権の制限,核軍縮が先との批判を受け 2004.5 提案を取り下げ)
2004. 2.13 【中国】 放射性物質盗難
(セシウム 137,陜西省の発電所建設現場から)
2004. 2.15 【米】 中国からパキスタンに流出した技術が「核の闇市場」へ流れたと発表
(ワシントン・ポスト紙,リビア提出の技術書類に中国語の記述を発見)
2004. 2.21 【中国】 北朝鮮向け核物質処理液のコンテナ押収が判明
(2003夏,リン酸トリブチル,ウラン・プルトニウムの溶媒,CIA 情報を外交ルートを通じて中国政府に通報)
2004. 2.24 【イラン】 ウラン濃縮用遠心分離器 1000台を発見
(IAEA,リビアからの情報提供に基づく,P2型)
2004. 3. 2 【米】 北朝鮮の使用済み核燃料棒 8,000本の再処理の可能性を公表
(6者協議米国代表ケリー次官補が公聴会で証言)
2004. 3.12 【リビア】 日本製ウラン転換プラント試行が判明
(IAEA,1984年に発注,2002年に試験,六フッ化ウランの製造工程)
2004. 3.15 【米】 リビアの遠心分離器部品を公開
(オークリッジの核施設にて,P1型のアルミニウム管,倍の能力と言われる P2型は公開されず)
2004. 3.26 【コンゴ】 閉山の広島原爆用ウラン鉱山で違法採掘疑惑
(BBC,隣国のザンビアを経由して密輸?)
2004. 4.13 【北朝鮮】 アブデル・カーンが北朝鮮で 8発の核爆発装置を見せられたと供述
(ニューヨーク・タイムズ,5年前に地下核施設で,4.28 米は北朝鮮の核兵器保有数を 1個〜2個 から 8個に修正)
2004. 4.22 【イスラエル】 核暴露のモルデハイ・バヌヌ氏出所
(1986年に「ディモナは兵器用プルトニウム生産の秘密基地」と明かし 1週間後にイタリアで拉致され投獄されていた,イスラエルは 100発前後が実戦配備可能?,暴露はチェルノブイリ事故がきっかけと語る)
《衛星写真(Google Earth)
2004. 5.21 【日】 原発の後処理費用は 1世帯あたり年 2000円
(経産省試算,総額 18.8兆円)
2004. 5.25 【米】 臨界前核実験
(ネバダ州の核実験施設,ブッシュ政権下 8回目)
2004. 6.24 【イラク】 核施設破壊?
(米科学国際安全保障研究所が核関連疑惑施設の衛星写真を入手,2003.8.11 建物存在,2004.5.10 更地)
2004. 7. 2 【日】 核燃料リサイクル費用は核燃料直接処分の約 2倍であることが発覚
(94年試算,経産省は割高試算を公表せず,日本の核燃料再処理計画はコストを無視して行われている,不都合には口を噤む役人体質?,7.7 電気事業連合会でも試算隠しが発覚)
2004. 7.15 【米】 機密情報ディスクを紛失
(ロスアラモス国立研究所,7.21 インターネット回線経由で機密情報メールを送受信していたことが発覚)
2004. 7.18 【パキスタン】 北朝鮮からミサイル技術を購入
(ブット元首相証言,1993.12 の訪朝時以降,核技術輸出構想の存在を認める)
2004. 8. 8 【イスラエル】 ディモナ核施設周辺住民にヨウ素剤を配布
(核施設の老朽化による放射能漏れ事故を想定した事前対策?)
