先日、某氏に『動揺を隠せていない日記』と評されたが、
「どんなへたれでも(ほぼ)毎日書く」
を至上命題に掲げていると、無理が生じるのはやむを得まい。
これだけ、日常・心理状態に密着した日記で、動揺など隠せるはずもないし、隠せないのを知ってるから隠す気もない。
文章の技術があれば、その辺もうまくやれるんだろうけど、まあ、私の場合は、健全な肉体に、健全な精神が宿っていないと、まともな日記など書けないということなのであろう。
『技』があるか、『心』『体』が揃っているのが不可欠だよなあ、と思ったり。
ああ、別に、今、精神が不健全なつもりも(いや、いつも不健康じゃないの? という突っ込みはなし(汗))、体調が悪いつもりもないけど、余裕がそんなにないというお話。
ちなみに、昨日は、
帰宅→飯→風呂→ばたんきゅ〜→深夜目覚め→ばたんきゅ〜
で今に至る。仕事の帰りはそんなには遅くない(22時くらい)けど、内容的にちょっと疲れている。
深夜目覚めたとき、端末にまともに向かうと不規則に覚醒しそうで嫌だったので(この状態ではじるすはさすがにやりたくない)、すぐにまたベッドに寝たけど、簡単には寝入れなかったので、寝そべりながら、『メイドインドリーム(3)』(山下卓)を読み終えた。
思うところは多々あれど、何気に、3巻ともいいお話だった気がする。ありがとう雪駄さん。
自分だったら、帰ってくることができるかできないか──というより、館まで逃げるまでの度胸はなくて、ぶつぶつ文句言いながら、現実世界で頑張っている辺りが関の山か。
でも、ごほうびが欲しいと強く思う今日この頃。ゲンキンな自分は、それだけで結構頑張れるし。
……ダメだなあ。
それ散る・こだまシナリオ7月24日。
補習の帰りに、舞人を拉致してくれる佐竹先輩と宇都宮先輩、いいねー。
> 【佐竹の声】「なに照れてんだよ、さくらーい」
>
【宇都宮の声】「こだまに会いたいんじゃなーいのー、さくらいくーん」
意識しつつあるのを自覚したかしないかくらいのときの、こういうからかいって、どう反応していいか微妙なんだよね。
むきになってマジだと思われるのは嫌だから、努めて冷静に振舞うんだけど、冷静だと思ってるのは自分だけで。
>
あーでも、そういや見当たらないな、あの小さいひと……。
> なんだ、じゃあやっぱり来てもしょうがないや。
>
【宇都宮】「じゃあやっぱり来てもしょうがないや、とか思ったでしょ今」
> 【舞人】「お、おおお思ってませんよ」
> 【ひかり】「ええ、こだまぁ? 来てるわよ?」
> 【舞人】「…………」
>
【宇都宮】「やっぱり来てよかった、とか思ったでしょ今度は」
> 【舞人】「いちいちうるさいっ」
この見抜かれっぷり、楽しすぎる。
とらハで真一郎が部の先輩たち相手に漏らしてたのと同じだけど、悪意のない、圧迫感を感じないからかいって、居心地悪くないし。
>
【ひかり】「なに照れてんのよ、ガラでもない。こだまに逢いに来たんでしょ?」
姐さん、完璧っス。(笑)
こだま先輩の前まで為すがままに強制移動させるのも実にナイス。
嫌なんだけど、嫌じゃないんだろうなー。
本当に嫌だったら、もっと前にどうにかしてるし、何気に人のせいにできるこの状況は、舞人も無意識下で望んでいるのは想像に難くない。
だから、舞人が赤くなる気持ちはよく分かる。
さて、こだま先輩との会話、何が好きかって、舞人が敬語を使うことなんだよね。
私が、水夏で蒼司クンとさやか先輩の会話を好きなのって、間違いなく、これを理由の1つに挙げられるし。
敬語を使って年上をからかうのって、すごく楽しい。
からかわれた後、
「しょうがないなあ……」
みたいな態度を取ってくれる相手なら、もう言うことなし。
舞人とこだま先輩、付き合うことになったとして、舞人には敬語で通して欲しいと思っていたりする。
こだま先輩、受験生だし、どうしていくのかも楽しみなんだけど、どうやって付き合うことになるのかも楽しみだったり。
舞人のこの性格だと、普通にやってたら、『いい雰囲気』止まりのはずだし。
