今月の5枚



1年のはじめは早速ディープです。


その一 ちまたにいすぎる裸の女

 浜崎 あゆみ "I am..."(CD)AVCD-17037


大悪友の新進気鋭音楽評論家高崎亜度君によると、今年はロックの年だそうだ。世界中のアーティストたちが ロックを念頭においてアルバムをずいぶん作る予定だそうな。で、日本の歌姫あゆちゃんも例外ではない。この人本当はロックがやりたい のかしらねえ。しかし相変わらずすごく高い声で歌いまくり。よく声がかれないものです。やはり「M」は出色かな。この人のすごいのは あくまでも今はやりのかっこ(このジャケは違うけど・・・)でやたら未来のない暗い歌を歌うギャップにあります。さすが松田聖子と同じ 福岡生まれだけあります。根性座ってるってかんじ。音は最新、バカにしないで聴いてみましょう。なれると中毒。


その二 魔女不死身。56でもこのとおり

CHER LIVING PROOF(CD)WPCR-10923


なんつったってタイトルが「生きてる証拠」だもんねえ・・・。シェールほど魔女という言葉が似合う女は いないでしょう。前作「ビリーヴ」でさんざん栄華をきわめた彼女ですが、さすがに前作ほどはヒットは出なそう。しかし、どこか ラテンをにおわせるサウンドのつくりかたは、流行をしっかり押さえたものとなってます。ボコーダーも使いまくりでウオンウオンウオンウオン と声が重なります。まあ、掃除かドライブ向きでしょう。


その三 天才プリンス孤高の傑作

The rainbow children


背が低いといわれても、顔が気持ち悪いといわれても、プリンスは天才です。 誰も彼にはかないません。あまりにも気高い彼の音楽。ジャズ・アフロ・ファンク、そしてプリンス節は 変わっていませんが、もはやパープルレイン時代の彼ではありません。おそらくもう彼はこのアルバムを完成 させてから、既に違う道へ走っていると思う。軽く流すにはあまりにも重厚な今回のアルバム。しっかり 聴きたい方にすすめます。


その四 出た。これぞファドの女王

LE MEILLEUR D'AMALIA


アマリアのベスト、とフランス語で書いてあるんですが、曲としては日本盤で出てるベストのほうが 知ってる曲が多いと思うので、お勧めします。とりあえずこういう人です。すでにお亡くなりになりましたが、お父さん方は 「暗いはしけ」またはフランソワーズアルヌールまたは「過去を持つ愛情」といえばご存知だと思います。非常にマジメな歌い方、というかごまかさない几帳面な歌い方をする歌手です。そして深く、耳に 残りまくる歌声です。あとは聴いてみるしかないでしょう。


その五 月田秀子さんのアマリアロドリゲスへのアルバムです

月田秀子 obrigada Amalia fado concerto1999


これが噂の月田秀子さんです。サインもしっかりいただきました。とにかく 聴くとはじめの海のさざめきとともに火曜サスペンス劇場のようなナレーションに吸い込まれます。それから先は いきなり佐渡の荒波にもまれるような、激しく優しいファドのオンパレード。歌詞カードも充実。まあいきなり聴くよりは まずはライブに行ってみよう。すごくはまるか一度でやめるか、多分どちらかだと思います。でも実物は怖くないですよ。 (関係ないけど足のサイズが21cmらしい。)あまり東京ではライブをされませんが、全国行脚には赴いていらっしゃるようです。声はびっくりするほど迫力と艶があります。 来月2月18日から4夜連続で11:40からNHK第一放送の「ラジオ深夜便」でもお話をされるようなので、深夜族はきいてみましょう。あなたのお父さんはきっと気に入ります。 これで気になったらライブだぜ。 ギターも優雅で切なく、一言でいえばサウダーデ。情報はこちらです。なんとー!会長は あの!故・黒田清氏だったのです。スゲー・・・羨ましいお話だ。

BACK