上海万博 体験記

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5月1日から3日まで上海万博へ出かけてきました。到着した4月30日は、開幕式が開催され上海市内に20万発の花火が打ち上げられました、花火はホテルの窓からも見えましたが、中国の放送局すべてが生中継していた開幕式特番のほうがよりきれいに見る事ができました。

 


上海万博(1)上海市内


上海万博(2)上海市内


5月1日上海万博(3)開幕1時間前

開場30分前に6号ゲートに並びましたが、すでに長い列が出来ていました(写真3・4)。入場ゲートで手荷物の検査を受けてから入場です、入場するとまだ人影もまばらです(写真5)。これから上海万博に行かれる方は、6号ゲートはメインの入り口で込み合いますので、他の入り口から入場されることをお勧めします。また、しかたなく6号ゲートから入場される場合は、5月2日の時点では手荷物がない人は左端にある、手荷物のない人専用ゲートから優先入場が出来ました。ただし、入場ルールは日々変更になっているようです。
 


上海万博(4)6号ゲート開場前


上海万博(5)開場すぐの万博会場


上海万博(6)ネパール館

上海万博の会場に入って、まずは中国館の予約券を求めて「予約機」(写真7)へ向かいました。しかし、予約システムが変更になっていて中国館の予約チケットは発行されていませんでした。そこで、「テーマ館〜未来館」の予約券を入手してから日本館へ向かいました。日本館では、開幕日とあって日本のテレビ局の生中継現場に遭遇!開幕イベントに参加する茶道の千 玄室さんに遭遇!オープニングには仙石大臣も参加されたそうです。また、みのもんたさんや中野美奈子さんや嘉門達夫さんなど多くの方が上海万博から生中継されていたようです。日本館には結局3時間ほど行列に並んで入館しました、充実した展示内容で楽しめました。
 


上海万博(7)予約機


上海万博(8)電気自動車


上海万博(9)ベネズエラ館

会場内は電気自動車(写真8)や電気バスが走り地球環境保護に配慮した万博です。
 


上海万博(10)キューバ館


上海万博(11)チリ館


上海万博(12)喫煙所の灰皿

会場内は、ライター・マッチは持ち込み禁止です、入場ゲートでも厳しくチェックされました。タバコは会場内の決められた喫煙場所で吸うことになっています。喫煙場所には灰皿兼用のシガーライター(写真12)が設置されているのですが、開幕初日から全部のシガーライターが壊れてました。そのため、誰かタバコを吸っている人がいると、中国人・外国人など関係なく「もらい火」をして、万博会場内でもっとも人と人とのコミュニケーションが取れる交流の場になっていました。
 


上海万博(13)アメリカ館


上海万博(14)コロンビア館


上海万博(15)イベントステージ

5時ごろになると中国人来場者は、帰る人が多いようで、会場内は少しのんびりとした雰囲気になりました。ただし、アメリカ館(写真13)などの人気パビリオンの列は長くてどこも2〜3時間待ちが続いていました。また、会場内には、ステージも数多く設営されて、いろんな国の音楽が演奏されていました(写真15)、後で知ったのですが当日のイベントガイドが案内所で配られているそうです。
 


上海万博(16)朝もやの上海


上海万博(17)黄砂の上海?


上海万博(18)入場前

上海万博2日目は、朝もやが立ちこめていました。(写真16・17)日本に帰ってからのニュースで知ったのですが黄砂の影響もあったようです。2日目も8時半ごろに入場ゲートに到着して、9時半ごろに6号ゲートから入場しましたが(写真18)、やっぱり中国館の予約チケットを手に入れることはできませんでした。
 


上海万博(19)綺麗なトイレ


上海万博(20)ドライミスト


上海万博(21)北朝鮮館

上海万博で一番お世話になったのが、自分で名付けた「トイレ・パビリオン」(写真19)です。会場内のいたるところにトイレがあり、それも男性1対女性2の割合で設置され、トイレの列に並ぶことは一度もありませんでした。それから、個室トイレで水を流す方法が変わっていて、トイレの扉を開けると自動的に水が流れる仕組みで最初は少しとまどいました。また、2日目は30度近くに気温が上がったので、通路の天井から霧状の水が吹き出る「ドライミスト」(写真20)が動き出しました。
 