それはさておき、本編に話を戻すと、心のどこかで期待していた分、谷河先生との会話に一生懸命でまともに相手してもらえなかった、舞人の落胆ぶりがまた……。
> 【ひかり】「……ん、まあ、今日は悪かったわ」
> 【舞人】「はあ、なにがですか」
>
【ひかり】「あの子、趣味のことになると夢中だから……」
心の中では精一杯強がって、表向きは何ともないようにとぼける舞人と、そんな表向きの態度は相手にしないで、謝罪するひかり姐さんが、この1日の締めとしてパーフェクト。
こーゆーの、大好きなんだよね〜。
9月8日にプレイしたところなんだけど、これを書いておかないと、先に進めませんて。(笑)
続きやろー。
朝イチで予約しておいた歯科医に行った。
少し部屋を出るのが遅れたので、軽く走りつつ向かう。歯科医には、予約時刻に10秒ほど遅刻して到着した。
ソファに腰掛けて、息を整える。
そして、1分が過ぎた。
「……?」
いつもなら、すぐに治療室に通されるのに、今日は声がかからない。
まあ、別段、急ぎの用事がある訳ではないので、多少遅れたところで構いはしないのだが、いつもと違うという状況は、多少気になるのは確かで、珍しいこともあるもんだ、と思う。
しばらくして、受付に先生が現れた。受付に出てきたのは、初めて見た。
目を向けると、先生は白衣でなく、私服姿だった。
なるほど、先生がそれだけのんびりしてるなら、治療室に通されない訳だ、と1人納得する。
先生はこちらなど見向きもせず、何やら慌しい様子で、受付を担当している女性に話しかけていた。
距離にして2メートルも離れていないので、会話は聞こうとしなくとも、耳に届く。
「とりあえず、これ、100円玉で3万円、レジに。それから……」
100円玉で3万円!
別段、商売してるとなんてことはないのかもしれないが、ノータイムで即売会に意識が飛んでしまうのは、私の悲しい性だろう。
しばらくして、受付にいた女性が、待合室に下りてきた。
「遅くなってすみません。実は、泥棒に入られまして」
へ?
「レジのお金とか、全部取られちゃったんですよ」
「それは──」
お悔やみ申し上げます、と言いそうになって、慌てて口をつぐむ。
ご愁傷様……も、まずいはずだ。
普段、仲間のなんてことない不幸な出来事に対して、気軽に使ってしまっているせいで、安易に口にしそうになるが、本来、人の死を悼む言葉で、安易に口にしていいものではない。
しかし、それにしても……ええい、こういう場面で言うべき言葉がとっさに出てこないとは!
災難でしたね、という言葉が脳裏に浮かんだのは、事情を説明してくれた女性が、既に去った後だった。
真面目な話、不幸に見舞われた人にどう接するかは難しい。
実際、本当に深い悲しみに覆われている人に、かける言葉などはない気がする。
そんなとき、自分だったら──相手にも拠るけど──1人でそっとしておいて欲しいか、何も言わず黙ってそばにいて欲しいかな、と思う。
しかし、今の場合は、事情が違う。
相手の態度、状況から、事態の深刻さを推し量って、瞬時に適切な言葉を返すのは、一社会人としてのマナーだ。
それができない自分が、偉く恥ずかしかった。
予め色んな可能性を考えて予防線を張っておく癖がついているから、本当に予期せぬ事態に、とっさに対応できない訳で、人としての未熟さを露呈した、そんな朝だった。
※なお、この話は実在の団体、人物とは一切関係がありません。(笑)
人が増えて手狭になってきたので、部の半分が1つ上のフロアに移ることになった。
席替えに一喜一憂していた昔を思う。
ほとんど男子校のような共学の高校に入ってからは、席替えへの期待感は限りなく薄れたので、一喜一憂していたのは、中学までのことだ。
まあ、共学だからといって、高校生が席替えで一喜一憂するのか、とか、席替えのような偶然的なものに頼っているから、お前はそうなんだ、というような突っ込みは置いておく。
しかし、小学校〜中学校の席替えが、私にとって一大イベントであったことは確かなのに、いざ具体的な場面を想像しようとしても、思い出せない。
