日記(平成16年4月下旬分)

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4月21日 土壇場の逆転劇

今月、とらハのサウンドステージを一気に買ったあたりから、買い物に対するストッパーが外れている。
昨日は、ALMAとそのサントラ、Fateのサントラとマキシが届いた。
今日は、CanvasDVDと、ドラクエV、kotokoの羽他CD1枚が届く予定だ。
今月はさらに、Quartett!もクラナドもアルルゥとあそぼ!!も届くし、くれそんのサントラも送られてくる。
俗に言う、購入フェイズというやつだ。
とても、全部を遊べるわけではないけれど、買うだけで、ある種の満足を覚える、あれ。

ALMAの箱を眺める。
いきなりビジュアルアーツに貢献してるなあ、と思う。
広告掲載の誘いが来たとき、発売済みソフトリストを見て、私が興味がわきそうなタイトルは、ALMA、プリンセスブライド、SNOWあたりかなあ、と思っていて、そのうちのタイトルの1つを買っているわけだから、私に対して間接的に広告の効果があったと言えるのかもしれない。

ALMAの箱の裏側を見た。
「────っっ!!」

箱の裏、中央上部に、琴線に触れるイラストがあった。
店頭で見たときなんとか我慢してしのいだけれど、このイラストを見ていたら、まず手を出していたのは疑いようもない代物だ。
うち妹もみずいろも、何に惹かれたって、まずは『これ』だった。
まずい。これは、まずい。
何はさておいてもALMAやりたくなってきた。
おいおい、クラナドまでまともに時間取れる日ないんだぞ?
というか、今、既に0時半じゃないか? これからやるって? 本気か?

……本気らしい。
友人の「一気にコンプまでとは言わなくてもためしに1周やってみるのもアリじゃないか」という一言にも後押しされて、インストールを始めている自分がいた。
当たり前だ。
このモチベーションのときにやらなかったら、やれるゲームなんてありはしない。

オープニングを見て、攻略順は内心固まった。
オープニングの紹介順──梗、鈴、由衣、円、香苗で、友人の推奨も、Sid.Aさん(3万ヒットおめでとうございます)の推奨も満たしている。
もしかしたら、制作者の意図があるかもしれないし(例えばそれ散るなんかは、オープニングの紹介順でプレイして、自分としては当たりだった)、ほぼ決まりだ。

ゲームのほうは、梗の最初のCGに見ほれたり、
> 【香苗】「じゃあね、巧巳くん」
> 【巧巳】「おう」
> 家の前で香苗と別れる。
> といっても、香苗の家はすぐ隣。
> 俺は彼女が自分の家の玄関をくぐるのを見守る。
> 香苗が玄関をくぐる直前に、もう一度こちらを見て手を振る。
> いつもの事だった。
> 俺も手を振り返す。
> これで本当の“じゃあね”だ。

なんてな関係に、あーすげーいいー、と思ったりしつつ、進行中。

さあ、朝まではまだ時間がある。あ・そ・ぶ・ぞ〜。


4月22日 ネギま!

なんか、安直に脱がせすぎるなー(ぉ、と思って当初、結構抵抗があったんだけど、特に最近、面白いなー、と感じるようになりました。
なので、いやー、よく分かります。綾瀬さん
すずめつめさん取り上げてるし、なんかこう、オレ的フラグが一気に立ちましたので、フルバ14巻と合わせて一括購入してみたり。
あ、目隠しの国9巻といいフルバ14巻といい、何気に購入情報、重宝させてもらってます。>C.Fさん


4月22日(2) 結ばれた(梗シナリオネタバレ)

> 【梗】「だから、さっきのアレ。別に深い意味なんてないんだから」

んなわけないっっ。
深い意味がなくて、純潔を捧げるような女の子じゃないでしょ、梗は。
というか、シャワー浴びた後の、可愛すぎる梗はどうか。
これで止まれるやつは男じゃねー。そんなやつは、梗シナリオやる資格はない、帰れって気分。(爆)

まー、でも、

> 【梗】『なんとなくそんな感じだからヤっちゃっただけなの!』
> 【梗】『だから変に気ぃ使ったり、彼氏面したりとかしないでよ』
> 【巧巳】『………』
> わからん…。
> 梗が…女が何を考えてるのか、全然わからん…。


これは激しく同意。
いやあ、この後、どうなるんだろう?
あー、俄然楽しくなってきた。(笑)

(23日追記)

