日記(平成16年3月上旬分)

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3月1日 小休止

うーん、昨日のくれそん日記は、29日(2)にしないで、今日に取っておくんだった。<せこい
休日モードから平日モードに気分を切り替えるのに、今日はこんなもので。
お休みなさい。


3月2日 くれそん〜どうでもよい話

立ちグラについて、ふと。
どんな情報でもネタバレだと思う人は、入口ないし出口へどうぞー。

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立ち絵はどちらかというと、結い橋の方が好きかなあ?
というか、Wパジャマの未依&知絵が、私にはあんまりにクリティカルヒットだったというだけの話かもしれないけど。
でも、一番期待したメティスの立ち絵で、これは! というのに出会えなかったし、やっぱりレアはちょっぴり守備範囲外と感じるし、デッサンが気になってしまうセレの立ち絵とかあるし、立ち絵は少しだけ(少しだけだよ?)期待はずれの感が。
あ、でも、アルテの私服はいい! と思う。
今や、立ち絵では、メティスよりアルテの方が、ビジュアル的に好きだったり。
#やっぱ、オレ、何気に金髪好きだ。(笑)

守備範囲外といいつつ、1枚絵だと、レアを認めているのはここだけの話。
寝てる間に無意識に、クロイスのベッドにもぐりこんできたときの、あのはだけ具合とか、たまらないとゆーか。(爆)
#まー、私、家族計画で1番クるCGと言ったら、暑さに倒れた末莉挙げる人間だからね。
ああいう無防備さって、いいと思いません?<誰に聞いてる

ふと思ったけど、クロイスって名前は、結構よい気がする。
音的に悪くないし、「クロイス」「ロイ」「クロちゃん」等々、呼び方にも多様性があっていい感じ。


3月3日 レア・ティータ@くれいどるそんぐ

データ取ってる合間になんとなく書いてみた。
進捗度は変わらず、メティス、アルテクリアで。
どんな情報でもネタバレだと思う人は、入口ないし出口へどうぞー。

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ティーテの代わりのティータ、と最初に思ってしまったので、レアに関しては、名前よりもティータという苗字の方が印象に残っている。
年齢的に幼いほうにストライクゾーンから外れているとか、立ち絵も眼中にないとか書いているので、どちらかというと、レアのことを好きじゃないと思われてそうだが、実はそうでもない。
あくまで、攻略対象として見た場合、対象外だな、と思うだけで、身近にいてくれる存在としてのレアは、かなりいい。

一部の人には理解してもらえると思うが、私は、自分が身近に感じている場の、雰囲気がよいことを何よりも好む。
自分の好きな人たちが、自分が身近に感じている場所で、楽しそうにしているのを眺めていることができるのを、すごく幸せなことだと感じる。
その中に自分も加わって楽しさを共有できれば最高だけれど、それにはこだわらない。
むしろ、もし、自分が加わることが場の雰囲気を悪くするのだったら、絶対に場に加わりたくない。
#逆説的であるが、そういう意味で、青葉@家族計画は、本当にすごいと思う

クロイスの周りにいる人間はほとんど、クロイスのことをよく理解していて、クロイスのことを認めていて、クロイスに対して好意的なので、クロイスのいる空間はただでさえとても居心地のよいものになっているのだが、その中でも、レアの存在は際立っている。
表向きはともかく、自分のことを「お兄ちゃん」と慕ってくれて、家の中でも遠慮なく派手に遊んで、むちゃくちゃ賑やかな存在だけど根はとても優しくて。
そこにいるだけで──いるだけじゃ済まなくて、派手に騒いでいること請け合いだけれど、それだからこそ──場が楽しいものに感じられる少女。
そりゃあ、クロイスじゃなくったって、レアが悲しんでる姿なんか見たくないと思うだろう。
身近なところで、いつも笑っていてほしいと思うのは、ごく自然なことだ。

ただ、クロイスの、凡人が及ぶところでないところは、そこで取った手段だろう。
千年前に送り還すことが本当によかったのか? というのは難しいところだが、女の子の笑顔を取り戻すために、国相手にけんかを売る、というのは、普通できることではない。[メティスルート]
#私がクロイスの立場だったら(他のどのヒロインとも結ばれていないことが前提だが)、レアとワンを連れて、ワンの仲間を探しに世界中に旅に出そうだ
笑顔を取り戻す、で思い出したが、アルテルートで、「女の子の笑顔」という報酬で、クロイスの後をアルテが継いだ場面は、とてもよかった。
引き継いだ時点がクライマックスで、その後もう少し盛り上がらなかったのが残念であるけれど、展開的にメティスルートとかぶるから、これはやむをえないのだろう。

