連協ニュース


連協ニュース連協ニュース2009年3.4月(春)号

☆さくら咲く 仙川保育園民営化問題によせて☆

調布も舞台となった大河ドラマ「新撰組」はほんの150年前の出来事です。サッカーのJリーグは「百年構想」をテーマに地域に根ざしたスポーツ文化振興を目指しています。ロハスなる言葉の流行もあり、そこから読み取れるのは「持続可能」という言葉です。
緑豊かな地域で子どもの健やかな成長を祈るそんなささやかな願いはいつの時代も私たちが持ち続けたものです。

しかし、そんな社会の実現へ向けての具体的な手法は常に行政と市民との間で一致するものではありません。その開きを埋める作業は、新撰組の時代と現在とでは大きく異なるものでなくてはなりません。

仙川駅の老朽化と周辺整備の為に駅前に咲き誇る2本の桜の木を伐採する。そんな計画に反対の声を上げたのは地域の住民でした。何度も話し合いが行われ、市と住民の討論会は結局市長の撤回で伐採は中止(1本は移植)になったことは、朝日新聞でも当時話題になりました。

行政は良かれと思って都市整備を計画したが、市民との対話の中で計画を変更するという一見当たり前のような出来事も「市長の大英断」などと評され私の記憶に今も残っております。それでも大切なのは「英断」ではなく何度も、何度も要望を出し、署名を書き・集めた市民一人ひとりの積み重ねであります。


150年前のような「もう決まっている」のではなく「誰が」それを決めたのか。誰の為で、誰が望んでいるのかであります。それは近年の市民社会としてのしごく当たり前の原則です。

時代は大きく揺れ動きます。「民にできるものは民で」という「小さな政府」を目指した社会は「百年に一度の未曾有」の不景気にぶつかっています。ならば「大きな政府に」というほど話は単純ではありません。
しかしそんな「流行」に左右される部分に「子育て」を含めるべきではないと私は考えています。これからの百年も子どもが健やかに育つ「持続可能」な社会を目指すことは私たち大人の義務でもあります。
整備された仙川駅前では毎年満開の桜の花の下でコンサートが開かれます。


☆署名への協力 本当にありがとうございました☆

仙川保育園民営化に関する陳情書について、みなさまから集められた署名は9,730筆です。
短期間でこれだけ多くの署名を集めることが出来たこと深く感謝いたします。本当にありがとうございました。

 仙川保育園父母会長さんからも、みなさまの取り組みに対してお礼を頂きました。

陳情書については厚生委員会では十分な議論もされず趣旨採択という結果になりました。 この間の流れは、ある日突然説明会と称した会が開かれ、いきなり「民営化」という「決定事項」を突きつけられるというものです。

調布市は今後もこのような手順?で公設保育園を順次民間業者へ委託する方針であるとはっきり明記しています
。 この問題は仙川保育園という1つの園に留まらず、いつか私たちにも降りかかってくる問題です。

また今回に関しての市の対応も拙速かつ形式的なもので、説明責任をはたしているとは思えません。
今後も十分な説明と議論を要求していきます。みなさまも是非関心を持ち続けてください。

☆民営化問題の学習会を開きます!☆


来る4月11日(土) 午後6時半より国領のアクロスホールにて学習会を開きます。

明星大学教授 垣内国光先生を講師に
民営化問題等についてお話いただきます。

参加費無料

ぜひ、お越し下さい。


           


      ☆連協事務局より☆


編集後記:東京都の保育園は全国的にも先駆的な役割を担ってきました。全国に先駆け子どもの発達を保証し、その為の運動を支えてきたのは、沢山の現場の先生達でありました。

子どもを中心に考え国や都、市区町村に掛け合いより良いものへと訴え続けた運動は多くの実を結び現在に至っています。
現在管理職の立場となられた先生方も昔は保育の環境改善を求め活動されたと想像します。

今私たちが守りたいのは、そうして築き上げた現在の保育園であり、それは貴重な財産だと多くの市民の思いと共有できるからです。
    (2008年度編集担当)



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(編集担当 事務局)


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