> 【巧巳】「なぜ…俺はこんな所にいるんだ…」
> 【梗】「部活にでてきてるからに決まってんでしょ、バーカ」


いい!
「彼氏面したりとかしないでよ」もかなり本気だろうと思ったけれど、ここまで変わらなさを見せ付けてくれるとは思わなかった。素晴らしー。
「だから、さっきのアレ。別に深い意味なんてないんだから」が本当に思えてきてしまうほど。
(それはないけどね(オレ的に)。まあ、深い意味なんてないというのも、ある意味本当には違いないのかもだけど、それでも、根底に隠されてる深い意味を察したいところなんで。……激しく余談)
こんな風に翻弄されたら、ほんと、人生楽しいだろうなあ。(笑)


4月23日 つまみぐい

──してるような印象あるかな? 1つのゲームをやりつくさないで、他のに簡単に手を出してしまうのは。食い散らかしているようで、行儀悪く思われてるかも。
フルコンプするつもりのとらハ2はともかく、Canvasなんか恋しかやらないと公言してはばかってないし。
でも、今、その最良の幸せで持たせてるようなものだから、ここは譲れないねー。
ただ、然る方に、
> 我々ももう歳なので(泣)無茶な夜更かしは禁物ですよ…
と心配されてるように、体が持たないところに来てる気がするのは余談。

.とらハ2第3部ネタバレ──というわけで、リスティ話。
食事のとき、ゆうひが「あー、なんか暗くなってもうたなあ」というようなことを漏らすけど、あれが全てを言い表してると思う。
もりやまさんのところ(http://www.moriyama.com/diary/2004/diary.htm#diary.04.04.19)からたどり着いてやってみた受け攻め度チェックの結果(余談だけど、『自己中攻』だった)に、

> 人との調和をとったり、お互いに楽しく気分良く過ごせることが何より大切だと考えてます。

とあったけど、私の場合これはすごく当たってる。
裏を返せば、楽しさを阻害するものを、私は何より嫌悪してしまうので、どうもリスティは肌に合わない。
自分で世界を拒絶するやつなんかほっとけ、と思うのを止められないのだった。

あのリスティすらも打ち解けさせて、笑顔にさせてしまう、さざなみ寮のみんなは、すっごくあったかいし、ああいう「受け入れてくれる」安心感は、何事にも勝ると思う。
それは分かる。
というか、そういう雰囲気が溢れてるとらハ2ワールドが、私は大好きだ。
でも、じゃあ、リスティのあの態度が許せるか? というと、私は愛でもゆうひでも真雪でもないから、それはできない。
あれを認めてしまうのは、自分のダメなところを認めるようなものだからだ。

先日某氏とも話していたが、桜@Fateを好きになれないのも、同じような理由だと思う。
桜の気持ちは理解できる──理解できるけれど、あれに共感を示してしまうと、自分の嫌いなところを自分で弁護してるような居心地の悪さを感じてしまう。
凛がいい! と私が思うのは、凛の行動は、
「こうありたい(しかし、自分には絶対にそうできない)」
というものだからだ。ある意味、理想の1つの形を具現化しているようなものなんだと思う。
実際の自分が、凛のような行動を取りうるのだったら、私は凛にそれほど惹かれはしないだろう。
#ここいらへん、然る方が的確に表現してるので、その言葉を借りるのが早いんだけど……。
#(See. 某所裏ログ2月12日) ※自分向けメモ書き

まあ、要するに、ただ、リスティの態度が気に入らないだけで、別にリスティ話は嫌いじゃない、というお話。
「人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ」(c)エルピー・プル
名言だね。


4月24日 噂話

その場にいない人の話題を肴にして盛り上がる、というのはよくあることですが、そのとき私が気をつけているのは、
「本人を目の前にしたら言えないことは言わない」
ということです。
しかし、よくよく考えてみると、会社の先輩と上司の話をしているような場合は、上司を目の前にしたら絶対に口にしないようなことを言っています。
どうやら、先のポリシーは、対友人限定のもののようです。
自分では言わないような話題を、人から話題を振られると困るのですが、大抵は、適当にお茶を濁すか、話題転換を計るか、何も言わないかのいずれかでしょう。

そうした意味で、自分の日記を振り返ると、キャラについて語ってることのほとんどは、本人を目の前にしたら絶対に言えません。
苦しんでる桜に、リスティに、面と向かって否定の言葉をぶつけられるでしょうか?
私のような部外者に何かを言う資格など、ありません。
#資格うんぬん以前に、きっとおっかなくて言えない。(爆)
傍観者だから、言えていることです。