さて、レアに話を戻すと、攻略対象外だなと私が感じる理由は、その成長具合じゃどう考えても本番ぇちは無理だろう(爆)、と考えてしまうからに他ならない。
……いや、(爆)と書いたが至ってまじめな話で、激痛に泣き叫んでいるところなど見たくないし、かといって、あんまり痛がらなかったら激しく嘘っぽいし、というわけで。
ぇちげに嘘っぽいとか言ってもしょうがないという意見はあるだろうが、そこはそれ、Never7で感じたのと同じように、どうしても自分の中に許容できない境界というのが私にはあり、その1つが幼すぎる少女との本番ぇちというだけのことだ。
裏を返せば、本番ぇちさえなければ、レアくらいの子のぇちい場面は大歓迎だったりする。
メティスルートで、クロイスに挑発されたレアが服を脱ごうとするのを、メティスが止めてしまったとき、激しく落胆を覚えたのはここだけの話だ。
挑発につられて脱ぐという行為自体はあんまりぇちくないが、レアが脱いだ後に、レアかクロイスが少しでも照れてしまえば、激しくたまらない場面になった気がするだけに、無念である。
#その場合も、やっぱり展開上メティスが邪魔になりそう(ぉで、メティスがいないことが前提になるので、そもそも成り立たないという話はあるけれども、それでも、ね。
#ただ、レアの「同い年くらいの男の子には人気がある」という口上は微笑ましくて、とても好きだ。いや、実際、そう(=人気がある)なんだろうなあ、と。(笑)

だから──というわけでもないが、まだ、レアの水浴び(少なくともメティスルートとアルテルートで選択肢を確認)は覗いたことがない。
純粋に(私にとっての)お楽しみを取っておく、というのもあるし、メティスないしアルテに傾倒しているクロイスが、どう道を踏み外してレアの水浴びを覗くのか、想像しただけでも可笑しい、というのもある。


3月3日(2) 負けない

ごめんなさい、1回だけ。次からは戻します。

「こないだ、普通に話してたじゃん」──でも次はないこととか、
「『進展』じゃなく『状況変わったら』だろ」と、とっさに適切な日本語を選べない愚かな自分とか、
なんか、いろんなことひっくるめて、今のこの状況に「……なんだよ、それ」という気分。

でも、本当、思い知った。
私程度でこれなら──
私が頑張るのは親のいる間だけで、そこから後はどうしようが自由だと、本気で思ってたけど、甚だしい勘違いだった。

彼の人に近しい人たちに対して、私はきっと無力だけれど、なら、せめて、私は、私に近しい人たちに対してできることをしようと思う。
いくらダメであっても、いくら価値がなく思えても、私は私のままにあり続ける。

──KISAは今日も、ここにいます。


3月4日 ふぁうふぁう?

とゆわけで、フィアナ進行中。何も考えずに遊ぶ分には、とても楽しくて、いい。
……と思ったけれど、もしかしたら、最後に取っておくべきだったかも? という気配もあるのかな? まー、これは今後の展開次第。

これだけでは、(後日の自分も含めて)意味不明っぽいので、とりあえず、追記予定。


3月5日 そして、今日も働く

終電帰宅でしたので、追記どころではなかった。

遅くまで残業してて、楽しかった記憶って、ほとんどないかも。
数年前に、とある大きなプロジェクトに一丸で取り組んでいたときは、忙しかったけど充実してたかな。
最近は、言われたことしかこなせない体になってしまっていて、どうにも。

たまたま自販機で鉢合わせたぶちょーに、忙しいかどうか聞かれて、
「ピーク……ではないですね。周りの人たちのほうが忙しそう(*)ですから」
(*)今日も、終電で私が帰った時点で、部の人間の半分以上残っているのではなかろうか?<みんな車通勤
といったら、
「だろう? お前、なんか手伝えることあるだろ。何でもいいから提案しろよ」
と言われた。
うーん、悪いけど、畑違いだから、自分に何ができるかさっぱり分からない。
つーか、私的には、今の自分の稼動状況でも、自分の時間という意味で結構不満なので、これ以上忙しくなるときれるかも。
どちらかとゆーと、みんなに、もっとゆとりがある仕事をさせません?>ぶちょー
まー、競争社会じゃ無理なんだろうけど。でも、ほんと、IT業界、どうにかならないかなー。
年収100万減っても、毎日午後7時前に帰れる生活のほうが、充実するのではないかと思う今日この頃。

