PHILIPS 558 408-2(輸入盤 日本盤もあります)
今話題の新車三菱自動車「LANCER CEDIA ランサー セディア」のCMで流れている音楽は、「シェルブールの雨傘」でも有名なフランスの作曲家(「男と女」など)ミシェル・ルグランが手がけたジャック・ドゥミ監督「ロシュフォールの恋人たち」のオリジナルサウンドトラックのなかの1曲です。(レンタルビデオあり)
主演はフランスの叶、ではなく美人姉妹、フランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーブ。
歌のうまさははっきりいって「中の下」(注:もちろん吹き替えです)、まあ、おフランスだからしかたないでしょう。しかし、ルグランの織り成す美しいメロディラインは、なかなかのものです。
肝心のお話は、この姉妹は双子で、それぞれに理想の男性をみつけようといろいろ経験する、といったもので、他愛のないフツーの内容です。
ドヌーブのホンモノのお姉さん、フランソワーズ・ドルレアックは、その個性的な美貌と演技力でゴダールなどの監督に愛されましたが、突然の交通事故で亡くなりました。ドヌーブの地毛は栗色で、お姉さんの女優としての活躍に憧れていながら しばらく冴えない平凡な女優だったのが、ブロンドに髪を染め、その美貌が注目されはじめた、この映画はそんな頃の作品です。皮肉にもドルレアックの死後、ドヌーブは世の注目を浴び、現在ではフランスを代表する大女優になりました。
CMで使われている曲は「ARRIVE DES CAMIONNEURS」、訳して「トラック野郎たちの到来」ですが、ここはさすがおフランス。 トラック野郎を登場させてもきわめてエレガントですのよー。