そういう類のことを書いているんだ、という自覚だけは、なくさないようにしないと、と思います。


4月25日 ただいま上京中〜27日夕方まで

出先第一弾はしーなぱさんちから。
出先なんで、日記はちゃらいです。 #最近、断りなくともちゃらいこと多いけど。(苦笑)
出先なんで、ゲームの続きはできません。

ALMAの続きを遊べないことだけは無念だけど、楽しみな番組の次回予告を見て1週間待つがごとく、自分の中で気持ちを溜めておこうかと。
#思い出しても、あの、初ぇちの導入、かなり好きだなー。
どういう展開で梗と結ばれることになるんだろう? といろいろ邪推してたところを、
「え、なんで?」(by 主人公)という雰囲気のまま、持ってってるのがかなりつぼ。名字呼びのままなのもいい〜。
とりあえず、梗シナリオの行く末見届けなければ、クラナドだって遊べないからね。
ちなみに、ALMAは、
 終電帰宅(0時半)
  ↓
 またーり(〜午前2時前)
  ↓
 ALMA!(〜午前4時前)
  ↓
 ……仕事のため起床(午前6時半)
という生活でプレイしてた。くっそー、仕事邪魔。<ダメ社会人

閑話休題。もう、どうやってもやりそうにない、古いゲーム25本売ってきた。
5本買い取り不可(持って帰ってもしょうがないので引き取ってもらったが)、20本で7450円。
一番高く売れたソフトでも1400円で、塵も積もれば山となる、を地で行った印象。
ま、何にせよ、これで、また1本新作が買えますな。w

> 諸々の事情で、Canvas2の購入の可能性は綺麗さっぱり消え去りました。(苦笑)
とか言いつつ、秋葉で売り切れていたり、別のとある街の店頭で最後の1個なのを見かけたりすると、思わず確保してしまいそうになってしまう。
いや、なんとか耐えたけど。

そういや、先日、久しぶりにファイヤーエムブレム聖戦の系譜のデータが見たくなって、箱を開けてみたら、愕然とした。
ソフト、入ってないし!
誰かに貸したんだろうけど、もう、まったく、かけらも、誰に貸したか思い出せない。
あー、オレの最強ラクチェが〜〜〜。(涙)


4月26日 看板娘

ファミコン大会→紅茶館杯→食べ歩きお好み焼き→こじまにさんち。
夕食食べに行くとき、何を食べようかで悩んでいたのだが、
「ネタなら、お好み焼きがありますけど」
と言われて、何のことかさーっぱり分からなかったのは、激しく負けだった。


4月27日 恋人同士(梗シナリオ)

今月、平日は遅くまで仕事してるのに、休日は出勤してるか遊びまくってるかで、休息に充ててないから、いい加減疲労がピークの印象。
そんな中、ビジュアルアーツからはクラナドを発送したとのメールが。今日中には届くだろう。
GWは昼夜を逆転させて(さすがにいい歳した人間が自宅で真昼間から毎日ゲームやってると居心地悪いので)、クラナドモードに入るつもりだ。

しかし、しかしだ。
まずは梗シナリオ見届けなければ、他のどんなゲームだって手に付かないだろ〜。(爆)
今晩は研修中で早く眠れるし、体調的に寝たほうがいいのは分かっているけれど、ダメだ、梗たんを見たい欲求を止められない。(笑)

さて、結ばれてからも変わらぬ態度で翻弄しまくってくれた梗だけど、いよいよ急転直下の告白へ。
一方的に告白してきて、そのまま逃げようとする梗を、つかまえてキスをするあのCG、すごく好き〜。
その前の、フェンスをバックにした梗の告白のときの表情もいい。あー、やっぱ可愛い子は夕焼けの光でほんと映えて見えるよねー

告白後の梗の行動が、またツボなんだけど。
妙に調子が違っていたり、主人公を前にすると逃げ出してしまったりするところとか、あとはこれ↓とか。

> 【梗】「う〜…だって…恋人同士ってどんな顔すれば良いんだろって…
> 【梗】「側にいるときは手、つないどいた方がいいのかな…?
> 【梗】「目があったらとりあえずウィンクした方がいい?
> 【梗】「あ…一緒に御飯食べるときは、あーんてした方が?!