上海万博(22)レバノン館


上海万博(23)小川屋さんの日本食


上海万博(24)灰皿点検中

2日目の昼食は、中華料理にも少し飽きたので、レバノン館(写真22)の向かいにある「小川屋」(写真23)という日本料理店で食べました、ここの店員の方は日本からこられているそうで、この日初めて日本語が聞けました、観客の95%以上は中国人来場者だと思います。それから、開幕日に壊れていたシガーライターの故障の具合を係員が見回っていましたが(写真24)修理される様子はありませんでした。
 


上海万博(25)韓国館から見た日本館


上海万博(26)大阪館


上海万博(27)上海市内
【拡大】

写真25は韓国館の中から見た日本館です、韓国館にも前日の日本館と同じで3時間ほど並んで入館しました。韓国では2012年に海洋博?が開催されるようで、展示物やスタッフに力がこもっていて充実した内容でした、上海万博に行かれる方にはお勧めです。Dエリアのベストシティー実践区にある「大阪館」(写真26)も見てきました、大阪館のスタッフは全員日本語を話されるそうで、少し前にテレビ出演されていた大阪府職員の方の姿も見かけました。それから、ベストシティー実践区ではスタンプラリーが開催されています、必要なスタンプを集めると中国館などの予約券が入手できます、ただし1日の枚数制限があるようです。
 


上海万博(28)外灘(ワイタン)


上海万博(29)市内夜景
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上海万博(30)軽めの朝食

上海万博は、万博会場だけでなく上海市全体が万博に向けて整備され、市内のいたるところで万博会場のような風景を見ることが出来ました。(写真27・28・29)。また、旅行中に食べた食事はどれもおいしかったです、泊まったホテルの朝食も和洋中すべてが揃ったビュッフェを食べることが出来ました。(写真30)
 


上海万博(31)予約券


上海万博(32)2号ゲート入場すぐ


上海万博(33)開場すぐの園内

写真(31)は入手したけど使わなかった5月1日分の「テーマ館〜未来館」の予約チケットです、3日にテーマ館〜地球館を見に行ったのですが、5月3日現在では5館に分かれたテーマ館(主題館)は全部の館が予約チケットなしでも入場できました。
 


上海万博(34)開場すぐは空いてます


上海万博(35)ドライミスト


上海万博(36)無料の渡し船から

上海万博3日目は、これまでの2日間に案内ボランティアから得た情報をもとに、2号ゲートから入場しました(写真32)。

4〜5人の案内ボランティアから聞いた話をまとめると「中国館」の予約チケットは、たくさんある入場ゲートを入ってすぐのエントランスで、各ゲート3000枚づつが係員の手で配られているようです。そこで、3日目は比較的空いていると思われる2号ゲートに朝8時半に並ぶことにしました。

列も前から100番目ほどで、少し期待して開場10分ほどで入場ゲートをくぐると「中国館」の予約チケットを配る係員の姿を発見!予約チケットを奪い合うように受け取る中国人来場者の集団に飛び込み、無事「中国館」の予約チケットを入手しました!
入場するといつものように会場内は、まだ人影もまばらでした(写真33・34)、A・B・Cエリアの対岸にあるD・Eエリアでは、木製デッキからも「ドライミスト」が噴出していました。(写真35)

 


上海万博(37)万博センター


上海万博(38)船上から日本館遠景


上海万博(39)日本館

それから予約機で「テーマ館〜地球館」の予約チケットを入手して、対岸に渡る無料の渡し船で中国館のあるA・B・Cエリアに移動しました。(写真36)、船上から撮った写真(37)はSMAPがコンサートを開催する予定だった、1万8千人収容の万博文化センター(イベントホール)です。
 