会社で仕事してる合間は、いろいろ考えてしまって滅入るので、夜帰ってゲームをやってる時間が、何もかも忘れられてほっとする。
誰にどう思われようと、これだけは譲れない。


3月6日 幼なじみたち+新顔の少女=?(フィアナルートネタバレ) (注)白くしてません

> フィアナ「あ、あの、ずっと昔に亡くなった母から、女性のほうから声をかけるのははしたないことだって……」
あははは、ずれてるなあ。
女性の声から声うんぬんは、古風な淑女教育の現れだけれど、自分からそこまで近づいてしまったら、もう、声をかけるかかけないかなんて、ほとんど問題にならないんだけど。

野宿暮らしなのに全然こなれていないところがあったり、疑うことなく信頼のまなざし向けてきたり、想像以上にどじだけれどとても一生懸命だったり──なんか、すごく微笑ましく感じる。
いつからだろう? この手のタイプをうっとうしいと思わずに、優しく眺められるようになったのは。

しかし、まー、フィアナは、ジョーカー的存在だとつくづく感じる。
ミルとはあんまり関わってないので、彼女の立ち位置はよく分かっていないけれど、クロイスのまわりの関係は、言ってみれば定常状態にあったと思う。
メティスもアルテもクロイスへ好意を抱いていて、セレもそうだけど彼女は一歩引いていて。
彼女たちががクロイスに好意を抱いているのは明白で、行為のあちこちでそれが現れているけれど、ライバルであり幼なじみである仲間たちの気持ちを互いに知っているせいか、今の居心地のいい関係を崩してしまうほどのアプローチをかけることなく、無難な日々が過ぎていた。
幼なじみの仲間たちになじみのないレアの登場は、クロイスに大きな影響を与え、本来穏やかならぬ気持ちに彼女たちをさせてもおかしくなかったけど、レアの位置付けが『妹』という立場であったため、まだ、関係のバランスは取れていた。
けど、フィアナは違った。
メティスやアルテにとって、自分たちとあんまり歳の変わらない少女を、突然クロイスが気にかけるようになったというのは、寝耳に水としかいいようのない衝撃だったに違いない。

ある朝。
> フィアナ「あ、あの、クロイスさん。差し入れです」
いつものごとく朝ご飯を作ってくれているメティスと、差し入れを持ってきたフィアナの鉢合わせ。
起きるべくして起きた、この展開だけれど、「うっわー、こうなるのか!」と思った。

メティスは理解できなかっただろう。クロイスに、見知らぬ少女が料理を差し入れにくるという事態自体を。
メティスにしてみれば、「どういうこと?」とクロイスを糾弾したくてしょうがなかったに違いない。
クロイスの朝飯作りというのは、幼なじみの間では、メティスの領分だという暗黙の了解があっただろうから。
(そしてまた、『妹』の位置付けにあるレアが朝食を作っても、暗黙のうちに許容される。余談だが)
しかし、目の前の少女の差し入れが、純粋に好意によってなされたものであり、悪意などかけらもないので、むげには扱えない。
ここで表示されるCGが、すべてを物語っている。
このCG、ものすごく秀逸だと思う。表示された瞬間に、思わずクリックする手が止まってしまった。
おたまを背中に隠しているメティスが、いい。ほんと、その気持ちが手に取れるように分かる。
表情にも気持ちがよく表れているのが分かるし、実に見事なCGだ。もうべた褒め。

場面は変わるけど、Oasysのフィアナの部屋で、フィアナを待ってるうちに酔いつぶれて目が醒めたときの展開も笑った。
気が付いたら、下着姿で眠ったまま抱きついているフィアナ。
こんなところ誰かに見られたら──と、ここしかないタイミングでの、アルテとセレの乱入。
> アルテ「クロイス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
> クロイス「あ……アルテっ!?」

アルテの怒りっぷりも楽しいけれど、部屋に突入してきたときから満面の笑みを浮かべっぱなしのセレが、もうさいこー。ぜーったい確信犯。大好き、そういうの。(笑)
さらにメティスが登場するというのも、私の創造を越えているお約束で、この場面、すごくよかったなあ。
あー、楽しすぎ。


