大勢新譜さ ん 2001

 


〜 最近入手したCDのリスト  〜

入手日 アーティスト タイトル 寸釈
1月 4日 The Who The Who Live  1999年に米英で行われたライブ。ピート・タウンゼンドが久々にエレクトリック・ギター(ストラトらし い)を弾いているというのでも話題になっていたやつである。ロジャーの声域の衰えなどはあるものの、1989年のライブに比べればずっと良いし、1982 年のライブよりも良いような気がする。惜しむらくは、ザック・スターキーのドラムがミックスで引っ込んでいることと、曲間の区切りが下手なことである。
1月 10日 ラブ・サイケデリコ ザ・グレイテスト・ヒッツ  昨年デビューした男女二人のユニットのデビュー・アルバム。曲調は60年代英国ポップスだが、サウンドは やはり90年代である。ハッキリ言って、はまりそうだ。何がというと、ボーカルの発語がユニークなのである。
  Jethro Tull Benefit  1970年に発売されたアルバム。次作の"Aqualang"に比べると深みに欠けるような気がするが、 恐らくは過渡期にあったのであろう。
  Photek Solaris  ドラムン・ベース界の鬼才、Photekの新作。ドラムン・ベースというとダンス・ミュージックだから パーティ音楽(それに伴う人間性解放の意味もあることはあるが)という色合いが強いはずだが、この人の音楽はストイックだと思う。
2月7日 Procol Harum The Whiter Shade Of Pale  "Procol Harum"の1stが紙ジャケで再発された。アルバム全体としても良いのだけど、何せタイトル曲のインパクトが強すぎる。
  Stephan Malkmus Stephan Malkmus  元Pavementのボーカリストのソロ出発作。どこがPavementと違うのだ、と問われると返答に 窮するが、一人で部屋にこもって聞くにはもってこいである。
2月21日 くるり チーム・ロック  くるりの3rdアルバム。テクノの導入などが盛んに言われているが、デビュー当初からの朴訥な歌も入って いる。しかし、前作よりはまとまった印象がある。なんとも不思議だ。
  Lifehouse No Name Face  バンド名に惹かれて買ったアルバム。デビュー作ということだが、曲は良い。ボーカルにも説得力がある。 パール・ジャムやマッチボックス20に似ているな、と思ったら、彼らの前座を務めたこともあるらしい。なるほど。
 ただし、惜しむらくは、完成度を求めるあまりに、オーバー・プロデュース気味になっていることだ。
3月3日 ブンブンサテライツ アンブラ  1stはベルギーのレーベルからの発売だったが、本作は日本での発売。タワレコでかかっていて、買うのを 決めた。
 こういうのを、「現在進行形のロック」といううべきなのだろう。中にはクリムゾンの1stを連想させるようなところもある。おまけに、ゲストでチャック Dが参加しているではないか。
 なお、このアルバムは、BGM的に聞き流すと良さが分からないと思う。
3月13日 The Who The Kids Are Alright  サントラ3部作(?)のリマスター盤の一つ。日本では紙ジャケで全曲復活したが、全世界的にはこれが最初 の全曲復活CDとなるようだ。ただし、一部編集されているようだが。
3月28日 Talvin Singh Ha  エイジアン・ドラムンベースとでも呼べば良いのだろうか。タブラを中心に据えた西欧的なダンス・ミュー ジックとは、なんて個性的なことか。
  Moe. Dither  NYの「ジャム系バンド」という触れこみがあった。非常に気持ちよく聞けたが、最初から気持ちよく聞ける というのは、良いのだろうか。
3月31日 My Vitoriol Finelines  UKの新人バンドのアルバム。半分しか聴いていないけど、MBVの影響大とみた。
  The La's Singles Collection  今まで入手困難だったシングル曲集。驚くのは、4トラックのデモ・バージョンで、そのままCD化してもい いくらいだ。
  シンバルズ リスペクツ  カバー作品集。選曲は非常にマニアックである。例えばザ・フーの「リトル・ビリー」なんて誰がカバーする だろうか。
4月19日 Autechre(オウテカ) Confield  個人的な感想としては、リズムを重視した音響派ということか。私は今でも音響派は苦手だが、こういうリズ ムを重視したサウンドならOKである。
4月25日 The Who Original Soundtrack "Quadrophenia"  映画「さらば青春の光」のサントラのリマスター盤。「四重人格」からの曲は、私にとっては「オーバー・プ ロデュース」に思える。
5月2日 Medal Stuntman  英国若手バンドの2nd。つぶやくようなボーカルとポストロック的サウンドが特徴か。
  Elbow Asleep In The Back  英国の新人バンドの1stアルバム。初期ピンク・フロイドのようであり、ピーター・ガブリエルのようでも ある。だからといって、「とっつきにくいプログレ」でもない。NME的に表現すれば、「ポスト・コールドプレイ」なのかも。
5月9日 The Who My Generation  ザ・フーのファンが待ち望んでいる、1stのリマスターCD化。と、いってもオフィシャルでは無い。 3rdマスターあたりのテープを使用したのではないかと考えられる。
5月16日 レイモンズ コーヒーカップ  メジャー・デビューとなるミニアルバム。歌謡曲あるいは70年代フォークの雰囲気を残したメロディなどは 曽我部恵一などと共通するが、歌詞のシニカルさはまるで英国人のようだ。このミスマッチ感覚は非常に面白い。
