'01青少年のための科学の祭典北海道大会
ブースレポート(メイン会場と暗室実験コーナー)
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日時:2001年8月18日(土)、19日(日)
 会場:岩内地方文化センター

 2001年8月17日(金)、早朝出発した黄色のエプロンの北見チームは、どこにも寄り道などすることもなく(決して小樽
水族館や余市のニッカウィスキーや泊村のとまりん館などには行ってません)、準備のため会場に入りました。準備を
終わらせると会場の裏の空き地では、生演奏の盆踊り大会が開かれていて、多くの町民で賑わっていました。
  2001年8月18日(土)、祭典初日のこの日はなんと小学校が始業式ということで、午前中は来場者もまばらでしたが、
午後からは大盛況でした。
  さて、ブースレポートですが、残念ながらすべてのブースを回ることはできませんでした。掲載できなかったブースの
皆さんごめんなさい。 ちなみに、自分のブースも写真を撮るのを忘れていました。失敗失敗。
  それでは早速ブースレポートをはじめます。

1 黒インクの謎
岩内高校増子先生、室蘭工業大学1年久末く

 黒い水性のインクをにじませると、紫や水色などいろいろな色が出てきます。これらの色が混ざり合って黒になるんですね。
2 動力がないのにプロペラが回転する飛行機
室蘭市青少年科学館難波先生

 画用紙で作る紙飛行機です。主翼の先に糸をつけて飛行機を回すと、飛行機先端のプロペラが「からから」と心地よい音を立てて回転します。
3 乾電池テスターを作ろう
羽幌高校斉藤先生

 サーモテープというものを使って、乾電池がまだ使えるのかどうか、調べることができるそうです。使える電池の時は、黄色のサーモテープがオレンジ色に変化します。
4 3Dぼっくすを作ろう
札幌啓成高校石川先生

 絵の描かれた画用紙を切って箱を作ります。角に作った穴から、箱の中をのぞくと中の絵が浮き上がって見えます。錯覚の応用だそうですが、浮き上がって見えるようにするのは、ちょっと複雑なようです。
5 不思議な円形流体
北海道大学加藤先生、北海道大学工学部4年村上くん

 洗濯機が回っているとき、中の水の中心部分はへこみます。ところが、水の上に油が乗っている状態で回転させると、逆に水の中心が盛り上がります。この現象は水と油の粘っこさの違いによるものだそうです。
6 モアレであそぼう
羽幌高校南川先生、羽幌高校の生徒さん

 細かい網目のネットの前にストライプのシャツを着て立つと体のでこぼこが等高線のように(モアレ縞という)現れます。カラーのシャツでは、モアレ縞もカラーになるそうです。
7 回るモアレ灯ろう
羽幌高校の生徒さん

 「モアレであそぼう」を灯ろうにしたものです。ろうそくに火をつけると灯ろうが回ります。そしてモアレの縞模様も変化します。なかなか面白い工作でした。
8 偏光板のふし
鹿追高校織田先生、佐々木先生

 偏光板というものを使った実験が次々に出てきます。黒い壁が見えるのに、実際は無かったり、透明なセロテープに色がついたりします。お二人の先生は理科が専門ではなくて、国語と英語の先生だそうです。
9 コロリンカン
帯広市立西小学校山崎先生、杉山先生

 空き缶を転がすと、なぜか戻ってきます。缶の中には輪ゴムとおもりがあるだけです。簡単に工作できるので、子供たちも楽しそうに作っていました。
10 氷つり
登別高校田渕先生

 氷で糸を釣ります。針はありません。糸だけでは釣れないので、塩をふりかけます。塩をふりかけるとなぜ氷がつれるのでしょうか。熱気あふれる会場の中で、氷はとても涼しそうでした。
11 糸を吸って吹き出すストロー鉄砲
北方圏理科教育振興協会斉藤先生、北大工学部3年笠野さん

 ストローを吹くと、輪にした糸がくるくる回るように工作するブースです。いろいろな色の糸で輪を作っているので、とてもカラフルでした。写真にもありますが、扇風機の上で浮いている紙風船が会場でもひときわ目立っていました。
12 おもさとつりあいのふしぎ
札幌平岸高校横関先生

 上皿天びんやばねばかりのあるこのブースは学校の理科室を思い出させてくれます。質量や体積と浮力との関係がよくわかりました。全ブースの中で一番頭を使うブースでした。
13 リサイクルペーパーはがきを作ろう
羽幌高校土谷先生、羽幌高校の生徒さん

 牛乳パックをミキサーにかけたりしながら再生紙を作り、はがきにしていました。環境に優しいブースですね。これからはこのようなブースが増えるでしょう。
14 クリップモーターを作ろう
羽幌高校宮野先生、羽幌高校の生徒さん

 とっても簡単な構造のモーターです。材料はクリップ、単3乾電池、エナメル線、磁石です。配線をする必要が無いので、とても簡単に作ることができます。写真のモーターも勢いよく回っていました。
15 いろいろな虹
本別高校田端先生