……きっと、あまりいい記憶がなかったに違いない。
冗談はさておき、人は忘却の生き物だな、と改めて思う。
話を戻すと、会社の席替えは、機材だの書類だのが山ほどあって、それを1つ上のフロアに持っていくというのは、憂鬱な作業には違いなかった。
それでも、2時間ほどで、移動と設定を終えた。
移動は、ほとんど階段を使用したのだが、今度から使うことになったフロアが3Fということに、ふと思考を馳せた。
3Fというのは微妙である。
持論に、
「エレベーターと階段がほぼ同じ位置に存在する場合、階段を使う気になるのは、上り2フロア分、下り3フロア分まで」
というのがある。
エレベーターの稼働率や、気力と体力の状態で多少変動するものの(それでも、上下1フロア分の移動にエレベーターを使う気になることはごく稀だ)、私の普通の状態ではこの辺りが目安だし、同年代の人間にアンケートを取ってみれば、ヒストグラムの山はこの数字に来るのではないかと密かに睨んでいたりする。
そういう意味で3Fというフロアを考えてみると、建物の出入り口は1Fにあるので、通常、上下2フロア分の移動で済み、階段で事足りることになる。
が、問題は昼休みだ。食堂が地下1Fにあるのだ。
食べに行くときは、3フロア分降りるだけなので、別段、苦にならない。
厄介なのは、食後、居室に戻るときである。3フロア分階段を上るというのは、結構苦痛なのだ。
かといって、最下層の地下1Fにエレベーターが下りてくるのを待つ無意味な時間も、同じくらい苦痛で、そこで激しいジレンマに陥る。
結局、健康によさそうというのと、省エネという大義名分を自分の中に掲げて階段を利用するのだが、3Fまで辿り着いたとき、「うわ、足腰に来るー」となってしまうのは、運動不足の身としてはしょうがないところだろう。
さて、引っ越した翌日、フレックスで出勤した。
いつものように、居室のドアを開け、フロアに入る。
「……やっちまった」
うわ、恥ずかしい。何の疑問もなく、前日までの作業場だった2Fの居室に来てしまった。
朝、会社に来る前に、歯医者で泥棒騒ぎに出くわしたり、C.Fさんと雪駄さんから預かった本をやまさんに郵送したりしてたせいで、席替えをしたことをすっかり忘れてしまっていたようだ。
けど、誰にも気付かれていないようなら、このまま何食わぬ顔で出て行くという手も──。
そう思いつつフロアを見渡すと、奥の席に座って仕事をしている同僚の女性と目が合ってしまった。
彼女は、こちらが目線を向けたことに気付くと、笑みを浮かべた。憎たらしいくらい、会心の笑顔だ。
『やっちゃいましたね』
『うっさい』
思わず目で会話してしまう。
敗北感を滲ませつつ、私はフロアの奥へ歩いていった。
「……おはようございます」
挨拶すると、同僚はころころと笑っていた。
笑う同僚と、苦笑する自分を見比べながら、先輩が不思議そうな顔をしているので、やむなく口を開く。
「いえ、いつものように、何の疑問もなく、ここ(2F)に来たのを見咎められたから、挨拶しに来ただけです。──では失礼します」
はうー、という心情を抑えながら、踵を返して、場を辞す。
後ろでは、先輩と同僚が爆笑していた。
……くそぅ。
それ散る・こだまシナリオ8月11日。
> 【こだま】「お待たせー!」
うわ。
むちゃくちゃ子供趣味の服に、背中に覗き見える猫リュック。
胸の前で手を軽く合わせて、満面の笑顔。
やっぱ、時代はミクロ専だよ!(爆)
開始後1行で、思わずプレイが止まってしまった。
#いや、この立ち絵自体は雪村シナリオで多分見てるはずなんだけど、そんときはあまり意識してなかったので。(ぉ
>
【舞人】「年下の男の子に羞恥プレイ!?」
> 【こだま】「やっ……!」
> 周囲の海水浴客の視線が集まった。
>
とつぜん先輩は俺に背を向け、無関係のようにカキ氷を高速で口に運んだ。
> ……と思ったら器を置いて、両手で頭を抱えている。
> あまりにお約束だった。