梗たん、落ち着け。(笑)
いや、このラブラブっぷりも非常に魅力的ではあるんだけどー。(ぉ

> 【梗】「二人っきりの時のイチャイチャってさ、どれくらいイチャイチャすればいいの?

ぶっ。(轟沈)
どれくらいって……ねえ?(爆)
……ごめん、一瞬で妄想膨らませすぎた。
#この直後の展開がおとなしめだったので、暴走しかけた自分がはずかすぃ。(汗)

その後しばらく進めて、更衣室で二人っきりになったところでストップ。
ここから先は、もったいないので、自分の部屋に帰ってから見よう。(笑)


4月28日 甲斐性(梗シナリオ激しくネタバレ)

ようやく、マニュアルに書かれてる梗の怪我までたどり着いた。
巧巳が病室で目を覚ました場面、見舞いに来た梗が、自分の足の話題になったとき、めいっぱい気丈に振舞っている様子に、抱きしめてやれよ、と思ったのは、私だけではないだろう。
ここで、泣くための胸を貸してやらないで、いつ貸してやるんだ! という気分。
まー、でも、意識が戻ったばかりで、そこまで気を利かせろ、というのは厳しいのかな……。

しかし、それにしても、いきなり急展開が来たものだ。
夜の病院を徘徊し始めたとき、激しく嫌な予感がした。
もし、413号室の前で選択肢が表示されたら、たとえ物語的にトゥルーエンドにたどり着けなくとも、私は413号室に入る選択を選ばなかっただろう。
まあ、さすがに、ほんとは3年前に死んでいた(激しくネタバレ)なんてのは予想してなかったけど。

それにしても、触れられない、そして、触れられないことを気づかれてはいけない、というのは、激しく重い枷だと思う。
はっきり言って、私だったら、日常生活に紛れ込むなんて真似は、とてもできない。
梗たんを、自分に触れさせずにいるなんてことが可能だろうか?
私だったら「3日後になったら必ず話すから」と梗と由衣に告げて、雲隠れするくらいしか思いつかない。
隠れる場所も、一般人に下手な姿を見られても困るので、自宅の天井裏にでも潜むしかないだろう。
72時間、じっとしてるだけなんて、想像を絶する苦行だけど、この世から消えてしまう(=この先、梗に二度と会えなくなる)ことに比べたら、我慢できるはずだ。
413号室を結界めいた隠し方ができるなら、荒良木に413号室でかくまってもらうのも悪くない。
ただ、413号室は怪談になるくらいには発見されているので、確実性を求めるなら、自宅の屋根裏がやはり勝る。

しかし、個人的に見るのが少しつらい展開になってきた。
消えないためとはいえ、梗に嘘をつくのが……。梗が、その嘘を全く疑うことなく信じてるのが、すごく胸が痛い。
練習のことといい、花火のことといい、本当のことを言えないということは、距離を置くしかないわけで。
うーん、こういう嘘って苦手なんだよなあ……。
『嘘も方便』を地で行く私も、嘘をついたことに罪悪感を感じる相手に嘘をつきたくない。

さて、主人公も、梗が人知れず泣いている姿を目撃して、ようやく自分の勘違いに気づいた。
この主人公が好感を持てるのは、自分を責めるだけで終わらないところだ。
私だったら、きっと自分を責めるだけで終わるか、もっと悪くて、「俺には彼氏の資格ねぇ……」と梗にも会いづらくなってしまうかもしれない。
無論、その行動が最悪なのは頭では分かってるが、自己嫌悪が大きすぎるときに、自分を許せるかどうかは分からない。
(そして、そういう思考自体が、自分のことばかりで、梗のことを全く考えていない、という話になるのだが)
その点、屋上で自分の素直な気持ちを今日にぶつけた主人公の行動はおーけーだった。
ただ、おーけーなんだけど、あくまでそれは通常時の話で、梗に触れることができないときにやることじゃないだろう、とも思って、このあと、どう落とし前つける気だ……と思っていたら(「自分の胸で泣け」と言っといて、梗たんを拒絶したら許さねえ、みたいな)、やってくれた。

> まずったッ…話すことに夢中になって忘れていた…。

置かれた状況ではほめられた行動ではないけれど、つまりは、梗のことを自分の存在より大事に思っていた証のわけで。
バっカだなーと思うと同時に、すっげーと思った。

(追記)