上海万博(40)インド館


上海万博(41)ネパール館


上海万博(42)中国館後方

上海万博3日目は、日本に帰国する日なので、ホテルに午後3時半までに帰る必要があり、ほとんどパビリオンに並ぶ時間が取れないので、ぶらぶらと建物の外観を見ながら歩いていました(写真39〜44)。実は、入場の時に入手した「中国館」の予約チケットも午後2時半からの入場分だったので、ホテルへ戻る時間を考えると「中国館」に入るのは無理なので、外観の写真だけを撮りに行きました(写真45)。
 


上海万博(43)香港館・マカオ館


上海万博(44)モニュメント


上海万博(45)中国館【拡大】

5月1日〜3日の上海万博見学もいよいよ最終日、苦労してやっと手に入れた「中国館」の予約チケット(写真47)も残念ながら午後2時半から入場の分で、帰りの飛行機の都合で、入館するのはあきらめて外観だけ写真に撮ろうと思って中国館を訪れました。入手した予約チケットも誰か中国人来場者にあげようと思いながら「中国館」の予約チケット確認ゲートに向かいました。

・・・でも歩きながら考えてみると、上海万博訪問も3日目になって、案内ボランティアのみなさんの6割程度とは英語で話せることもわかったし、自分も片言の中国語が喋れるようになったていたので。確認ゲート前で午後2時半からの予約チケットを午前10時からの予約チケットに中国人の方と交渉して交換してもらう事を思いつき、ダメもとで挑戦してみることにしました・・・

 


上海万博(46)中国館
【拡大】


上海万博(47)中国館予約チケット


上海万博(48)中国館入館

中国館の前に到着し、チケット交換の手助けを頼もうと、予約チケット確認ゲート前で案内ボランティアの若い中国人の男性に話しかけました。

  「ウォー シー リーペンレン」 (中国語:私は日本人です)

  「ウイ ハブ チャイナ・パビリオン リザベーション・チケット」 (英語:私達は中国館の予約チケットを持っています)

  「バット ウイ カム ホーム、トゥデイ アフタヌーン、オウン カントリー、ジャパン」 (英語:でも、私たちは今日の午後、日本へ帰ります)

  「プリーズ チェンジ、アーリータイム リザベーション・チケット」 (英語:早い時間の予約チケットに交換してもらえませんか?)

  「ウイ ウォンツ ゴー、チャイナ・パビリオン、ナウ」 (英語:私達は今から中国館に入りたいです)

などと、ブロークン・イングリッシュで話しました。

そうすると、どうにか気持ちが伝わったのか、その案内ボランティアの若い中国人の男性が私たちに手招きして

  「オーケー ゴー ナウ、ヒヤ ヒヤ」 (英語:大丈夫です、今からどうぞ、こっち、こっち)

と・・・・どうなることかと思っていると、あれよあれよとバリケードで囲まれた予約チケットの確認ゲートを通り抜け、武警(武装警察官?)と公安(公安警察官?)の間を小走りに通り抜けて、一度はあきらめていた「中国館」の入場エスカレータにたどりついていました。(写真48)後からTVニュースで聞いたはなしでは、5月3日は午後からも午前中の予約券で入場を認めていたようで、5月3日だけ例外的に入場できたのかもわかりません?
 


上海万博(49)中国館正面


上海万博(50)中国館入口


上海万博(51)中国館から

そんなこんなで、中国館の入り口です(写真49・50)中国館から見た上海万博の入場ゲートです(写真51)
 


上海万博(52)
【拡大】


上海万博(53)中国館内部


上海万博(54)中国館内部

中国館の案内図です(写真52)、モダンなデザインで1970年に大阪千里丘陵で開催された日本万国博覧会を思い出しました。
 


上海万博(55)中国館内部


上海万博(56)中国館内部


上海万博(57)中国館展示

写真(53)〜(57)は中国館内部の様子です。
 


上海万博(58)都市の生活


上海万博(59)中国館内部


上海万博(60)LED光の森

写真(58)〜(60)も中国館内部の様子です。展示方法はCGとプロジェクターとLEDを駆使して、中国の過去と現在と未来の都市とそこで生活する人達の姿を見せる内容です。「環境」を強く意識し、現在の中国は大きく姿を変えて都市化が進んでいるが、2030年の上海に代表される中国の都市は緑に包まれた環境都市への成長を目指していますと表現されていました。
 