《衛星写真(Google Earth)
2004. 8. 9 【日】 関西電力「美浜」原発3号炉タービン棟で蒸気漏れ死亡事故発生
(4名死亡,加圧水型軽水炉2次系のコンデンサー後部の主配管が破裂,放射能漏れなし,オリフィス後部位置,10mmの肉厚が1.4mmに減少,関西電力「大飯」原発1号炉・「高浜」原発3号炉でも同位置に肉厚減少が発見されステンレス管に交換されているが「美浜」原発では見過ごされていた,28年間無点検,老朽原子炉,8.14 配管肉厚 0.6mm を確認,8.15 通常火力発電所でも同一事故発生,死傷者なし,10mmの肉厚が 1.6mmに減少,1995年以来無点検,8.25 死者 5名に)
《衛星写真(Google Earth)
2004. 8.11 【イラク】 大量破壊兵器は廃棄済みと表明
(元核兵器開発責任者ジャファル・デイア・ジャファルが英BBCニュース番組で語る,1991年に廃棄,フセイン元大統領の判断,イラク戦争時には存在していなかった,ニジュールからのウラン買付け話はでっち上げ,ジャファル・デイア・ジャファルはバクダット陥落 2日前にシリアへ脱出しパリ在住)
2004. 8.11 【米】 北朝鮮が核解体に応ずるなら資金援助
(旧ソ連の核軍縮支援のために実施されたナン・ルーガー計画を旧ソ連以外へも適用)
2004. 9. 2 【韓】 未申告のウラン濃縮実験を報告
(韓国原子力研究所,2000年1〜2月頃,レーザー濃縮法,微量ながら 80%に達していた,管理責任は?,米側対応に 2重基準?,9.7 韓国政府は関与を全面否定)
2004. 9. 8 【韓】 プルトニウム抽出実験発覚
(米国務省高官が表明,1982年頃,韓国は 70年代後半に核兵器開発計画に着手したが米国の圧力で断念していた)
2004. 9.13 【韓】 ウラン転換実験発覚
(IAEA 発表,1980年代に IAEA に未申告で実施,約150kg の金属ウランを生産)
2004. 9.14 【韓】 重水漏れ事故
(月城ウォルソン原子力発電所2号炉,加圧重水炉,10人被曝,作業員のバルブ操作ミス,99年と02年にも重水漏れ事故発生)
2004. 9.15 【南ア】 核の闇市場の南アフリカ関係者を逮捕
(リビアの秘密核開発計画の資材調達,コンテナ11個分,2005. 4.12 続報では 元原子力公社の技術者,司法取引,部品製造を依頼したとして逮捕されたドイツ人はカーンの闇市場の欧州での重要人物)
2004. 9.16 【米】 イラクの大量破壊兵器備蓄証拠なし
(調査団の最終最終報告,生産計画への明白な意図は認定)
2004.10.11 【独】 スイス国籍ビジネスマン ウルス・ティンナーを逮捕
(リビアの核開発支援,カーンの右腕のスリランカ人 タヒールから遠心分離機部品を受注しリビアへ密輸)
2004.11.13 【日】 核燃サイクルを維持決定
(直接処分よりコスト高を認める,11.1 原子力委 再処理策を維持)
2004.11.14 【イラン】 ウラン濃縮を全面的に停止
(米国の告発を受け英仏独と交渉,イスファハンのウラン転換施設では月に 3.5トンの六フッ化ウランを製造,9割は国産技術 1割は中国技術,遠心分離工場はナタンズに建設)
2004.11.17 【露】 新型核戦力配備
(数年以内,新弾頭及び新ミサイル)
2004.12.21 【日】 核燃サイクルのウラン試験開始
(青森県六ヶ所村,もんじゅ事故・JCO事故で遅れる,劣化ウラン 31t で装置安全テスト,使用済み核燃料試験は 1年後)
《衛星写真(Google Earth)
2005. 1. 8
[平成17年]
【露】 北洋艦隊基地からの放射能漏れ報道
(ノルウェー国境 50Kmのアンドレア湾基地,原潜の廃棄物貯蔵施設より,朝日新聞)
《衛星写真(Google Earth)
2005. 1. 8 【米】 グアム南方で海図に書かれていない海山に米原潜が衝突
(「サンフランシスコ」,船首を大破,1名死亡)
2005. 1.10 【露】 使用済み核燃料の宗谷海峡経由運搬が判明
(原子力潜水艦用,カムチャッカ半島のペトロパブロフスク・カムチャッキー近郊の原潜解体工場からウラジオストック近郊の一時貯蔵施設へ,濃縮率 20%)
《衛星写真(Google Earth) 《衛星写真(Google Earth)
2005. 1.11 【露】 退役原潜 37隻未解体報道
(ウラジオストック近郊のズベスタ造船所,冷戦後 76隻が退役,核燃料を積んだまま繋留,米国の資金援助で解体を行うがミサイル搭載型原潜が主,攻撃型原潜が残る,朝日新聞)
《衛星写真(Google Earth)
2005. 2. 9 【北朝鮮】 兵器級ウラン生産段階に
(ミッチェル・リース前米国務省政策企画局長が論文を寄稿,2000年に遠心分離器を数千台規模で調達することを決定,核の闇市場)
2005. 2.10 【北朝鮮】 核兵器製造も宣言
(6者協議中断)
2005. 2.10 【コンゴ】 ウラン鉱山盗掘
(広島原爆用シンコロブエ鉱山,45年前に閉鎖,日に 1万人が潜入,盗掘者の被曝問題,核の闇市場?)
