最近ダンボールを開封することが多いのだが、つい先日、ナイフを家の中で紛失してしまったので買いに行った。売り場に行って手にとって見て、気付いた。片刃ナイフしかも右利き用しか置いていないではないか。店員に尋ねたら、取り寄せで割高になるのだとか。そうまでして買う気も起きなかったので、ナイフを買うことは諦め、少し離れた所にあるカッターナイフ売り場に行った。すると、こちらでは「左利き用」を売っていた。だが、よく考えると、私の場合、定規を当てて切る場合、ナイフは右手に持つのである。つまり、左右どちらの手でも使えるナイフが欲しいのである。悩んだ挙句、カッターナイフなら刃も薄いことだし、実際今までも両手で使い分けてきたのだから、ということで、その左利き用とやらを買って帰った。
つまり、この社会にあって少数派である。世の中の道具というものは、基本的に右利き用に作られている。それゆえ、不便なことが多い。
近頃は、左利き用道具もそれなりに作られているらしいが、置いてある店は少ないし、割高なものしかないと聞く。だから、私は大抵は妥協しているのだが。
いや、私が完全な左利きであったならば、逆に妥協したりせず、日夜文句を言い続けていたかもしれない(大げさか)。私は中途半端な左利きなのである。とにかく、道具によって、使う手がまちまちなのである。よく、「箸と鉛筆だけは右手」という左利きの人はいるが、私の混乱ぶりはそのようなレベルではない。もちろん、それは、世の中の道具が右利き用であったための産物と言えなくもないが。
ということで、思いつくままに挙げてみると、以下のようになる。見づらいと思うので、右はR、左はLと記した。
箸、スプーンなど・・・・ R(左でも一応使える)
鉛筆など・・・・ R
消しゴム・・・・ R
ナイフ(定規と併用時)・・・・ R
ナイフ(その他の時)・・・・ L
包丁・・・・ L
ハサミ・・・・ L
缶のプルトップ・・・・ R
缶切り・・・・ R
ギター・・・・ R
歯磨き・・・・ L
マウス操作・・・・ R
電卓などボタン操作・・・・ R
ポケットにしまう・・・・ L
急須・・・・ L(右利き用を使用)
裁縫・・・・ L
投げる、打つ・・・・ L
ドライバー・・・・ R
ペンチ、ニッパ・・・・ L
半田こて・・・・ R
駅の自動改札・・・・ 不定
我ながら、相当滅茶苦茶だと思う。かといって、その時々において頭が混乱するなどということは、まずないのだが。
そうは言っても、左利き故の不便さを理解し得ない輩からは、相当不愉快なことを言われたことがある。例えば、「そんなの右手でやればいいじゃない」という物言いだ。これなど、想像力が0に等しい哀れな奴の言い分なのだが、やはり腹を立てずにはいられない。
その他気付いたこと
(1)一般的に冷蔵庫のドアは右手で開けるような構造になっているのに対し(両方から開くのもあるし、左利き用ドアというのもある)、電子レンジの扉は左手で開けるような構造になっている。不思議である。
(2)CDケースは左手で開けるようになっている。これは、ディスクを右手で持つようにするためなのだろう。
(3)パチンコのハンドルって右手側にあるけど、左利き用パチンコ台ってあるのだろうか。私はパチンコをやらないので知らないのです。
(2001-8-26)
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