3月7日 告別

昨日は、お別れをしに、日帰り上京してきました。
訃報を受けたときには、その意味がよく分からず、自分の感情がよく分かりませんでした。
ただ、日頃、感情が下向くとすぐに「消えたい」とか書いていた自分の行為のバカさ加減は思い知らされました。
消えるという行為の先にあるのが、こんな状況なら、それは安易に口にしてよいことじゃない、と。そして、絶対に実践するべきことではない、と。
もう1つ強く思いました。彼の人が否定した(かどうかは知らないけれど、その行為から私が受ける印象はそんなもの)この世界で、私は存分に楽しんでやろうと。
だから、くれそんを遊んでいる間は、訃報のこととか会社のこととか一切合財を忘れて、ただゲームを心から楽しんでました。
故人との付き合いが深かったら、私は深い悲しみに囚われてしまっていたかもしれませんが、そうではなかったので、私は、悲しみより苛立ちに近い感情を持っていたのだと思います。
言い方は悪いですが、ゲームを楽しんでいたのは、故人へのあてつけに近いものがあったのかもしれません。

告別式当日。
ゲームに没頭するというのは、ある意味文字通りの現実逃避でしたが、お別れの日に現実から目を背けるわけにはいきません。
本来、一生知るはずのなかった名前と、他愛ないやりとりを1往復半交わしただけのメールを携帯に転送して、私は上野に向かう間、故人との数少ない思い出に想いを馳せることにしました。
それでも、悲しみよりは、やはり苛立ちに近い感情に囚われていたのですが、葬儀は──思いのほか、きついものでした。
拝顔できるとは思っていませんでしたので、そうした形で最後の対面を済ませたときには、
「あんなに元気な話し方をする人が、もう口を開くことはないんだな……」
というのを強く実感させられて、やるせない気分になりました。
一番きつかったのは、父親が、故人に対して読み上げた手紙でした。
もう、悲痛の極みとしか言いようのないもので、読み上げたときの、あの父親の慟哭は、耳について離れません。
彼の人に、何があったのかは知りませんし、私が知るべきことでもありませんから、彼の人が取った行動に対して、私は何も言えませんけれど、でも、
「冗談じゃない。こんな、悲しみが広がってばかりなのは、ごめんだ」
とは本気で思いました。

この「ごめんだ」と思った気持ちは、私が一生胸に刻むべきものだと、思っています。
そうして生きていくことが、私なりの、故人への手向けだと信じて、私は、私の日常に戻ります。
──さようなら。いつか、また、どこかで。


3月8日 追悼(6日)

.前日の夜、指定は埋まっていると聞いていたけれど、朝、キャンセル分を期待して駅員に聞いてみたが、やはり埋まっていた。
自由席で行くのかーと思いつつ、鈍行に乗っていると、先に常磐線に乗ってるやまさんからちょうどメールがあった。

> Title:自由席
> ほぼ満席。


なんだとー!?
2時間程度の睡眠しか取っていないので、さすがに1時間以上立ちっぱなしなのは苦しい。
10時東京集合には余裕があったので、「電車1本遅らせていく」とやまさんにメールを入れ、乗り換えの駅で改札に向かい、次の電車の指定を取ろうとする。
しかし、駅員の回答は無情だった。

「次の電車も、次の次の電車も、その次の電車も、指定はいっぱいですね」

なにおう!?
仕方ないので急いでホームに戻り、ダメもとで、空いている自由席を探すことにした。
そして、特急が到着。車両を見て、目を疑う。

「……がらがらじゃん」

並んでいた最後尾の自由席(禁煙)には、見た限り誰も乗っていない。
連結したばかりなのかなーと思いつつ、電車に乗り、

> 一番後ろの車両がらがらだったので乗りました。
> とりあえず寝てます。
> では予定通り上野で。


とメールを入れると、やまさんから返事が来た。

> それ、一本早いやつでは…。

おおぅ。
確かに、言われてみれば、今乗ったのは高萩始発のフレッシュひたち、福島県から来るやまさんが乗っているのは仙台始発のスーパーひたちだ。
でも、これは結果オーライだろう。
私は、故人とやり取りしたメールを眺めつつ、眠りに落ちていった。

.上野駅でやまさんと合流し、そのまま東京駅に向かう。
whiteさんC.Fさん雪ちゃんを会話に出すとき、本名でしゃべるように努めている自分たちの姿は、何とも言えないものがあった。
しかし、葬儀の場、人前でハンドルで名前を呼び合うよりは、ましだと思った。
そういう意味では、こんなことにならなかったら、私が故人の本名を知ることは一生なかったはずで、因果というものを考えずにはいられない。