「一時の感情に流されて」という荒良木の評は至極当然で、まあ、巧巳が大局を見誤ったのは確かだけど。
もし自分が消えた後の梗の姿を知っていたら、絶対に幽体であることをバレないようにしただろうし。

まあ、しかし、終盤を見ると、どうしても、
> 「あなたのこと忘れます」
> 「…名前も」
> 「…顔も」
> 「…声も」
> 「…温もりも」
> 「…思い出も」
> 「全部…忘れます」
> (ONE茜シナリオより)

とか、
> 「それでは、ボクの最後のお願いですっ」
> 「…祐一君…」
> 「…ボクのこと…」
> 「…ボクのこと、忘れてください…」
> (Kanonあゆシナリオ)

を連想してしまう(というか、オマージュ? と思ってしまう)のは止められないけど、見せ方で失敗している(と私は思う)それ散ると違って、ALMAはよかった。
梗の独壇場、とでも言うのだろうか。

> 【梗】「自分が惚れた女を信用しなさいって」

ほんと、梗に尽きる。
もう、恰好よすぎ。はー……。


4月29日 因果の逆転(梗シナリオ)

ONEだのKanonだのそれ散るだの引っ張り出してるけど、それは、ただ、ふと連想したというだけであって、それを言いたかったわけではない。
世界の中で、自分のことを覚えているのが梗だけ、なんてシチュエーションだと、条件反射的にONE茜シナリオを思い出してしまうのは、私としてはしょうがない、というだけのことだ。

梗シナリオの終盤、予想を大きく外した展開は起こらない。
主人公が一時の感情に流されて世界から消えることになったのはちょっと意外だったけど、まあ、満月の夜まで持たないだろう、というのは想像ついた。
完全に予想外だったのは、荒良木の「おぬしを生き返らせる方法を忘れておった」という一言くらいで、その言葉を聞いたときは、
「うわ、ひでえ、この女」
と思ったものだ。
#円と主人公の関係がまだ分かってないのでなんとも言えないけれど、別の女(梗)に走ったささやかな復讐でわざと忘れてたんじゃないかと勘繰ってしまったくらいだ。(苦笑)

予想を大きく外した展開は起こらなくとも、梗シナリオにはある種の爽快感がある。
それは、昨日セリフを引用した「自分が惚れた女を信用しなさいって」に集約されてるけど、いくら、梗が巧巳に一目惚れしたのがことの起こりだからって、一切の思い出を失って、また自分に一目惚れしてくれる保証なんてなにもない。何もないのに、梗の言葉には、すっごく説得力と、安心感がある。
再び出会ったとき、梗が「忘れてたけど、思い出したのよ!」と言うのも同じで、巧巳が消えるのには理由付けがあったけど、梗が巧巳を思い出すのに根拠はない。根拠はないけれど、それが梗だと、あっさり思い出したという事実を、素直に受け入れられる。梗なら、また自分を好きになってくれる、という必然が先にあるように感じさせてくれる。
そう思わせてくれるのは、すごいことだ。
こんな素敵な女の子に惚れられるなんて、男冥利に尽きるというものだろう。

そんな梗シナリオで、不満が1つあるとすると──
……らぶらぶなぇちを、もう1パターンくらい見せて欲しかった。(爆)
いや、主人公が消えて泣いてる健気な梗たんも悪くないけど、もう少しの間、可愛い姿を見てしやわせに浸っていたかったなあ、と。


4月30日 杏という字

『あん』と読むのだと思っていた。
あんずサワーを飲んでいた友人の話で、この文字が『あんず』とも読むことを知った。

「ついこの間まで知らなかったんですが、英語で『アプリコット』が『あんず』なんですね」

おお、それは自分も知らなかった。
しかし、冷静に考えてみれば、アプリコットジャムはあんずじゃむだ。知らないんじゃなくて、結び付けて考えていなかっただけか。

「『子』の字を付けて『あんず』と読ませる場合もあるみたいですね」

うそっ!? 『杏子』は『きょうこ』でしょ?
しかし、『あんず』を『杏子』と書くのは事実らしい。1つ勉強になった。

クラナドを始めた。
いたるさんの絵は、Kanon本編くらいまでが一番好きだったなあ、と改めて思う。
どうも、目と目の間が開きすぎてる印象がある。
というわけで、ヒロインと思しき少女と出会った。クラナドに対する情報はほとんど遮断しているけど、さすがにパッケージのこの少女がメインヒロインだということくらいは分かる。
話をしてみた。
……。
……。
……パス。
丁寧語使いではあるんだが、天然は苦手だ。