あー、可愛いなー、こだま先輩。めっちゃツボなんですけど。(笑)
ほんと、こういう場面で、一々傍らのベッドに突っ伏して(汗)、しばらくして落ち着いたら、こうしてプレイ日記書きに走るから、この手のゲームは進みが遅いんだよねー。
その後、さらに2クリックしたら、舞人が同じような感想漏らしてて苦笑。
その更に先を見たら、こだま先輩、こめかみ押さえて、涙目だし。
> 【こだま】「うん。尊敬してる」
> 【舞人】「あの……誉めてくれてるんですか?」
>
【こだま】「もちろん。桜井君のそういうとこ、大好き」
うーわー。
逃げ出したくなるくらい、ストレートな好意だ。
相手が好きなことを自覚したらしたで、先輩の好きと俺の好きは違う、と悩みそうな好意でもある。
舞人はどうするんだろうなあ。
この関係でこの状況だと、照れるかごまかすかくらいしか、私ならできなさそうだけど。
心に壁を作って「ありがと」となんともない風を装うのはやりたくないし(中学生〜高1くらいまではそれが恰好いいと思ってたっけ……(遠い目))、素直に喜ぶというのを覚えたのは結構最近の話だし、うーん、やはり、照れるかごまかすかくらいしかできなさそうだ。
って、舞人、照れてるし!(苦笑)
>
【こだま】「私もね、そういう話が書きたいの。小手先の技とか、小難しいテーマとか二の次で、とにかく読んでくれた子たちの心に残るような、ね」
>
【こだま】「それで、その残った部分が子供たちにとってさりげない教訓になってくれたら……ふふふっ、そうなったら本当に嬉しいよね」
あー……。
眩しい、かな。
夢を語れる人を見ると、複雑な気分になる。
私自身は自分に夢を持てないけど、夢に向かっている人のサポートができたらいいな、と思う。
ただ、そういう人が自分のような人間を必要とすることはあまりないんだろうな、とも思う。
必要とされたとして、自分が力になれるのかという、不安もある。
あるいは、これから先、自分が夢を見つけることができたりするんだろうか。
もう就職が決まったのに、やりたいことをまだ見つけることができない自分に気がついて、恥ずかしく思い、これからやりたいことを探そうとする人の姿が、先日読んだ『メイドインドリーム(1)』(山下卓)で描かれていたが、それを言ったら、自分などやりたいことを探そうとすらしていない。
探せば見つかるものなのだろうか?
探すというのは、そもそも何をすればいいのだろうか?
──こういうことを考えている時点で、違うと思う。
とりあえずは、舞人とこだま先輩の行く先を見せてもらおう。
今の私は、それを見ているだけで満たされた気分になれることも確かなんだし。
.
.
.
島崎藤村のくだりサイコー!
やっぱ、こだま先輩、可愛すぎ。
あー、夢なんか持てなくても、萌えがあれば、人生それでいーんじゃないのかなあ?(爆)
「恋をするとね、何気ない一言が宝石みたいに光り輝くんだよ」
オープニングムービーに使われている言葉。
個人的には、それを存分に感じられたと思うので、こだま先輩のシナリオはかなり満足だったりする。
こだま先輩の記憶から舞人のことが消えてしまうことも、そういうものだと思えば、案外すんなりと受け入れられた。
恋を一旦終わらせることが物語上必要で、それに至る過程が重要でないのなら、間延びしそうな、不和とかすれ違いとかいった、より現実に即した原因を以って破局を表現するより、桜が関連したファンタジックな設定で問答無用に表現してしまうのも、確かにありだろう。
(ちなみに、雪村シナリオのときは、そういうものなんだろうと思っていても、理不尽に思えてしまって、受け入れがたかった。雪村シナリオが進むと、雪村の楽しさがあまり見られなくなってしまうのと、よくあるエピソードを繋ぎ合わせたような盛り上がらない展開がそれに拍車をかけていたというのもある)
とりあえず、告白シーンは言うことなし。
こだま先輩のしゃべる姿が、痛々しくて、いとおしくて、舞人、いつまでしゃべらせておくんだ、ぎゅっと抱きしめろ、だから早く抱きしめろって、……おお〜!