雪ちゃんとC.Fさんが合流するほかは誰が来るか分からなかったが、何はともあれ、我々は指定された丸の内中央改札前で待った。
程なくして、入江さんが現れ、そして、then-dさんが来、C.Fさんが現れた。
そして、新幹線が3分遅れたという雪ちゃんが着いた時点で、我々は移動を開始した。
雪ちゃんと初めて会ったのは2年前。再会がこんなきっかけになるとは想像もしてなかったけれど、再び会えたこと、それ自体は喜ばしく、嬉しいことだった。

丸の内線で新高円寺に向かう。
そこには、くわね氏、うっちーさん、duenoさん、そして、tatuyaさんがいた。
tatuyaさんがいることに、ちょっと驚く。会うのは、実に久しぶりだった。
久しぶりという意味では、2002年の夏コミ以来の人は結構いたはずだが、たっちゃんだけは、なぜか意外な感じがしたのだ。
そのたっちゃんが言った。

「なんか、勢ぞろいという感じですね」

確かに、と思う。
私の勝手ONE卒からは疎遠になっていたけれど、こうして再び相まみえることができたことに、感慨深く思う。
本当に、こんなきっかけじゃなければ、と思うし、これも、故人が引き合わせてくれたのだと思うと複雑だったけれど。
久しぶりの再会ということで、雪ちゃんが、名前当てをさせられていた。
「入江さん、KISAさん、やまさん、初めての方──」
さらに、C.Fさん、くわね氏、うっちーさんの名前が呼ばれる中、たっちゃんのところで、雪ちゃんがぴたりと止まる。
「……」
そして、たっちゃんをすっ飛ばして、雪ちゃんが言った。
「duenoさん」
苦笑を禁じえないが、私もたっちゃんがいることになぜか意外さを感じていたのだから、会うのが二度目の雪駄さんが止まるのも、無理はないと思った。
淡々と、とはさすがにいかずとはよく言ったものだが、こんなときの、こういう笑いは、そんなに悪いものではなかった。

.葬儀場に移動し、そこでwhiteさんに会う。
挨拶以外にかける言葉はなかったけれど、あちらもそんなものは望んでいないだろうし、再会を喜ぶ場所でもない。

葬儀は、しめやかに執り行われた。
最中、ノートが回ってきた。故人へ手向ける言葉を各人書け、ということらしい。
私が書くことは決まっていた。
「教えてもらった大きなことを、胸に刻んで いきます」
訃報を聞いて「私は負けない」と思ったことを、一生守り通す覚悟を故人と約束したつもりで。
それにしても、ノートが回されたとき、たっちゃんが眠っていて、周りのメンバーから思わず失笑が漏れたのは、勘弁だった。
睡眠不足で疲れているのだろうけど、こんな場で、天然で笑いを取って欲しくない。
淡々といかないのも、時と場合に拠るのだ。

花を添える、拝顔のときが来た。
渡された花を持って、故人の棺に近づく。
もう、2度と目を開かない彼の人が、そこにいた。
彼の人と知り合うきっかけとなったONE卒業文集が添えられていて、何とも言えず、悲しくなった。
つらくなって、一瞬目を閉じると、BGMが流れていることに気がついた。
Sense Offのエンディング曲──birthday eveだった。
ちょっと気が紛れた。いつか自分が亡くなったとき、こういう曲で送ってもらえるのは、悪くない、と思えた。
再び目を開けて、彼の人の顔を焼き付けると、私は場を離れた。
最後のお別れだった。

その後、棺は閉じられ、親族からの挨拶を聞くことになった。
父親は手紙を読み始めると、すぐに耐えられず、嗚咽を漏らし始めた。
父親が叫ぶ、わが子への謝罪と、わが子への名。
こみ上げてくるものがあって、あわてて目を閉じたけれど、遅かった。
左手で、右手に痛みが走るほど爪を立ててにぎりしめたけど、効果はなかった。
冗談じゃない。ほんと、こんなの冗談じゃない!
今、こんな状況になっていることが、許せなかった。悔しかった。
今、こんな状況になっていることに、激しく憤った。
目を閉じていると、頭がくらくらして倒れそうになったので、やむなく私は目を開いた。
本当に、本当に、こんな悲しいことは、もうごめんだった。