上海万博(61)中国館展示


上海万博(62)子ども達の絵画


上海万博(63)中国館から

中国館の展示は4フロアに分かれて、映像、展示、ライド、屋上庭園などに分かれていました。写真(61・62)は中国の子どもたちが描いた絵です。写真(63)は中国館内部から見た上海万博園内です。
 


上海万博(64)中国館展示


上海万博(65)中国館展示


上海万博(66)ライド乗り場

展示エリアを抜けるとライドです(写真66)、ライドで過去現在未来の中国を体験します。
 


上海万博(67)中国館内部


上海万博(68)中国館ライド


上海万博(69)中国の過去・現在・未来

写真(67)〜(70)はライドで見られる展示の様子です。
 


上海万博(70)中国館展示


上海万博(71)二酸化炭素排出量推移


上海万博(72)風力発電

ライドを降りた後は、地球温暖化防止や循環型社会、地球環境保護を実現するための展示です。(写真71・72・73)
 


上海万博(73)未来のエコカー


上海万博(74)屋上庭園


上海万博(75)屋上庭園の東屋

展示ブースを抜けて、長いエスカレーターを降りると、中国館の大きな土台部分の屋上に出ます。そこには、一面屋上緑化が施されていて、緑の草木が生い茂り、湖面は水をたたえ、緑の中にはモダンなあずま屋が点在している庭園が出現します。日本でテレビを見ているとあまり紹介されていませんが、この風が吹き抜ける屋上緑化庭園(写真74・75)が一番気に入りました。
 


上海万博(76)テーマ館〜地球館内部


上海万博(77)テーマ館〜地球館内部


上海万博(78)テーマ館〜地球館内部

「中国館」を出てから、朝一番で予約券を入手していた「テーマ館〜地球館」へ向かいました。しかし、テーマ館はどこも予約チケットなしでも、ほとんど待ち時間なしで入場が出来る状況でした。(5月3日現在)
 


上海万博(79)テーマ館〜地球館内部


上海万博(80)テーマ館〜地球館内部


上海万博(81)専用地下鉄

このパビリオンでは、中央の部屋全体に大きな地球を再現し、過去現在未来と地球の環境汚染が進む様子と、人間の地球環境保護の取り組みで美しい地球を取り戻す様子を見ることが出来ました。
 


上海万博(82)専用地下鉄


上海万博(83)日本産業館
上海万博(84)ハイバオ

そのあとは、上海万博の会場の中に作られた無料地下鉄に乗って、川の下をくぐって朝入場したD・Eエリアに戻りました。日本産業館は、多くの人が並んでいて60分待ちでしたので、帰りの飛行機の時間があるので入館はあきらめて万博会場を後にしました。ここにテレビなどでよく紹介される壁を上り下りするロボットや、道頓堀くくるのたこ焼き屋さんなど日本ならではのお店が出店されています。

上海万博の会場で万博グッズを買う場合は、日本産業館の2階奥のお店がお勧めです、品数も豊富なわりに空いているのでゆっくり買い物が出来ました、キーホルダーが150円〜450円、そこそこ大きな海宝(ハイバオ・画像84)のぬいぐるみが750円など、日本の感覚からすると3分の1から5分の1の値段で買うことが出来ました。

また、万博会場からホテルへ帰るのにはタクシーが便利ですが、万博期間中は万博会場周辺では専用タクシー乗り場以外で乗客を乗せることが禁止されているようなので、ゲートから少し離れた専用タクシー乗り場から乗車して下さい。タクシー料金も日本に比べて安く初乗り180円で5〜6km乗っても300円ほどでした。

以上、私の「上海万博 体験記」です。



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