という感じだった。
#あそこで、もし舞人がヘタレていたら、多分、それ散るのプレイやめてたかな。(笑)
他に、とりわけいいと思えたのは、次。
>
【こだま】「『俺、なんにもしてないですけどね』」
>
【こだま】「わあ、この人は私にもっと優しくしたいと思ってるんだあ」
>
【こだま】「『もっと格好いいこと言っとけば良かったな』」
>
【こだま】「わあ、次会ったときは格好いいこと言ってくれるのかなあ」
自分のありのままを受け入れてくれて、それに好意を持ってくれるこだま先輩の真髄が滲み出てると思う。
心にストレートに来るのが、すっごく心地よかった。
極めつけは、やはり、ラストだろう。
>
【舞人】「陳腐な表現だなあ。仮にも作家志望なんだから、もっと心に響く言葉で表してくださいよ」
> 【こだま】「うーん……そうだなあ」
こだま先輩は、どんな文学的表現を引っ張ってくるんだろう、と思ってしまった時点で、既に負けている。
続く言葉を読めなかった自分の鈍さを、ありがたく思った瞬間。
それは、確かに心に響くものだった。
やられた。
トップページにもちょっと書きましたが、過去ログにおいて、ネタバレ部分の白字のほとんどを解除しました。
すなわち、最新日記以外は白字化されていないので、ネタバレ直撃度が上がっています。
過去日記を参照したりする方は、ご注意下さい。
替わりに、最新日記のバッファを、2日分から5日分に増やしておきました。
誠に勝手ですが、宜しくお願いします。
(同日追記)
不満が上がったので戻しました。(笑)
や、管理上不便だからそうしたのですが、よく考えればローカル編集の際のスタイルシート変えれば済む話でしたのでー。<あほ
○つばさシナリオ8月11日、夏の海へ向かいながら
>
【つばさ】「あはは、冗談冗談、さくっちはやっぱりそういうキャラじゃないから」
>
【舞人】「そういいながらも、郁奈との間に壁を作りながら少しずつ距離をとっているのはどういうことだ、お姉ちゃん」
>
【つばさ】「イクイク、これ以上近づいたらダメだから。人生のすべてを破棄される」
>
【郁奈】「大丈夫です。お姉ちゃんの大切な人を奪ったりしませんから」
ああ、楽しい〜。
ちょっと油断してる相手なら、動揺してしまってうまく反応できないだろう言葉をぶつけてるけど、その実は、ここまでなら言っても相手は切り返してくれると弁えた、思いやりと信頼に溢れた会話だ。
こういうの、すっごく好き。
さて、作中、八重樫も言ってるけど、この似たもの同士がどうやって友達の一線を越えるのかが興味津々。
舞人より八重樫の方がガードは固そうだけど、中身のもろさは似たようなものだと見たし。
ガードが固い分、八重樫の方がもろい気もする。
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○同シナリオ8月某日。公園にて
郁奈が落ち込んでいるところを見た。
八重樫の話では、それが、本来の郁奈の姿だという。
……結構ショック。
見た目の態度や行動でその人を分かったつもりになるのが危険なのは知ってるつもりだけど、見た目を観察することでしか内面を推し量れない身としては、これはつらい。
自分のやり方じゃ、人の見えない一面を知ることはできないという事実を、まざまざと見せ付けられてる気分だ。
確かに、どんな行動でも何かの裏返しであって、郁奈で言えば、不自然な明るさは失恋などの反動の現れ(8月30日冒頭時点では憶測に過ぎないけど)ということになるのかもしれず、その兆候はあったのに、ゲームのキャラならこれもありか、とフィルターかけて、自分で目を曇らせているようじゃ、まだまだダメだなあ、と思う。
#まあ、和人と瑛と瑞音に慣れると、郁奈のあのキャラクターもありか、と思えてしまうのは、しょうがないとも思うんだけど。(言い訳)
とはいえ、行動の裏を読むのは限界があって、ほんとに知ろうと思ったらどこかで踏み込まなければならないし、踏み込み方を間違えると終わりだったり、相手を思い遣ったつもりの行動が逆に相手を傷つけたりと、すごく難しい。
人の気持ちを察するというのは、実に難儀なことだよなあ。踏み込む覚悟、踏み込んだ後の覚悟があればいいというものでもないし。
本当に、舞人はどうするんだろう?