そうした後、故人は焼かれた。
遺族との食事の部屋が用意されていて、whiteさんやC.Fさんは中に入っていったが、空いている席も少なく、ONE卒メンバー以外と故人に対して共有できる思い出もない私は、その入りづらい部屋に入るのを避けて、とりあえずトイレに逃げた。
戻ると、多くのメンバーは廊下の椅子に座っていた。
みんながいた近くの椅子は空いておらず、私はまだ、さきほどの父親の手紙の朗読から受けた衝撃が抜けきっていなかったので、少し離れた空いている椅子に座って、ぼーっとしていた。
時折、ONE卒の仲間たちに目を向けると、特に会話もなく、みんな沈んだ表情をしていたように見えた。きっと、自分と似たような状態だったのだと思う。
しばらくして、whiteさんを除くメンバーが、部屋から出てきて、場を辞すこととなった。
2階から1階に降りるとき、故人の弟さんと会う。
故人と深い関係があったONE卒の一部のメンバーもそうだったけど、弟さんも、対外的には普通に振舞えるくらいの様子に見えた。
後で、くわね氏がいうには、birthday eveの選曲は、彼に拠るものだろう、ということだった。

.葬式場に止められた、ローマ字の"S"の文字が削られた『正直屋』の車を尻目にしながら、我々は会場を後にした。
こんな機会じゃなかったら、大学時代足しげく通った、一番好きな味噌ラーメンの味噌一(高円寺、環七通り沿い)に寄るのに、と未練を残しながら、新高円寺駅へと向かう。
駅の近くの定食屋で食事を済ませて、新宿へと移動することになった。
どこに行くのかと思っていたら、談話室滝沢だった。
おお、と思う。
お茶の水の滝沢に初めて行ったのが1年前で、滝沢に行くのはそれ以来だった。
でもどうして? と思っていると、喪服で、10人近くのメンバーがいられる場所と言ったら、滝沢くらいしかない、と言われて、なるほど、と納得する。

滝沢で、何を話していたかはあんまり覚えてない。
トイレの構造が珍しかったのと、くわね氏が飲んでいたストロングコーヒーを自分も追加で頼んでみたら、ほんとにストロングだったのと、あとは、自分がただ水を飲み続けていたことを覚えている。
つまりは、くだらない話しかしていなかったということだろうけど、今日はそういう方がふさわしいのだろう、とは思った。

.夕方、whiteさんが合流した。
故人と初めて会った、ぺんぎんのいる店、に行くとのことだったが、全然記憶にない。
私が故人と初めて会ったときのことで記憶しているのは、マックで、たっちゃんと一緒に、さんざん、けちょんけちょんにやり込められていたことくらいで、飲み屋の記憶は全然なかった。
しかし、座席に通されて、少し思い出した。
あのときは、こんな↓座席だった。(敬称略)

 
  早瀬 kort うっちー
C.F then-d white 紺瀬
空き
  dueno 入江 くわね
KISA tatuya 伽羅斗


それが、今回はこう↓なった。(敬称略)

空き
雪駄 KISA やま うっちー
入江 dueno white  
空き


whiteさんに届いたメールとか、whiteさんと雪ちゃんの間で交わされた約束とか、そういうのを見ながら、時を過ごした。
和風カルボナーラを頼んだら、麺がうどんだったことだけは記しておく。

店を出て、皆で本屋を巡ったりして、20時10分過ぎ、私とやまさんは電車の時間なので、皆と別れることにした。
握手したい気分だったので、雪ちゃんが手を差し出してくれたときは、嬉しかった。

遅れた常磐線の中で眠りながら、鈍行に乗り換える駅でやまさんと別れ、冷たい空気に体を冷やされながら、鈍行を待った。
そうして、0時頃、私は部屋に帰った。


3月9日 「後悔……しましたよ」(フィアナルート完全ネタバレ)

ネタバレ回避の方は、入口ないし出口へどうぞ。改行入れます。

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> いや、光を発したのはスカーフの中にある、いつかの輝石だった。
> 【フィアナ】「これは……! なんでそんなところに!?」


ワンのスカーフが輝くのを見た瞬間、激しく後悔。
いや、トゥルーエンドへは、こちらで合っているのだが、私の直感が、フィアナルートは先にバッドエンドを見るべきだと告げていた。
そして、それは正しかった。

思い返してみれば、私は、くれそんでは、思うようなルートに進めていない。
ファーストプレイにおいて、メティスルートを目指していながら、アルテルートに分岐してしまい、そのままバッドエンド。
最初からやり直して、改めて入ったメティスルートでは、グッドエンドを目指していたのに、致命的選択ミスを犯して、バッドエンド。
その後、ミスした選択肢からやり直して、メティスグッドエンド。

最初からプレイして、次はアルテトゥルーを見ようと思ったところで、フィアナを登場させてしまい、まだ、フィアナは見るべきではない、という直感により、ポリシーを曲げて(選択後の展開が望みのものでないからと言って、すぐさまロードしてやり直すのが好きではない)、ロードしてやり直しアルテルートに入り、グッドエンドへ。
そして、さきほど中途半端に登場させたフィアナが気になったので、ロードしてフィアナルートに。