 暗室実験コーナーに入ったとたんきれいな虹が浮かび上がっていました。虹ビーズという小さなプラスチック球を黒い紙に貼ったものにライトの光を当てると、虹が発生します。この虹ビーズが雨粒の役目をしているようです。
16 テスラー電流
北海道大学1年松尾くん

 暗室実験コーナーの中でバチバチと大きな音を立てていたのがこのブースです。2つの電極の間で火花が飛ぶと、子供たちは驚いていました。火花のそばに蛍光灯を近づけると、蛍光灯は光ります。なぜなんでしょう。
17 紫外線の不思議
札幌清田高校鶴岡先生、倶知安高校の生徒さん

 暗室実験コーナーの前の明るいところでまず絵を描きます。その時、蛍光ペンを使います。暗室に入って、その絵にブラックライトで紫外線を当てると、きれいに光ります。とても怪しい雰囲気がとてもよかったです。
18 不思議な木ーホルダ
札幌南陵高校の生徒さん

 とても不思議なものを作っています。実際にはありえない形で木が組み合わさっています。作り方をここで紹介するのはやめておきます。ただ、写真を見たらわかっちゃうかな。
19 「結晶の成長を見よう」と「振動反応による水溶液の色の変化」
札幌南陵高校の生徒さん

 試験管の中できれいな結晶が成長する実験と、試験管の中の液体が透明になったり青くなったりする実験がありました。どちらも試験管の中で起こる不思議で、かつ美しい実験でした。
20 ウォーターハンマー
札幌南陵高校の生徒さん

 試験管に水を入れて、口のほうを温めてゴム栓でふさぎます。そして、この試験管を振ってみるとカチカチと音がします。この現象はスチームの暖房がガンガン音を出すのと同じ原理だそうです。北海道ではおなじみの現象なんですね。
21 たつまきを見よう
札幌南陵高校の生徒さん

 大きな透明な筒の中で竜巻が起こっています。上ではファンが回っていて煙を吸い上げているようです。竜巻の被害が時々報告されますが、このような装置で簡単に作り出すことができるのですね。
22 音を分離して耳の秘密を探ろう
札幌南陵高校菅原先生、北海道情報専門学校1年弓削くん

 音の高さによって、長さの異なるピアノ線が振動する装置です。高い音では短いピアノ線が、逆に低い音では長いピアノ線が振動します。人間の耳も同じような原理で高い音と低い音を分離しているそうです。
23 ウラニナイトの放射線
倶知安高校佐々木先生

 ウラニナイトというのは、強い放射能を発する自然にある石だそうです。放射線カウンターを近づけると、コツコツという音がとぎれなく聞こえます。
24 バランストン
倶知安高校の生徒さん

 非常に簡単な工作です。図面のとおりハサミで画用紙を切って張り合わせるだけで、トンボの形をしたとってもおもしろいやじろべえが出来上がります。
25 スーパージャンピングボール
倶知安高校の生徒さん

 3つのボールを重ねて落とします。一番下がスーパーボール、真ん中が木のボール、一番上がピンポン玉です。ボールが1個の時は落とす高さより上には上がらないのですが、この場合のピンポン玉は数メートルの高さまで上がります。すごい!
26 パイプホン
倶知安高校の生徒さん

塩ビ管で作ったパイプをたくさん並べてあります。それぞれ長さが異なり、サンダルでパイプをたたくと音階を奏でることができます。たたくところがピアノの鍵盤の配列と同じになっており、演奏も簡単です。いろんな曲が会場いっぱいに響き渡っていました。
27 空間のひずみを体験しよう
北海道東海大学非常勤講師今野先生

 ビーチボールの表面に書いた三角形の3つの内角の和は180度にならないのだそうです。確かに180度より大きくなります。テニスボールを裏返すには、ワープができればテニスボールを切らなくても良いそうです。難しいけど、興味のある人にはとても面白いブースです。
28 なぜに色付く?白黒ぶんぶんゴマ
札幌市立あいの里東中学校本間先生、札幌市立向陵中学校長内先生

 白黒の模様を描いた紙を円形に切り、輪ゴムを通してくるくる回転させると、色付いて見えます。ベンハムのコマというものだそうですが、どうして白黒なのに回転させるだけで色が付くのでしょうか。
29 光るアクセサリーを作ろう
札幌市立厚別南中学校青柳先生

 暗いところへ持っていくと、ぼーっと光るアクセサリーを作っていました。畜光性顔料というものなどを使っているようです。常に子供たちが列を作って並んでいました。
30 光通信キットを作ろう
公立はこだて未来大学2年渡部さん、平澤さん、伊藤さ

 光を使って通信するキットを作っています。ただ、どうしても目がいってしまうのは隣にいるロボット犬「AIBO」です。大学の先生から借りてきたそうです。ずっと愛嬌を振りまいていました。
31 平面に描いた絵を立たせよう
中標津高校の生徒さん

 円形の画用紙に、白黒の円を重ねて並べます。これを回転させると、あら不思議、だんだんと絵が立ってくるように見えます。どうしてなんでしょう。今回は錯視系が多いですよね。僕も次は考えてみようかな。
32 塩ビ管パンフルート
北見工業高校佐藤先生、科学部の6名のみなさん