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○同シナリオ9月2日、シャルルマーニュにて
>
【舞人】「君には好きな人というものはおるのかね」
>
【郁奈】「や、いきなり何かと思ってしまいました。意外な質問ですねえ」
>
【舞人】「いや、まあ、俺の知り合いに郁奈と変わらない歳で、やたらと恋人候補の多いやつがいるんでな、郁奈もそういうものに興味があるのかな、と……」
> 【郁奈】「…………」
>
郁奈はしばし小首を傾げると、やがて申し訳なさげに頭を下げた。
>
【郁奈】「すいません。ご心配をかけてしまったみたいですね」
……ダメじゃん、舞人!(爆)
いやまあ、この状況下で他に聞き方があったかといえば、自分には思いつかないし、舞人の気遣い自体は郁奈に伝わってるから、これはこれでいいのかもしれないけど、こんな小さい子に見抜かれてしまっているのが何とも……。
というか。
>
【郁奈】「今のままじゃダメなんだって。今とは違う自分にならなきゃいけないんだって」
> 【郁奈】「だから、明るくなりたいと思いました」
> 【郁奈】「明るくなることにしました」
>
【郁奈】「今はまだこっちの私が嘘だけど、いつか本当に出来たらいいなと思います」
> 【郁奈】「いつか本当に、なってみせます」
あー、いや、舞人の出る幕ないし。
人のどんな姿も『私(自分)』の発露に過ぎないと思う私としては、『嘘の私』『本当の私』という表現に多少抵抗があるんだけど、それは、単に言葉の問題だけだろうし(『無理をしている私』『自然体の私』だったら、きっと違和感なく受け入れてるだろうから)、これだけしっかりとした決意を持った人間に、半端な言葉は本当にいらないだろう。
それにしても、その後の郁奈の語りは──。
郁奈の言葉を借りると、自分は書くことにでも逃げてるんだろうか。(苦笑)
1年前の自分に比べたら、これでも踏み込んでるつもり……とも言えないか。
何気に堪えるシナリオだよ、全く。
八重樫の誕生日を教えに来た郁奈を見て、
「やっぱ、キューピッドというか、背中押すやつがいないと、このタイプはくっつけないのかなあ」
とか思っていたら、舞人も郁奈をキューピッドと称していて笑った。
翌日、なぜか遊園地に出かけていて(この理由は後で分かったが)、ちょっと変わりつつあるけど、いつもの2人が微笑ましかった。
体育祭で、一等を取った八重樫と舞人の会話を見て思う。
本当に、この2人は、どうなるんだろう?
八重樫は舞人の変化にとっくの昔に気付いている。
気付いていて、やんわりと拒否している。
舞人もそれを知っていながら、少しだけ踏み込もうとする。
──その繰り返し。
見ていて、つらい。
大きく踏み込んだら一瞬で壊れそうなところも、怖い。
そして、文化祭の準備。10月28日、教室にて。
> 【つばさ】「数だけなら結構見てきたよ」
> 【舞人】「他人の経験則なんかあてになるかよ」
>
【つばさ】「へえー。そっちこそ、知ったふうなこと言ってくれるじゃん」
> 【つばさ】「したことあんの、レンアイ?」
> 【舞人】「いま、してる」
あ……。
舞人が、また一歩、踏み込んだ。
舞人が誰を好きかなんて、2人にとっては明白だ。
対象を省略することで逃げ道は残ってるけど、どんどん狭まってる。
私も覚悟を決めて、もう1つ先を見た。
> 【つばさ】「……あっそ」
冷たい目。
──ここで、限界。
こだまシナリオでの、あるがままを受け入れてくれるようなこだま先輩の好意を受け入れることも、つばさシナリオで、今、舞人が踏み込もうとしている行為も、心をさらけ出すという意味では変わらなくて、舞人のそれが自分のことのように感じられてしまうのが、きつ過ぎ。
これを踏み越えた先にある幸福感とも言える気持ちよさを知っていたって、生身の心は痛くてなかなかこれを超えられない。
他人事だろうと思っていたって、最後にはハッピーエンドが訪れると分かっていたって、先に進めたものじゃない。
悔しいぐらいに弱い自分が嫌になるけど、この気分を強く味わわせてくれる『それ散る』という作品に敬意を表する。
最終評価は、無論全シナリオ終えてからにするけど、少なくとも最初に小町シナリオ終わった時点では、こんなに「来る」お話だと思わなかった。
楽しいけど、きついよぅ。きついけど、楽しいよぅ。
こだまシナリオからこっち、ずっとそんな感じだ。
きつさが少し増してるつばさシナリオ、私に見届ける覚悟ができるまで、今しばしの時間を……。
(追記)
あー、くそぅ! 覚悟決めて次見たら、予想通りの展開だったよ!!
