大勢新譜さ ん 2002


〜 最近入手したCDのリスト  〜

  
入手日 アーティスト タイトル 寸釈
1月4日 モーサム・トーンベンダー ハロー  メジャー・デビュー・アルバム。やかましいだけのハードコアと違い、繊細さを持ち合わせている。個人的に は、バック・ホーンよりもこちらがお気に入りだ。
  Remy Zero The Golden Hum  HMVのpopにはレディオヘッドとツアーで回ったと書いてあったので、試しに買った。ライフハウスなん かと同系統のロックだと思うが、しかし、この手のバンドは、今やアメリカに沢山いるようだしなあ・・・
1月16日 ラブ・サイケデリコ ラブ・サイケデリック・オーケストラ  デビュー作が180万枚も売れた二人組の2nd。前作に比べると、インパクトに欠けるが、それは多分制作 者の狙いで、じっくり聞かせるタイプの曲が揃ってきた。
  Haven Let It Live  英国で昨年デビューしたバンドの日本編集盤。ジョニー・マーがプロデュースしたことで話題になっている が、そんなことはどうでもいいような気がする。アルバムが楽しみだ。
1月22日 The Chemical Brothers Come With Us  彼らにとって4作目になるのだが、明らかに最高作だと思う。ビッグ・ビートというブームを生んだ彼らの 「その後」、を見事に提示している。
  アートスクール ミーン・ストリート  日本のインディーズ・バンドの2枚目のミニ・アルバム。厳しい言い方になるが、いかにも「インディーズ」 という雰囲気が気になる。
2月7日 ザ・スピンドルス ザ・スピンドルスのすべて  関西を中心に活動しているバンドのメジャー・デビュー・アルバム。60年代UKロックとGSの融合、なん て書くと誤解を与えるかもしれないが、その通りなのである。ただし、UKといっても、音楽性はザ・フーに近いと思う。気に入った。
  Haven Between The Senses  UK新人バンドのデビュー・アルバム。UKギター・ロックのど真ん中と言ったらいいのだろうか。ボーカル の声質が良いので、売れるかも。
2月19日 バンプ・オブ・チキン ジュピター 遂にメジャー・デビュー・アルバム発表。移籍から1年半経ったんだよなあ。前作がトータル・アルバム風な作 りだったけど、こちらはシングル作品集という趣がある。というのが、1回だけ聴いた限りでの感想。
  Headstrong Headstrong  プロフィールについては全く知らない。私はあまりヘヴィ・ロック(ニュー・メタルとも言うらしい)が好き ではないが、これは気に入った。CD店では「ポスト・レイジ・アゲンスト・ザ・マシーン」と宣伝されているが、確かに共通項は多い。だが、こちらの方が ダークだし、そのうち電子楽器を使い出す可能性があるような気がする。
  Alanis Morissette Under Rug Swept  私にとってこの人は、グレース・スリック以外で女性ボーカリストに耳を向かせるきっかけになった存在であ る。とはいえ2ndは殆ど聴かなかった。でもこれ(ライブを挟んで4枚目になる)は面白そう。
3月14日 Fog Fog  ミネソタ州出身のアーティストのデビュー作。スクラッチ音をバンド・サウンドの中で生かすといえば、昔の ベックを思い出させるが、確かにベックの系譜にあるのかもしれない。サウンドは実験的だが、エレクトロニカよりはとっつき易いと思う。
  Black Rebel Motercycle Club Black Rebel Motercycle Club  邦題が「ブラック・レベル・モーターサイクル登場」である。こんなので笑わせるな。 
 米国出身だが、ボーカル・スタイルはUKロック風で、ギター・サウンド共々、ジーザス・アンド・メリー・チェインを連想させる。ただし、こちらの方が ビート感覚が良い。
3月26日 くるり ザ・ワールド・イズ・マイン  今度は民俗音楽にまで手を染めたくるり。4人になったことで、ギターのパートが丁寧になっている気がす る。前作よりも実験的だと思う。
  ママレイド・ラグ 春雨道中  メジャー・デビュー・ミニアルバム。全4曲とも良い曲揃いで、彼らのルーツが仄めかされた作品だ。アルバ ムが楽しみである。
  The Jon Spencer Blues Explosion Plastic Fang  前作を持っていないので、それとの比較は出来ないが、以前の「縦ノリ爆発」よりは横ノリの要素が強まって いるし、メロディアスにもなっており、ロックンロールの原点への接近を強く感じさせる。しかし、サウンドはあくまでもクリーンだ。
4月10日 Req The Sketchbook  イギリスのグラフィック・アーティストが作った作品。これも「ポストロック」なのだろう。中盤から面白く なる。
  The Hives Your New Favorite Band   スウェーデン出身のロックンロール・バンドのアルバム。まだまだ、情報が不足している。最近騒がれてい るバンドよりはメロディアスなので、JSBEと似たバンドと紹介されるのは可笑しいと思う。音は切れ味があってしかも重量感もある。
4月27日 スーパーカー ハイビジョン  彼らにとって4枚目のアルバム。前作を聞いてしまうと、本作は若干インパクトに欠ける。電子音楽が手段で なく目的化していると言うか。
  V.A Arabic Groove アラブのポップ・ミュージックという触れ込みを見て買ったのだが、アラブといってもモロッコやエジプト限定 のオムニバスだった。少し残念。