  R.E.M Reveal  前作"Up"では試験段階だった電子音響と秀逸なメロディが見事に結びついた作品。"Out Of Time"、"Atuomatic For The People"以来の大傑作だと思う。
5月27日 The Kinks BBC Sessions  遂に国内盤として発売された、キンクスの「BBCセッションズ」だが、正直言って、これなら輸入盤でも大 差ないと思った。肝心の音の方だが、まあまあかなあ。
6月3日 King Crimson In The Court Of The Crimson King  以前から「宮殿」は持っていたが、これは紙ジャケCDである。
  King Crimson Larks' Tongues In Aspic  これも紙ジャケCD。以前ラジオで聞いた時は「マニアック過ぎて自分には合わない」と思ったものだが、今 聞いてみると、そんなことはない。特に「太陽と戦慄」はパート1、2共に気に入った。
  V.A Substitute (The Songs Of The Who)  ピート・タウンゼンドが認めたトリビュート・アルバム。以前の企画ものに比べたら確かに出来は良い。
6月5日 Radiohead Amnesiac  "Kid A"と双子のアルバムと言われるやつ。こちらは有機的な音になっているが・・・
6月12日 Muse Origon Of Symmetry  Museの2nd。前作に比べ各楽曲の独立性が薄れ、トータル・アルバム的色合いが濃い。その分、前作よ りもとっつきにくいことは確か。
  Travis Invisible Band  Travisの3rd。ポール・マッカトニーの未発表作のカバーだと偽っても、信じてもらえそうな曲が並 んでいる。個人的には前作の方が好みだ。
  ハイ*リミッツ ワイパー・ドライブ・フルボリューム  メジャー・デビュー・シングル。タイトル曲は、まるでザ・フーがお馬鹿をやっているような雰囲気あり。
7月3日 Syd Barret Would't You Miss Me?  初期ピンク・フロイドのリーダーだった、シド・バレットのソロ・ベスト盤。アコースティック色が強いよう な気がする。
  オート・パイロット サーフ・ゲーム・ライダー  日本のインディーズ・バンドのミニ・アルバム。ストーンズ、パンク、ジャズといった雑多な様相を見せる。 そして、やはり21世紀のバンドとして、電子音響も沢山入っている。
7月11日 The Beta Band Hot Shots U  英国の若手バンドの2nd。前作はその無茶振りが評判だったが、本作では的を絞ってきているような気がす る。何よりも聞きやすい。「歌もの」と捉えられてしまう可能性もあるが、実験的な作品だと思う。
  King Crimson In The Wake Of Poseidon  うーん、悪くは無いんだが、1stにあった衝撃が本作にはあまり感じられない。
7月24日 ステレオ・ファブリケーション・オブ・ユース アー・ユー・インディペンデント?  日本のインディーズ・バンドのデビュー・アルバム。タイトルから、ジミ・ヘンドリクスを想像してしまう が、ご丁寧にも、ある曲で「ヴー・ドゥー・チャイル」のイントロを引用している。
 内容の方だが、ボーカルの声質が中性的なのは(W-indsに近い?)好みが分かれるところだが、それを除けば、結構実験的で面白い。しかし、それと表 裏一体で、焦点を絞り切れていないとも言える。
8月1日 Him New Features  アメリカのバンドのCD。これ、ジャンル分けしたら何に入るのだろうか。ジャズに近いけどポップだ し・・・
  グレープバイン サーキュレーター  もう4枚目なんだなあ。先行シングルを聞いていた段階ではあまりピント来なかったけど、アルバムとして通 して聞くと、非常に良いと思った。だが、何と言っても「風待ち」が秀逸だ。
8月21日 King Crimson 21st Century Skizoid Man  同名曲5バージョン入ったミニアルバム。これが発売されたのは、やはりトヨタのCMがきっかけらしい。
  Perry Farrel Song Yet To Be Sung  ペリー・ファレルの初ソロアルバム。ヘヴィ・ロックを期待した人には裏切り行為だろうが、ダンス、エレク トロニクスの大胆な導入は、私としては大歓迎だ。
9月19日 The Charlatans Wonderland  今まで以上にソウルやR&Bの影響が強い作品だと思う。アルバム全体の流れは良いが、"One To Another"のような決まりの曲が欲しいなあ。
  Stevie Wonder Songs In The Key Of Life  "Talking Book"や"Innnervisions"と比べると、とげが取れたような気がする。だからこそ、爆発的に売れたのかも。
  King Crimson Island  悪くはないけど、どうしても1stと比べてしまい、そのためか分が悪い。
10月6日 シロップ16g コピー  インディー・バンドの1stアルバム。タワレコのポップ「神様を殺すにはミサイルを何処に打ちこめば良い んですかね(五十嵐)」の壊れ方に惹かれて試聴し、買った。割とオーソドックスなギター・バンドだが、歌詞の救いようの無さは、呆れるほどだ。だからこそ 良い。それに、1曲めのギターの音色の美しさも・・・・
10月24日 ヘルマンH&ザ・ペースメーカーズ シックス・パックス  メジャー・デビュー・アルバム。全体としては、変なバンドという印象があるが、今後まだ成長の可能性も大 である(ただし、成長と引き換えに変な面が後退して行くであろう)