八重樫めーっ。
……というわけで、この(4)の日記に関しては、ウズラの卵を返せということで。(笑)
あははは。
参った。本当に参った。もう笑うしかない。
八重樫、やっぱり、あんたはすごい女だ。
とにかく、文化祭でやられた。
ここのイベントは、雰囲気も演出もすっごく好き。多分、それ散るで、今まで見てきた中で、一番好きだと思う。
距離が変わってしまった2人の、優しい沈黙。
この沈黙は、息の詰まるようなぎこちなささえなければ、私だったら、友達であれ、恋人であれ、最も望ましいと思う空間の1つだけれど、舞人はぎこちなさを感じているから耐えられない。
それで、虚勢を張って、変わる前の雰囲気を取り戻そうとする。けど、それは叶わない。
だって、息の詰まるようなぎこちなさを舞人が作っているように、その沈黙を優しいものにしているのは八重樫だから。
だから、次の瞬間、BGMが少しシリアスに変わるとともに表示される、八重樫の優しい笑顔に、はっとする。
そう、八重樫は、最初から舞人のことを拒絶はしていない。
ただ、必要以上に距離を縮められないように、ずっと、牽制していただけだ。
> 【舞人】「最近おかしいな、俺たち」
> 【つばさ】「おかしいね」
> 【舞人】「なんでだろうな」
> 【つばさ】「分かってるくせに」
眩暈が起きそうなくらい、優しい瞳。
> 【舞人】「八重樫、俺はおまえが……」
> 【つばさ】「言っちゃだめ」
>
しかし迸りでる俺の想いに、八重樫は指一本で鍵をかけた。
> 乾いた唇に触れるしなやかな指。離れてゆく瞳。
> 俺たちはいつもの距離に戻った。
まさに呪縛だ。
こんな優しい言葉で、こんな封印をされたら、本当に言えなくなってしまう。
> 【つばさ】「言ったらおしまい」
>
【つばさ】「桜井君なら分かると思ってたんだけどな。私の見込み違いだったかしら」
>
しらじらしいよそゆきの口調は、出会った頃の少女を回顧させた。
多分、八重樫は言い過ぎたんだと思う。
指先の錠だけで止めていれば、もしかしたら舞人を抑えられていたのではないだろうか。
いや……無理かな?
いずれにせよ、舞人は感情を表すことになる。
BGMが激しいものに変わり、つられるように舞人の感情も高まって、吐き出された言葉──
>
【舞人】「言わないとムカつくぐらい好きなんだよ!」
──音が、止んだ。
> 【つばさ】「あーあー」
> 【つばさ】「言っ、ちゃっ、た……」
魔法が解けた、と感じた。
結界が霧散するように感じられるこの瞬間が、もう、たまらない。
この後の舞人のあまりの情けなささえなければ、このシーン、ほんとに言うことないのに。
(舞人による、再度・三度に渡る意思確認は、八重樫じゃなくても溜息が出た)
さらに、しばらくの間、舞人の情けなさには泣けそうになったけど、修学旅行のつばさを見て吹っ飛んだ。
> 【つばさ】「抱いてくり」
……うっわ、舞人の手に負える女じゃないわ。
無論、行動の意味は分かっても、意図が分からないプレーヤーの自分も同じこと。
そして、この日記の冒頭に戻るのだが。
と、ここまで書いてから、この続きからエンディングまでを見た。
八重樫は、やっぱり八重樫だった。
> 【つばさ】「頼むから私に惚れてくれない?」
恰好いい! それでこそ、つばさ。最高。
先日、bk1で『恋愛ディストーション(3)』(犬上すくね)を頼んだついでに、『フルーツバスケット(9)』(高屋奈月)、『クリムゾンの迷宮』(貴志祐介)、『ミタライ・カフェ』『魔神の遊戯』『ロシア幽霊軍艦事件』『最後のディナー』『ハリウッド・サーティフィケイト』(島田荘司)、『イリヤの空、UFOの夏(3)』(秋山瑞人)を注文しました。
『とらいあんぐるハートビジュアルファンブック』も注文可能だったから試しに申し込んでみたんですけど、残念ながらやはり品切れでした。ちょくちょく覗いてますが、書店で見たことないですもんねー。
『クリムゾンの迷宮』は、先日勧められて買った『天使の囀り』が面白かったので、貴志さんの本を少し開拓するつもりで。
島田さんの本は、bk1で検索かけてみたら読んでなさそうなのが結構あったので、一気に購入しました。『ハリウッド・サーティフィケイト』は既読かもしれないと思いましたが、実家に全部置いてきてしまっているので確認できなかったので、見切り発進です。
