海外で通用する資格・免許
一口に海外資格といっても、様々なものがある。受験資格で厳格な要件を定めているものが多く、実際検討に値するものはそう多くない。そこで、以下においては、少し勉強すれば皆さんでも取得できる資格を厳選して、紹介することとする。
海外資格はこれらの他にもたくさんあるが、その中には日本でまだ認知されていないものも多く、今回挙げたもの以外については取得のメリットがそれほど高くないものが多い。 しかし、日本の国際化や規制緩和が今後一層進んでいくにつれて、海外資格の取得者も活躍できる場面が徐々に増えていくものと思われる。現に、外国で弁護士や医師となる資格を有するものについて、一定の範囲で日本国内で活動できる途がすでにできている。特に、今回採りあげたCPAやEAについては、今後とも日本国内での活動分野が広がってくると思われ、今後とも注目に値する資格といえよう。
1 TOEFL等
TOEFLは英語圏(主としてアメリカ)の学校に留学する人用に設けられた、英語力を診断する試験である。外資系企業等で受験を課されることもある。世界各国で実施されており、その評価も高い。本屋等で関連書籍が市販されているので、興味のある人は参照するとよい。
なお、TOEFLの他にもいくつか類似の試験があるが、認知度が低いために特に指定された場合でない限り、受験しない方がよいであろう。 海外留学を目指す人にとっての資格としては、このほかにもGRE、G─MAT、IELTSなどがある。
2 漢語水平考試(HSK)
この試験は中国の国家委員会が実施しているものであり、中国本土においてはもちろんのこと、中国語圏である台湾やシンガポールなどでも人気の試験である。日本で実施されているのは初級・中級だけであるが、数年中に上級試験についても実施が見込まれている。今後の世界経済を動かすのは中国だといわれている点からも、中国語に関する国家資格を今のうちから得ておくと将来的に役立つものと思われる。
3 米国公認会計士(CPA)・米国税理士(EA)
これらは、近年サラリーマンの間で人気となっている資格である。日本で公認会計士・税理士の資格は難関といわれているが、国際会計基準の導入に伴い、これらの資格で日本でも一定の業務ができ利用になり、将来的にはより一層の人気が予想される。
要求される英語力はさほど高いものではなく、簿記会計に関する勉強をしたことのある人は比較的容易に勉強を勧めていくことができよう。なお、CPAはアメリカで受験しなければならないが、EAに関しては日本でも受験が可能である(東京のみ)。
4 マイクロソフト認定技術者(MCP)
ご存じWINDOWSで知られるマイクロソフト社の専門家であることを認定する資格である。世界中の企業における認知度も抜群で、有資格者は即戦力として引く手あまたである。さらに、昨年一〇月からは、一科目でも合格すればMCPとして認定されることになったため、合格しやすくなった今がチャンスである。
試験は専門的事項が多く出題されるので、合格するためには専門学校などで行っている養成講座を受講した方がよい。
5 スキューバダイビング
スポーツの資格として国際的に通用するのはスキューバダイビングの資格、一般にCカードといわれるものである。これさえあれば、世界中の海でスキューバダイビングを楽しむことができる。四日程度の講習を受ければ誰でも有資格者となれる。ちょっと人に自慢できる趣味となることは間違いないであろう。