メティスルートとアルテルートを見た限りでは、メティスとアルテとセレニアの、誰がクロイスと結ばれても、互いが互いに認めることができるだろうと思わせるだけの信頼関係が、この幼なじみたちの間にはあると感じた。
メティスやアルテに比べて一歩引いているセレニアのシナリオがどう展開するかは私には読めないけれど、妹(ティーテ)の死に深く絡んでいるみたいであるし、先の信頼関係から為るお話の一角になるだろうとは思う。
同じ幼なじみでも、ミルはあんまり絡んでこないので、こちらは、名前だけ聞くリトが絡む、比較的独立したシナリオなのではないかと予想した。

そうした中、フィアナシナリオだけが、読めず不安だった。
唯一、幼なじみじゃない設定のフィアナ。シナリオ上、重要な位置付けにありそうだけれど、その重要さに見合っただけのものが、果たしてフィアナルートにはあるのか?
幼なじみの間の信頼関係をただないがしろにするような展開になってしまわないだろうか?

「おいおい。メティスやアルテはどうしたんだよ」

と頭の中で突っ込みを入れたくなるような展開を、最後の最後で見たくなかった。
その恐れと、フィアナへの好奇心に負けて、私はフィアナルートを始めてしまった。

よくありがちで、一番恐れていた、他のヒロインはどうなってるの!? という展開にはならないことは、すぐに分かった。
フィアナの登場による、メティスやアルテの、心の揺れは、ちゃんと描かれていた。
それどころか、終わってみれば、フィアナルートは、文句なく取りにふさわしい話だった。
そして、そのフィアナシナリオを、物語として、より味わうためには、バッドエンドを先に見るべきだった、というのが、冒頭に書いた私の後悔である。

クロイスが留守の間に連れ去られたワンを取り戻しに行く場面は、なかなかに見ごたえがあった。
一度、メティスルートで単身乗り込む展開を見せられているにも関わらず、楽しめた。
クロイスとラウスの、互いに手を知り尽くした間柄での駆け引き──

> 【ラウス】「もっとも、待ち人はすでに待ちくたびれて、こういう状態だけどね」
> 【セレニア】「クロちゃんっ、すみません……捕まっちゃいました」


メティスの工作による場内への潜入には成功したけれど、セレニアを押さえられてしまう。
メティスやセレニアに協力を仰いでいる時点で、ラウスにはクロイスのやろうとしていることは筒抜けなのだが、しかし、それを逆手に取った最後の一手!

> 【クロイス】 「アルテ!!」
> 【ラウス】「……っ!」


ラウスが焦ったのはよく分かる。
騎士団部隊長としてのアルテを信頼している。
でも、クロイスのためならその立場を捨てうるくらい、クロイスのことを想って追いつづけていることも知っている。
だからこその不意打ち。
でも、アルテは動かなかった……。

こういう、各人の心の動きがよく分かる描写が、私は大好きだ。
しかも、本来、これで万事休して終わるはずのこの場面が、終わらないところがさらにいい。

> 【フィアナ】「クロイスさん、ワンちゃんは……この通りお助けしました」

諜報部に、魔族の末裔でないかとちょっと目をつけられていて──でも、仔竜騒動のおかげで深く追及されることのなかったフィアナが登場し、そして、圧倒的な力──魔法を見せつける。
シチュエーション的な熱さに加え、美少女が、宙に魔方陣を描いて魔法を使う場面に激しく燃える人間としては、この場面はたまらない。
#余談だが、これだけの力がある一族が、野盗の襲撃で亡ぼされた、というのは解せない気もする。
#「たとえ命を失うことになっても、聖竜様のため以外に力を使ってはならない」
#という血の掟でもあったのかもしれない、憶測だけれど。

このあと、ワンを連れて去ったフィアナは、1000年前にワンとともに一方通行の時の旅路に出ようとするのだが──フィアナルートの最初のプレイでは、ここは行かせてしまう方が、物語として、いいと思うのだ。
聖少女のような穏やかな笑みを浮かべて、消えていったフィアナ。
クロイスに何も打ち明けることなく、一方的に別れを突きつけて、彼女は去っていった。
数ヵ月後、フィアナに想いを馳せるクロイスに、声が聞こえる。

> 『後悔……しましたよ』

でも、それはもちろん幻で。
実際、このあと、物悲しい雰囲気のまま、エンディングになるわけだが、最初にこっちのエンディングを見ていたら、多分、言葉を失っていただろう。
個人的には、ルート制限かかっていても構わないと思えたくらいだ。