読書の秋ということで、『猫の地球儀』(秋山瑞人)を読み始めてみましたが、なるほど、これは自分が読むのが苦手な文章かもしれません。
京極さんの本1ページ読むより、猫の地球儀1ページ読む方が時間がかかりそう、と言えば、分かる人には分かってもらえるかも。
まあ、のんびりと読んでいきます。
今朝、通販ついでに、虎の穴で『君が望む永遠(DC版)』などを頼んでみました。
支払いが代引きだけなので、配送先を実家にしましたから、回収するのがいつかは未定ですけど。
「いつやるの?」とか突っ込む人、嫌いです。……いや、某氏に恩を売っとこうかと思いまして。(笑)
って、それは半分冗談ですけど、折角だから、これを機に、未だやってないPC版あゆまゆシナリオのプレイも、優先順位を上げてやろうかと思ってます。DC版で、2章がどうなってるかも、純粋に興味ありますし。
PC版のプレイは、『それは舞い散る桜のように』全クリア後、次にやるゲーム(今のところ『みずいろ』が最有力)と並行して進めるつもりです。
まあ、気分屋ですので、そのときになってみないと分かりませんが。
それ散るは、ネタバレ日記ご覧になった人はお分かりのように、存分に楽しんでます。
雪村の楽しさ(残念ながら小町シナリオの楽しさ、ではないんですが)と、こだま・つばさ両シナリオで、もう十分元を取れた気分ですね。
この手の主人公がハッピーエンド迎えるの悔しいよねー、なんて話を先日の謎オフで漏らしてたりしましたが、今は少し考え方が変わって、こういうお話を心行くまで堪能できるのは、自分のような人間の特権じゃないかと思ってたりします。(笑)
まあ、自分と違ったタイプの人がどう感じるかは他の人に任せるとして、残り2人、青葉と希望も楽しみ〜なのでした。
フルバの9巻持ってるし!
いや、買った記憶あるから、おかしいなー、とは思ってたんですけどねー。
8巻までしか見当たらないから買ってみたんですが、帯で巻数が隠れていただけという罠。
あほです……。
恋ディス4巻読みました。
……あのー、小向井党首の主張を私に捧ぐって、どういう意味でしょうか?(汗)
1. 「たまには肉とか、野菜とか点心とか、こってりトンコツとか、食べたくならんのか、男なら!!」
2. 「『俺の人生悔いはない』!!」
3. 「本気になれないし、永くなんてつづくワケもない」
4. 「どんなことをしてもしがみついていたいと思う相手なんて、想像もつかん」
5. 「だから──探してるんスよ。生身のオレを抱きしめてくれる相手を」
どれを捧げられても、偉く複雑な気分なのですが。(苦笑)
まあ、でも、次で最終巻というのは、実に惜しいですね。
小説は……さすがにハードカバー含め一気に7冊積まれると、どれから手をつければいいのか悩みます。
つーか、積んじゃダメなのにねー。
まあ、ぼちぼちと適当に。
某氏が「今更遅いよ、ずるいよ、わからないよ」というセリフを使ってて、それって元ネタなんだっけ……とひっかかりつつも思い出せなかった。
……30分後に思い出したときの気分といったら。(汗)
何を今さら、と言われそうな気もするけど、軽薄なのを自覚しているのとしてないのとでは大違いな訳で。
いや、分かってやってりゃ、何やってもいいなどとは、さすがに思ってはいないけど。
でも、分かっていないよりはマシかとも思う。
そんな話はさておき、自分が素で薄情であることを実感すると、さすがになんだかなーと思うのだった。
昨日、眠る前に軽く読書を、と思った。
『クリムゾンの迷宮』は読みやすいから、止めどころが難しいと言われたので、幽が出てきたくらいのところで読むのを中断してた『猫の地球儀』を再開。
うーん。読み慣れれば、どうということはなかった。
2時過ぎから読み始めて、上下巻とも読了して、気が付いたら4時半。ふむ、読書の秋だねえ。
読むペースは、世の中の平均(って、非常に観念的の気もするが)より少し早いくらいじゃないかと踏んでいる。
#web関係の知り合いの中では、もしかすると遅い方に分類されるのかもしれないけど。
ただ、じっくり、ゆっくり読む、ということができないので、読むのが遅いと言ってる人をたまに羨ましく思ったりもするのだけど。
XPのSP1はDLだけはしたので、寝る前には充てておこうっと。