  Natinal Skyline This=Everything  ポストロック的な音楽をやるアメリカのインディー・バンドの2nd。こういういのを「拾い物」というのだ ろう。電子音響が良い。
5月26日 The Doves The Last Broadcast  30台にして再デビューしたバンドの2nd。少しばかりストーン・ローゼズの1stを思わせるようなギ ター・ロックである。クリムゾンの"Moonchild"の改作が収録されている。
6月18日 And You Will Know Us By THe Trail Of Dead Souce Tags & Codes メジャーデビュー作。本作で初めて彼らを知った。なるほど、At The Drive Inに似たところもあるが、こちらの方が実験的だし、メロディも良いと思う。
  シロップ16g クーデター メジャーデビュー作。前作よりもリズム隊が良くなっており、ギターの音も分厚くなっている。その分、歌詞が 聞き取りにくくなったのが、少々残念だが。
  ダウニー (タイトル無し) インディーズ・バンドの2nd。これは凄い作品だ。神経症的なギター・トーン。そしてドラム。間違っても、 仕事のBGMにはなり得ない。ところで、文学的な歌詞を書いているのに、歌詞が全く聞き取れないというのは全く以って不思議だ。
7月1日 The Who Ultimate Collection  従来のシングルA面曲集とは異なり、これこそ「ザ・フーのベスト盤」と呼ぶに値するものだ。是非日本盤も 発売し、新たなファンを買いたくして欲しい。
7月26日 V.A British Invasion  タイトル通り、60年代の第1期ブリティッシュ・インベ−ジョン期のUKアーティストのコンピもの。あ、 イージービーツはオーストラリアだった。
  The Vines Highly Evolved  オーストラリア出身の4人組バンドのデビュー作。ニルヴァーナに通じる刺々しさと中期ビートルズ風のメロ ディ優先の曲が一枚のアルバムに同居している。ただ、敢えて苦言を呈するならば、次作では独自性を確立させて欲しい。
8月10日 Goerge Polyserena  ヌーナン兄妹を中心とするオーストラリア出身のバンドのデビュー作。姉と弟が交互に曲を書き、かつリード ボーカルを取っている。この作品は非常に良い。
  Hi-5 ミュージック・リスタート  電子キーボードとベース、ドラムという変則なバンドの3枚目。確かに面白いサウンドなんだが、今作は「中 庸」がちょっと裏目に出たようにも思える。
9月1日 The Who My Generation -Delux Edition  ついに出た! ということで日本盤発売まで待ちきれずに買ってしまった。最近の技術には本当に驚かされ る。
  J. Mascis + The Fog Free So Free  今の名義になってからの2作目。Jのボーカルやギターソロは相変わらずだが、本作は「Jマスキス流ストー ンズ」だと思う。まあ、最近のストーンズの新作を聞くよりは・・・
9月11日 The Who My Generation -Delux Edition  こちらは日本盤。しかし、ライナーノーツの日本語訳が追加されただけで、CD本体はUSA盤だそうだ。な んだかんだ言っても、日本でのザ・フーの扱いって、結局はこれだもんな。
9月21日 Peter Gabriel Up  10年ぶりの新作。大ベテランとなっても、円熟ではなく、新しいことに挑戦している点には、頭が下がる。 今年のベスト5間違いなし。
  Beck Sea Change  前作とは異なり、アコースティック主体のアルバム。じわりじわりと好きになって行きそうなアルバムであ る。
  Silent Fish Sharing Secrets With The Stars  デンマーク出身のバンドのデビュー・アルバム。1曲目のドラム・パターンが気に入って買ったのだが、全体 的にはメロディ志向であり、ビートルズ・チルドレンと言えなくもない。
9月25日 ママレイド・ラグ ママレイド・ラグ  新人とはいえ7年のキャリアはダテじゃない。緻密なアレンジ。生楽器を使多用したアルバムでは、久々にサ ウンドでも聴かせられるアルバムだ。
  シロップ16g ディレイド  インディーズ時代の曲の再録盤らしい。
10月2日 The Rolling Stones Big Hits(High Tide And GreenGrass) USA  デッカ時代のデジタル・リマスター紙ジャケシリーズの一枚。これは、ストーンズの初ベスト盤でUSA仕様 である。ストーンズのオリジナル曲が殆どという選曲に今更ながら驚いた。
  The Rolling Stones Big Hits 2(Through The Past Darkly) USA  ストーンズ2枚目のベスト盤。デジタル・リマスターによって、音質が格段に向上している。しかし、CD時 代に40分以下のベスト盤というのは、物足りなさを感じてしまう。
  McDonald And Giles McDonald And Giles  2002年にひっそりとデジタル・リマスターされて甦ったアルバム。しかも、安い! 音質も良い。中後期 ビートルズとジャズの融合という印象を持った。
10月22日 The Who
Ultimate Collection (UK
Limited Edition" 
 これは、英国の限定盤。収録曲数が米国盤より多いこと、映像付きであることが特徴。 