もちろん、フィアナルートを締めにふさわしいと言った理由は、ここでフィアナを行かせなかった先の展開にある。

> 【メティス】「それで……どうするの、ロイ?」
> 【クロイス】「決まっているだろう? フィアナを取り戻しに行く」


呆れたような、でも、寂しいような表情が、メティスの気持ちをよく物語っている。
このあと、笑顔でフィアナの情報を提供してくれる辺り、健気で素敵だ。
そして、レア、メティス、セレニアの信頼を背負っての出立に、俄然力が入る。

城門で、クロイスを迎えたのは、やはりアルテだった。

> 【アルテ】「クロイス……恐らくは来ると思っていました」
> 思った通りだったこと。アルテはその事実に嬉しそうな笑顔を浮かべた。


これも1つの信頼の形なわけで。もう、ほんとにこういうの好き。
城門でのアルテとの一騎打ち。
アルテの本気の想いに、本気で応えたクロイスに、今度はアルテも報いた。

> 【アルテ】「だから、負けないで下さい」

> 【アルテ】「その男の子の本気のために、私も剣を振るおうって」

もう、この展開、熱くてたまらない。
さらに迎え撃つ団長ラウスに対しての、クロイスの、次の口上が痺れた。

> 【クロイス】「だから、それが必要だっていうのなら、お前を殺してでも俺はフィアナを守り抜く」
> 【クロイス】「安心して死んでこい、ラウス!」


玉座にたどり着いてからは、取引になってしまうのが、少し盛り上がらないといえば盛り上がらないのだが、総本山の国王と斬りあうわけにもいかないし、このゲームの構造上、仕方ないのかな、とは思う。
実際、メティスルートやアルテルートの、仔竜の変わりに自分(クロイス)を雇え、という取引より、ガライ・ラスムーンが持ち出した、「フィアナを開放しなければ、国中の冒険者が国に刃を向ける」という脅迫の方が見ごたえはあった。

フィアナを取り戻して、最後に体を重ねて、今度は覚悟の上でのお別れの場面となるわけだけれど、先の別れの場面といい、ここといい、全く同じというわけではないけれど感情を共感できるレアがそばにいることが、救いになっていると思う。

> 【クロイス】「もう泣いてもいいぞ。誰も見てない。誰も聞いてない」
> 【レア】「泣かない……泣かないもん。笑ってるんだって、そう決めたから……」


> 【クロイス】「だったら……そのまま星の数でも数えてろ。見上げてれば、こぼれない」
> 【レア】「うん……うん……うんっ……!」


ただ、レアがここにいるだけで、すごく安心できた。

しかし、もちろん、時が過ぎて、1人になれば、クロイスは当然想いにふけてしまうわけで。

> 【クロイス】「後悔……してないのか……お前は……?」
> 【?】「後悔……しましたよ」


バッドエンドのときのリフレイン。
でも、今度はフィアナは帰ってきた。
バッドエンドを先に見たほうがいいと私が主張するのは、この場面のためだ。
Never7なんかもそうだけど、一度、絶望を知っているから、この再会がかけがえのないものと強く実感できる。
安らかなフィアナの表情も相まって、とてもすがすがしいシーンだと思う。


3月10日 埒あかねー、には参ったω

更新って、そういう形ですか、と。(笑)

とゆわけで、今日はちゃらっと私信ばかりで。
#でも、リンクを張ってreferrerを残すような殊勝なことはしない私。(ぉ

つぐみと空からやりましたか。
武視点と少年視点は交互にやったほうが面白いと思うんですけどね。
まー過ぎたことですね。
優と沙羅だと優が後の方がよかったような……あーでも忘れたな。推奨攻略順。気にしないでください。
それと、こめっちょは、あーゆーものなので、あきらめるしかないかと。(笑)

そうですね。
書きたい気持ちが分かる、という言い方は失言でした。
書いた気持ちが理解できる、という意味ではなく、自分がその状況にあったら、似たようなことを書いてたかもしれない、という意味での発言でしたが、仮に至った行為が同じだったとしても、その理由は全然違うのでしょうね。
私は、基本的に情が薄いですから、前も今も、囚われてなんてやるものか、としか思ってないです。絶対見返してやる、と、ただそれだけ。

消しました。
唯一1つだけ持ってないんですが、永久に目に触れる機会はなさそうなのが残念無念……。

ひとりよがり日記終了。
疲れから回復できたら、明日は普段の通りに戻します。


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