 空きビンをフルートのように吹いて鳴らしたことはありませんか。これと同じ原理で、長さの異なる塩ビ管を並べて音階を出せるようにしたものがパンフルートです。きれいな音が出せるようになるには練習が必要ですね。
33 30倍で拡大すると
留辺蘂高校早津先生

 カラー印刷のチラシや、布、皮膚などを30倍で拡大してみると、普通見ている状態とはちょっと違う世界が現れます。早津先生の巧妙なおしゃべりで子供たちも楽しそうに見ていました。
34 サケ卵の初期発生
石狩南高校の生徒さん

 サケの卵(イクラですね)の細胞分裂の状況を顕微鏡でじっくりと観察することができます。ブースの後ろにはていねいな説明の図が張ってあったりして、とてもわかりやすく説明してくれました。
35 雲をつくろう
芽室高校村田先生、白樺学園高校芦澤先生

 ペットボトルがぱんぱんになるまで空気を入れます。このとき使うのが、ジュースなどを飲みのこしたときに炭酸が抜けないように空気を入れる道具だそうです。ぱんぱんのペットボトルから一気に空気を抜くと、ペットボトルの中に雲が現れます。一瞬の出来事でした。
36 キノコをアートしよう
札幌東高校干場先生、札幌市立高等専門学校4年真野さん、松本さん、3年四方さん

 キノコの絵が後ろにずらーっと並んでいて、実際のキノコもあり、何十色もある色鉛筆が並んでいたり非常にカラフルなブースです。毒キノコの話しやおいしいキノコの話しなど、キノコに関する話をたくさん聞くことができました。資料もいただいちゃいました。ありがとうございます。
37 植物の標本をつくろう
札幌市立高等専門学校2年及川さん、滝本さん

 いろいろな植物のきれいな標本をつくっていました。接着剤付き透明フィルムシートを使うところがミソですね。子供たちも楽しそうにつくっていました。
38 クギがまわる単極回転
北方圏理科教育振興協会斎藤先生、北海道大学理学部2年西谷くん

 電池のプラス極に磁石の付いたクギをくっつけて、マイナス極とクギを銅線で結ぶとなぜかクギが回転します。かなりの勢いで回っています。この現象も非常に不思議です。
39 エアキャノン
butukura河田くん、友田くん、山下くん、

 透明なアクリルのパイプの先と後ろにコルクを差し込み、片方から棒を勢いよく差し込みます。的のカードに当たると、それがもらえると言うことで、子供たちはどうすればまっすぐに飛ぶのか工夫をしながら遊んでいました。
40 風船ホバークラフトで遊ぼう!
余市高校高橋先生、butukura高橋先生、島崎さん

 ゴム風船とフィルムケース、CD-ROMでつくるホバークラフトです。風船からの空気でホバークラフトが浮き上がり、摩擦が少なくなるため同じスピードで進みます。テーブルの端まで来ると自動的に止まるという優れものです。
41 とらいあんぐるミラー
butukura酒井くん、下川原くん

 3枚の薄いプラスチック製の鏡を張り合わせて三角すい状に組み合わせると、万華鏡のように見えます。僕のブースの隣で実験していたのですが、時間を追ってどんどん工夫が進み、とても楽しい万華鏡が次々と生み出されていました。
42 空気で遊ぼ
北見市立北光小学校鈴木先生、北見市立北光中学校の生徒さん

 今回一番若いデモンストレーターです。風船がしぼむときに出る空気を利用して、ぶーぶー笛を鳴らします。子供たちにていねいに説明していました。僕の壊れた笛もあっという間に直せるほど技術的にも素晴らしかったです。
43 何でもスピーカーにしよう!
北網圏北見文化センター協力会米田先生、常呂町立常呂中学校石原先生

 紙コップとエナメル線と磁石などでスピーカをつくっていました。なんとそれがそのままマイクにもなってしまうというとっても驚きの内容です。自分でつくったマイクを使ってスピーカーから声が出ると子供たちは感動していました。
44 絵っ?見えな〜い!!
広尾町立広尾小学校那須野先生

 プラスチックのコップを2つ用意します。内側のコップには目と鼻と口を、外側のコップには顔の輪郭と髪を書きます。2つのコップを重ねて水の中に入れると、なんとのっぺらぼうになってしまいます。つまり、内側のコップの絵が消えちゃうんですね。
45 ストローを使った「紙玉でっぽう」
北海道教育大学函館校高橋先生

 「39エアキャノン」の小さなものを実際に作ってみようというブースです。子供たちにとても人気があり、材料の準備が追いつかないくらい、たいへん賑わっていました。
46 葉脈のしおりづくり
鹿追高校福間先生、飯沼先生、帯広三条高校前田先生

 薬品(水酸化ナトリウム水溶液)を使って葉の葉脈だけを残して、しおりをつくります。とてもきれいなしおりになります。ちなみに飯沼先生は学校で事務の仕事をしているそうです。

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