The Beatles
Help!
  「今まで持ってなかったのかよ」と言われそうだが、カセットで持っていたのであって、CD は初めて。でも、何で「イエスタデイ」で締めくくらずに、カバー曲を最後に入れたのだろう?


The Beatles
 「メンバー4人が自己主張を云々」と言われているホワイト・アルバムだけど、やはりこれは「ビートル ズ」だよなあ。
11月2日
Giddy Motors
Make It Pop
 ロンドン出身のバンドのデビュー・アルバム。ハードコアとジャズ、フォークが組み合わさった、今までに ない音楽性である。なお、プロデューサーはスティーブ・アルビニで、確かに、ギター・サウンドはアルビニらしい。
 ところで、このバンド名、「マディ・ウォーターズ」と音韻がそっくりなんだが・・・
11月8日
The Rolling Stones

※以下のストーンズ作品は、全てSACD/CDハイブリッド仕様。


Now!



Out Of Our Heads(US)
 "Satisfaction"をフィーチャーしたアルバム。他の聴きものは"Mercy, Mercy", "Play With Fire"あたりか。しかし、ライブ収録が1曲入っているのは、アルバムとしてのトータル性を落としている。70年代以降なら外したことであろう。


December's Children
 "Get Off Of Ma Cloud"をフィーチャーしたアルバム。"As Tears Go By"も名曲。このアルバムもライブ収録が混ざっており、本来は英国のように"Out Of Our Heads"一枚で発表されるべきであったのだろう。
 ただし、これら2枚から英国仕様盤を編集することが出来るという「技」もある。


Aftermath (UK)
 ストーンズ作品中、最もメロディにこだわったアルバムである。個人的にはベスト2に挙げたい。このアル バムがあるからこそ、後のストーンズがあるといっても、過言ではあるまい。
 ちなみに米国仕様盤は、シングル・ヒット曲を入れてしまったために、トータル性が損なわれていると思う。


Between The Buttons(UK)
 今までのショボいサウンドと異なり、驚くほど改善された音である。今までは特に好んでいないアルバムで あったが、これを機に変わるかもしれない。
 ちなみに、米国仕様盤については、"Aftermath"と同様である。


Their Satanic Majestie's Request
 ストーンズ作品中、過小評価されているものの筆頭か。アイデアは悪くないし、それほど曲のレベルが低い とも思えない。ただ、もう少しレコーディングにじっくり時間をかけるべきだったと思う。(例えば、"2000's Man"でのミックのボーカルなど)


Begger's Banquet
 これも大好きなアルバムである。ブライアンのスライド・ギターも良いのだが、それ以上に「悪魔を憐れむ 歌」でのキースのギターである。それと、キースのボーカルって、個人的にはこの頃が一番好きである。


Let It Bleed
 個人的にはベスト・オブ・ストーンズ! 今回更に音質改善が進み、今まで以上に好きになった。粘り気の あるサウンドは素晴らしい。
11月11日
Don Covay
Mercy/Sea-saw
 黒人R&B歌手のCD。要するに"Mercy, Mercy"のオリジナルが聞きたかったのである。で、聞いてみたところ・・・ 
 ミック・ジャガーはこの人に多大な影響を受けていることが判った。 
11月20日
The Coral
The Coral
 英国の新人バンド。一聴した限りでは、「マージービートそのもの」だったが・・・・
  あ、そうか、ベータバンドが60年代ブリティッシュ・ビートをやると、こうなるのかもしれないな。

グレープバイン
アナザー・キー
 彼らの5枚目のアルバム。ここ何作かに比べて、強引な曲展開が無くなっている。突出した曲はないが、 トータルとしてはまとまりが良い。

キセル
近未来
 音響フォークとでも形容すればいいのだろうか。メロディも良いがバックの音響も良い。
 でも、こういうグループって「癒し系」と言われそうで、もしそうなったら嫌だな。
       

 

 

〜 今気になっているアーティス ト達とCD 〜

 

 

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