第二十七回 平成15年11月11日 お題【切符】
得票 句 作者 3点句選者
9点 最果ての駅舎に氷雨切符撃つ 【眠奈】 (立桃、胡丘)
7点 切符出す改札口に萩の花 【華車】 (鷹見)
6点 無人駅木の実時雨の切符箱 【鷹見】 (十茶)
6点 飯田線切符拝見富有柿 【眠奈】 (華車)
4点 切符買う指も小銭も寒き朝 【十茶】 (眠奈)
4点 幸福という名の切符そぞろ寒 【眠奈】 (光彩)
4点 切符箱変わらぬままに山の秋 【鷹見】
4点 乗り越してさがす切符やそぞろ寒 【走月】
3点 北風に切符追う手の老極む 【光彩】 (走月)
3点 ポケットに切符の半券冬支度 【十茶】
2点 切符買いこれより夜長旅列車 【華車】
2点 穴のあく切符に北風吹き抜ける 【走月】
2点 行く秋や古き映画の破れ切符 【走月】
2点 冬ざれてノルマの切符初舞台 【光彩】
1点 旧駅舎枯れ草纏う切符箱 【光彩】
1点 初時雨切符売場で一服す 【胡丘】
1点 赴任地へ片道切符冬ざるる 【十茶】
1点 秋高し史跡めぐりの切符買う 【鷹見】
1点 秋冷えの枕に飛蚊(ひぶん)死の切符 【立桃】
1点 符切る鋏懐かし暮の秋 【華車】
晩秋や切符片道混濁の杜(もり) 【立桃】
酉の市きっぷ買う間ももどかしく 【胡丘】
霜の夜五輪切符の行方追ふ 【胡丘】
夜寒さや頭鳴り冥土の切符かな 【立桃】
【自由句】
7点 海に建つ紅葉の中の大鳥居 【鷹見】 (光彩)
6点 頬を掻く幼子の顔とろろ汁 【十茶】 (鷹見、眠奈)
6点 里人となりて一夜の新酒飲む 【鷹見】 (十茶)
6点 嬉々として朝露払い犬駆ける 【十茶】
5点 冬の朝立ち食い蕎麦に脚なびく 【胡丘】 (華車)
5点 予期もせぬ断筆の秋頭鳴りかな 【立桃】
4点 鼻汁をすする暇に鍋の湯気 【光彩】 (走月)
4点 木枯らしや街灯ゆらし影止める 【胡丘】
3点 武蔵野の紅葉深し平林寺 【十茶】 (胡丘)
3点 果実酒の香味待ちわぶ冬初め 【胡丘】 (立桃)
2点 柚子摘みて蓋に湯気立つ夕餉かな 【華車】
2点 屁を放りて耳掻き止むる夜寒かな 【走月】
2点 初時雨古峰神社大天狗 【眠奈】
2点 仏壇に栗飯供え皆の箸 【華車】
1点 釣堀りの人まばらなる十一月 【鷹見】
1点 雑炊や病む身を包む命かな 【光彩】
1点 松茸を知らず踏み行く山歩き 【華車】
1点 心病む息子自立に秋の虹 【立桃】
1点 寒暁に咳一つ聞く出城かな 【走月】
1点 坪庭に北山時雨京の夢 【眠奈】
1点 星供に煙りふっかくる漢かな 【走月】
隙っ歯に楊枝挟まる木枯らし夜 【光彩】
筆納め血圧上がり病む秋や 【立桃】
柚子味噌の甘さが胸に沁みる宵 【眠奈】
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