クラス委員長の椋に会った。
ったく、この女も、うじうじ系か。
私の場合、消極的な女の子がつぼに入ることは少なくはないが、2対1くらいの確率で拒絶反応を起こしてしまうらしい。
というわけで、ごめん、あんたもパス。


図書室に行った。
……電波系だ……。
旧図書室に行った。
……また電波系だ……。
って、このゲーム、まともなヒロインはいないのかーっ!?(ぉ
いや、KEYの少女たちはこんなものだったような気もするが、ブランクが長いせいか、慣れない。

なんかテンションが下がったので(いや、睡眠不足が原因の9割なので誤解なきよう)、プレイを中断して寝ることにした。

朝起きて、プレイを再開。4月18日になった。
そして──杏登場。
おお、クラナド始めて、初めて外見的にも性格的にも好きになれそうな少女が登場した。
おし、ファーストプレイはこの子で行こう。
しかし、この名前、なんと読むんだ……?
マニュアルを開いてみたが、あいにく書いていない。
しょうがないので、ネタバレが怖かったが、特典のオフィシャルガイドブックを開いてみることにする。
『きょう』と読むらしい。梗たんに続いて、『きょう』という名の少女をプレイすることに、因果めいたものを感じる。
梗も杏も気は強いし、気兼ねなく友達感覚で離せる相手が好み、というのはあるだろうけど。
オフィシャルガイドブックを見た際、杏と椋のデータを見てしまう。
杏は2ページ、椋は1ページ。うわ、こいつ、結構絡んでくる割に、サブヒロインなのか。
てことはあれか、杏シナリオのためにいるキャラなんだろーなー。


その予想は当たっていた。
椋と最初に会った場面で『ムシする』を選んだ私は、杏と絡むことなく、最初のバッドエンドを迎えることになった。

そして、2周目。
1周目のときは会わなかった智代は、風変わりであるけれど、好印象だった。
ふむ、まずは、このあたりからプレイするのがよいのだろう。
慣れてくれば、電波系と思っていた少女たちも好きになれるに違いない。……多分。

まずは杏からと決めたので、多少後ろ髪を引かれつつ、智代に会いに行かないようにする。
しかし、それにしても、杏の、椋に対する過保護ぶりは実に微笑ましい。
とはいうものの、とりあえず、どうとも思ってない椋に、気を持たせるような真似をするのは好みじゃないんだよなー、と思って、杏に設定された校門待ち合わせをブッチしたら、またゲームオーバーになった。

分かった、分かりましたよ。
まずは、椋を受け入れればいいんだろ?

最終的に杏と結ばれるために、椋を捨て石にするのは抵抗があったのだけれど、シナリオがそれを要求するならしょうがない。
椋と恋人同士になってみると、主人公がその事実を前向きに受け止めていることもあって、少しずつ椋に対する印象もよくなってきた。
その矢先に……。

> 【練習をしてみる】/【黙って杏を見ている】

──もう、なんで、こういう展開になるかな。
いや、願ったり、ではあるんだけど、杏に近づくために椋を捨て石にするのは避けたかった、椋を言い訳にして杏に接近したくない、というか。
うーん、ここでキスしちゃっていいのかなあ……?
これで杏とギクシャクするようになって、
バッドエンドにでもなったら、激しく負けた気分になりそうだけど。
果てさて。


4月30日(2) 自分の選択を激しく悔いる(杏ルート)

57日(椋(杏?)ルート)、次の選択肢で固まる。

> 【飛び出す】/【立ち去る】

目の前で、杏が春原とキスする場面なんて、絶対見たくない。
しかも、杏の行動は、主人公と杏の間に立ってしまった噂を消すためのものだから、そんなので春原と付き合うなんての、絶対に許せない。
感情的には、ノータイムで飛び出したいところだけど、しかし、この数日の行動が……。

> ○【練習をしてみる】/【黙って杏を見ている】
> ○【タンザナイト】/【アメジスト】
> 【友達】/○【恋人】/【夫婦】
> ○【キスをする】/【キスをしない】