 ともかく、1曲目の「言葉の果てに雨が降る」は、バンド・アンサンブルが非常に素晴らしい。

  Sigur Ros Agaetis Byryun  アイスランドのポストロック系バンドの2nd。冷たくて透き通った音が特徴。2曲目は「空耳アワー」で取 り上げられそう。
10月30日 Pete Towndshend & Raphael Rudd The Oceanic Concerts  70年代末のライブ盤らしい。クラシック用ホールでの演奏と思われるが。
  Jethro Tull This Was  ジェスロ・タルのデビュー作。ミック・エイブラハム在籍唯一のアルバムであり、ブルース色が強い。「ロッ クンロール・サーカス」でも知られる"A Song For Jeffrey"を収録。
 デジタル・リマスター盤なので、さすがに音質は良い。
  Jethro Tull Stand Up  彼らの2ndアルバム。もちろん、良い作品だが、"Aqualung"を聞いてしまうと・・・
  Jethro Tull Aqualung  やはり代表作だろう。ハードロックとトラッド・フォークの組合せ、そしてイアン・アンダーソンのボーカ ル。今聞いていも、古めかしくない。
11月7日 Jethro Tull Benefit  これも紙ジャケ。何故か、一番売れ残っているCDでもある。
  The Who Live At Leeds -- Delux Edition  遂に「トミー」がほぼ完全に復刻した。ただし、ある曲でボーカルを後から差し替えているのは、どうなんろ う。個人的には反対なのだが。
11月20日 Mum Yesterday Was Dramatic - Today Is OK  アイスランドのポストロック系あるいはエレクトロニカ・バンド。シガー・ロスよりもリズム重視のようで、 ポリリズムが多用されている。これも一聴して気に入るタイプではないだろう。
  ザ・バック・ホーン 人間プログラム  メジャー・デビュー作。パンクの影響大ではあるが、独特のメロディ・ラインは、いわゆる3コード・ロック ンロールとは一線を画している。ただい、個人的には絶叫ボーカルは好きではないが。
11月24日 Pete Townshend Scoop3  デモ・トラック集の3作目。今までと比べ、格段に音質が良い。まるで90年代に作られたかのような打ち込 みサウンドが多いことに驚かされる。
  Jethro Tull Thick As A Brick  遂に紙ジャケCD5作すべて買えた! 
  Franger Outer Space / Inner Space  ジャズとエレクトロニカの融合? ジャズ・マニアからは「大したことない」と言われそうだが、これは面白 い。第一、とっつき易いぞ。
12月4日 Spencer Dickinson Spencer Dickinson  ジョン・スペンサーとジム・ディッキンソンのユニット。パワフルなロックンロールなのは相変わらずだ。
12月12日 Velvet UnderGround White Light / White Heat  彼らの2ndだが、1stにあった商業ポップ的な作風は完全に姿を消しており、いかにもVUと言えるアル バムだと思う。でも、個人的には、1stに入っているポップな曲も大好きだが。
  The Buggles The Age Of Plastic 「ラジオスターの悲劇」を収録したアルバム。この曲は何故だかニュー・ウェーブ臭が殆ど無い。
12月21日 バッファロー・ドーター  日本よりも米国のCMJなどで知名度が高い(?)日本のバンド。音響派の影響も受けつつ・・・
  Steven Future Home Of Burbank Elks  アメリカのミュージシャンということ以外殆ど知らずに買ったCD。少しばかりひねくれた、米インディー・ ポップ。

 

 

〜 今気になっているアーティス ト達とCD 〜

 

 

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