2005. 3. 5 【北朝鮮】 リビアにウラン輸出疑惑
(米国家安全保障会議幹部が 1月31日に日本政府に伝達,リビア押収のウラン資料の分析結果の消去法から?)
2005. 3 【北朝鮮】 寧辺(ヨンビョン)核施設停止
(衛星写真より,プルトニウム抽出準備か,脅し?,2005.4.18 韓国も確認と発表)
《衛星写真(Google Earth)
2005. 4.10 【南ア】 小型核数十発も製造
(93年3月の発表には含まれない,情報機関幹部の証言,サッカーボール大,現状は不明)
2005. 4.23 【南ア】 新たな闇市場浮上
(米国発の別ルート,NPTの抜け穴,禁制品の輸出は南アなら可,パキスタンへ迂回?)
2005. 5.11 【北朝鮮】 8,000本の核燃料棒の取り出し完了を明言
(寧辺の黒鉛減速炉,6者協議に揺さぶり?)
《衛星写真(Google Earth)
2005. 5.27 【国連】 NPT会議まとまらず閉会
(核保有国と非保有国のギャップ,5.20 米国はCTBT非加盟と核兵器の近代化を主張)
2005. 6. 8 【北朝鮮】 反撃に十分な核爆弾保有と明言
(金外務次官,平壌での米ABCテレビのインタービューで語る)
2005. 6. 9 【リビア】 遠心分離器の設計図のコピーが行方不明
(IAEAの調査,核の闇市場を通じてパキスタンからリビアに密輸される前にドバイでコピーが作成された可能性)
2005. 7.12 【韓】 北朝鮮が核廃棄に同意するなら電力供給と提案
(KEDOが建設するはずだった200万KW,9.16 北朝鮮は拒否して軽水炉を要求)
2005. 7.31 【イラン】 ウラン転換再開を宣言
(8.1 より,イスファハンの核施設,イエローケーキから気体の六フッ化ウランに転換,平和目的と主張,イランは IAEA を脱退していない,8.8 再開)
2005. 8. 1 【日】 1960年代の 2首相が「核武装論」を打診
(機密解除された米国公文書より,米国民間研究機関ナショナル・セキュリティ・アーカイブが発見,1961.11 池田勇人首相,1964.12 佐藤栄作首相,驚いた米国は「核の傘」を提供)
2005. 8. 3 【英】 1958年 イスラエルへ重水 20t を秘密裏に提供
(国立公文書館で発見された公文書より,BBC放送が報道,150万ポンド,米国には知らされていない)
2005. 9.16 【日】 核燃サイクル維持を決定
(2050年の数値目標を盛る)
2005. 9.19 【北朝鮮】 6者協議で核放棄を確約
2005.10. 7 【ノルウェー】 ノーベル平和賞を IAEA とエルバラダイ氏に決定
2005.10.12 【中】 有人宇宙船打ち上げ
(神舟 6号,長征 2Fロケット,聶海勝・費俊竜飛行士,9.17 帰還)
《衛星写真(Google Earth)
2005.10.19 【日】 青森県知事が使用済み核燃料の中間貯蔵施設を受入れと表明
(キャスクに入った状態で 5千トンを保存,50年間を限度)
《衛星写真(Google Earth)
2005.11.12 【イラン】 ウラン濃縮工程をロシアに移管
(IAEA も支持,11.16 ウラン転換を再開)
2005.11.17 【米】 弾頭迎撃テストに成功
(イージス艦配備の SM 3ミサイル)
2005.12. 2 【米】 原子力空母 G.ワシントン を横須賀配備に決定
(1992.4 就航,ニミッツ級,CVN-73,2008年より配備)
《衛星写真(Google Earth)
2005.12.16 【米】 「スーパーノート(偽100$札)」情報公開
(各国外交官に説明,北朝鮮製?,米国製特殊インクに蛍光インクを密かに混入して密輸ルートに流す?,6者協議再開に影響)
2005.12.26 【日】 ポストもんじゅの建設を明確化
(もんじゅは 1995.12. 8 の事故後 10年間停止中,新型高速増殖炉構想,2030年目標,2050年頃の原発軽水炉更新を睨む,既にもんじゅには 8237億円が投ぜられている)



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