タンザナイトのペンダントを買ったのは、まあいい。あの場面は、椋に対する体裁を気にしてのプレゼント購入だから、杏が欲しがってたアメジストのペンダントを買うのは不自然だし、万一、あのプレゼントを杏に渡すようなことになったとしても(ないと思うけど)、椋に対する体裁なんて動機で買ったプレゼントを杏に渡したくはない。
椋にアメジストのペンダントを渡して、「これはお姉ちゃんが欲しがってた石……」という、破局への手伝いをするアイテムとなる展開はあるかもしれないとは思った。
【恋人】という選択肢を選んだのも間違っていないだろう。主人公には、椋の恋人である自覚が一応ある。それに、自分のことを想ってくれている椋に、少しずつ惹かれつつあるのは確かだから、ここで【恋人】を選ぶのはむしろ自然だ。
けど、キスをしたのがまずかった。いや、(状況に流されているとはいえ)あの状況でキスをしないなんて考えられないけど、でも、まずかった。
もう、椋に対する責任ができてしまった。
椋に対する責任なんて、告白を受けた時点でできているのだけど、キスをしているのとしていないのとでは、雲泥の差がある。
「ファーストキスはとても大事なもの」という杏が、椋とキスをしたのに椋のことをないがしろにするような男を、この先受け入れてくれるとはとても思えない。
杏のキスを止める資格なんて──もう、ありはしないのだ。黙って立ち去るしかない。
けど、ファーストキスを特別だと思ってる杏が、好きでもない春原とキスするなんてのが、とても受け入れられないのも事実で。

【立ち去る】を選ぶか、ポリシー曲げて【キスをしない】からやり直すか、激しく葛藤中。
椋との破局の先にしか、杏と結ばれる展開がないのは間違いないだろうから、この展開で【飛び出す】のが物語上正解という可能性だって、十分ある。
あ゛あ゛あ゛、どうすりゃいいんだ……。


4月30日(3) 結局オレは(杏ルート)

椋との破局の先にしか、杏と結ばれる展開がない」なんて言っていながら、そのことが意味することに対する覚悟ができてないということなんだろう。

先の選択肢では、結局立ち去った杏は、主人公が止めてくれることをどこかで期待していたのかもしれないとも思ったけれど、逃げた
春原が想像していたよりずっといいやつだったおかげで、見たくない場面を見ないで済んだけど、逃げた自分に対する敗北感は残った。

椋が積極的になった理由はよく分かっている。
この子は聡い。今、主人公の心が揺れているのを誰より知っていて、外堀を埋めている。
以前からは考えられない行動と主人公には思えるかもしれないけれど、主人公と恋人同士であるという事実に椋は後押しされているから、それくらいやってのける。「好き」という確かな気持ちと、「付き合ってる」事実を持っている椋は、杏や主人公より強いのだ

そして今──いつか、その場面が来るとは頭では分かっていたけれど──椋とキスしているところを杏に見られて、激しく動揺してしまっている自分がいる。
ったく、本当に、何をやってるんだろう? 嫌になるほど、いろんな意味で覚悟ができてない。

(追記)

> 【椋】「私じゃお姉ちゃんの…代わりになれませんか…?」

あー、ダメだ。何も分かってねー。>オレ
もう、こんなことすら分かってないなんて、主人公が自身に感じている以上に自己嫌悪。
先ほど上に書いたような打算があるのは間違いないだろうけど、杏の代わりでも構わない、と考えてることには全く思いが至ってなかった。
椋の行動を見て、杏を引き合いに出してコメントしたとき、気にしたように見えなかったのも当然だよなあ。


4月30日(4) 報い(杏ルート)

その後、当然のようにバッドエンドだったのは優柔不断な選択の末路としてしょうがないとして。

……クリアできない。(汗)

難易度低いゲームに慣れすぎたか。
好感度の問題かと思って、いろいろ試していたら、先に椋エンド(スタッフロールが流れたから、多分そうなのだろう)にたどり着いちゃうし。
うーん、なんか、致命的な見逃しがあるんだろうなあ。
出てくる女の子たちの大半の名前を知らない(渚すら知らなかった(汗))進め方自体が、根本的に間違ってたりして……。

どっちみち、今のやり方じゃ、杏エンドにたどり着きそうもないので、一旦離れようと思う。
あんまりに不本意なままだけど(今の結末が、椋とは二度と口をきかない。肝心の杏とも疎遠になってしまった──という展開だからね。杏とまた笑える日々を迎えたい……)、やむなしかな。
人の力借りる気は今のところないし。
ルート自体は、久々に、(私的に)選ぶのに悩む選択肢が多くて、面白かった。

さて、とりあえず、次は誰のルートに向かうかな。


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